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《東京市場*来週の展望》(4月第1週)
☆名実ともに新年度相場入りする来週(4月1-5日)は、重要イベントにらみの展開になろう。3月日銀短観(1日)に続き、黒田日銀新総裁の下で初となる金融政策決定会合(3-4日)が予定されている。 日銀短観は3四半期ぶりの改善が見込まれ、先行き見通しを含め、期待は高まりつつある。 一方、決定会合では大胆な追加金融緩和策が期待されるが、これまで黒田発言が繰り返されてきた経緯から、織り込みが相当程度進んでいるとみられ、想定外の緩和策が出ないようだと材料出尽くし感が強まる可能性がある。 一方、需給面では、メーンプレイヤーである外国人の投資スタンスに変化の兆しが出てきた点は留意しておく必要がある。 東証が3月28日に発表した3月第3週(18-22日)の投資主体別売買動向によれば、外国人は19週ぶりに売り越し(売り越し額918億円)に転じた。 この週は、キプロス問題に揺れ、リスク・オフの姿勢に転化したが、これが一過性のポジション整理にとどまるのかを見極めたいところだ。 すでに、主力株の一角には25日移動平均線を割り込む銘柄が散見されており、海外勢の資金流入にブレーキが掛かるようなら、調整色が漂うことになりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 30, 2013 07:33:30 AM
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