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《NY市場・7月5日の結果》
『DAW平均』;15135.84(+147.29) 『ナスダック指数』;3479.38(+35.71) 『S&P 500』;1631.89(+16.48) 《シカゴ日経平均先物》;14440.00(+460.00)★ 《為替》;1$=¥100.05(-0.06)★ 《WTI原油先物》;$103.63(+2.39)★ 《GOLD》;$1222.40(-29.50) ☆週末5日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計で労働市場の堅調な回復ぶりが示されたことを好感して大幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比147.29ドル高の1万5135.84ドルと、引け値ベースで約1週間ぶりに1万5000ドル台を回復して終了。 ハイテク株中心のナスダック総合指数は同35.71ポイント高の3479.38だった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は、取引時間が短縮された前営業日と比べ、1億4316万株増の6億2484万株。 前日の独立記念日は休場で、4日間の連休に入った市場参加者が多く、取引は低調なままだった。 6月の雇用統計によると、非農業部門就業者数の伸びは前月比19万5000人と市場予想を上回ったほか、4月と5月の就業者数の伸びも19万人台に上方修正。 賃金も上昇するなど明るい要素が多く、市場は「今後の消費拡大への期待感を高める内容」(大手証券)と評価した。 一方、堅調な雇用統計を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的金融緩和策の縮小を9月から開始するとの見方が有力となり、長期金利の指標である10年物米国債利回りは2011年8月以来、約1年11カ月ぶりに2.7%台に上昇。急激な金利上昇は住宅市場などに冷や水を浴びせる可能性があるが、「市場は既に緩和縮小をかなり織り込んだ。 金利上昇と景気回復をてんびんにかけ、回復の方を重視した」(同)との指摘が聞かれた。 また、ニューヨーク市場が祝日で休場だった間に、欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行(BOE)が低金利政策の長期化を示唆したことを受けて欧州株が上昇したことも支援材料となったもようだ。 個別銘柄では、金利上昇を受けて貸付の利ざやが拡大するとの観測から、PNCファイナンシャル・サービシズなどの地銀大手の一角が人気を集めた。 一方、電力大手エクセロンなど、これまで配当利回りの高さを理由に買われてきた銘柄は売りが目立った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 6, 2013 07:56:41 AM
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