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《NY市場・5月3日の結果》
『DAW平均』;14973.96(+142.38) 『ナスダック指数』;3378.63(+38.01) 『S&P 500』;1614.42(+16.83) 《シカゴ日経平均先物》;14210.00(+300.00) 《為替》;1$=¥98.10(+0.15) 《WTI原油先物》;$95.61(+1.62) 《GOLD》;$1470.00(+2.30) ☆週末3日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計で就業者数の伸びが市場予想を上回ったことを受けて大幅続伸した。 優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時、1万5000ドルの大台を突破。 終値は前日比142.38ドル高の1万4973.96ドルと、約3週間ぶりに史上最高値を更新した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同38.01ポイント高の3378.63だった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3957万株増の7億1483万株(暫定値)。 4月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月比16万5000人増。 低調だった3月の増加幅についても10万人以上に上方改定され、雇用市場が着実に改善しつつあることを示した。 欧州や中国を中心に世界的な景気減速が懸念される中、「少なくとも米国経済は堅調なことが確認できた」(準大手証券)として、株式だけでなく原油先物など、運用リスクの高い資産が幅広く買われた。 ただ、「3月に発動された連邦予算の強制削減の影響が本格化するのはこれから」(経済調査会社)といい、今後数カ月は経済活動が鈍化するとの見方が多い。 また、世界景気の先行き不透明感を背景に製造業などは伸び悩んでおり、「景気の下ブレ懸念が完全に払拭されたわけではない」(機関投資家)との指摘も聞かれた。 これまで、景気の影響を受けにくい製薬などのディフェンシブ銘柄が物色されたのに対し、この日は建設機械大手キャタピラーや複合企業ゼネラル・エレクトリックといった景気敏感株が買われた。 雇用統計を受けて、「景気敏感株へのシフトが継続するか、注目している」との指摘もあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 4, 2013 07:10:52 AM
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