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《NY市場・11月29日の結果》
『DAW平均』;13021.82(+36.71) 『ナスダック指数』;3021.03(+20.25) 『S&P 500』;1415.95(+6.02) 《シカゴ日経平均先物》;9455.00(+115.00) 《為替》;1$=¥82.12(+0.05) 《WTI原油先物》;$87.76(+1.27) 《GOLD》;$1415.95(+6.02) ☆29日のニューヨーク株式相場は、大幅な財政緊縮となる「財政の崖」回避に向けた政府・議会の協議をめぐる思惑が交錯する中、良好な米経済指標に下支えされ、小幅続伸した。 優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比36.71ドル高の1万3021.82ドルで取引を終了。 ハイテク株中心のナスダック総合指数は同20.25ポイント高の3012.03だった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3071万株減の6億7726万株。 朝方は、米国の第3四半期(7~9月)の実質GDP(国内総生産)の大幅な上方改定など、良好な経済指標を手がかりに堅調に推移した。 しかし、共和党のベイナー下院議長が記者会見で、「この2週間の(財政の崖をめぐる)交渉で実質的な進展はない」と発言。 与野党が崖回避で早期に合意するとの期待感が後退し、ダウ平均は一時、前日終値比でマイナスに転じた。 ただ、この日にガイトナー財務長官が与野党の幹部らと会談するなど、政府・議会の協議は加速している。 与野党ともに「支持者への体面を保つためにも、すぐには妥協できないが、妥協のタイミングを計っている状況」(大手証券)として、最終的には合意に向かうとの観測が市場では根強く、引けにかけて相場は持ち直した。 また、この日のGDPの大幅上方改定を受けて市場は、「財政の崖問題が片付けば、来年半ば以降、米経済は住宅市場の回復などを背景に堅調に成長する」(同)との見方を強めている。 そのため、財政の崖をめぐる不透明感が強い中でも、積極的に売りづらい状況が続く、との指摘が聞かれた。 個別銘柄では、高級宝飾ブランドのティファニーが6.2%安。 13年1月期通期の利益見通しを再び下方修正した。 一方、多機能携帯電話(スマートフォン)の「ブラックベリー」を手掛けるカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が、大手証券の投資判断引き上げを受けて買われた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2012 08:19:05 AM
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