ルゼルの情報日記

《NY市場*2月26日の結果》

『DAW平均』：18214.42（―10.15）
『ナスダック指数』：4987.89（＋20.75）
『S&P500』；2110.74（―3.12）

《シカゴ日経平均先物》円建て；18875.00（＋250.00）

《為替》；１＄＝￥119.424（＋0.599）

《WTI原油先物》；＄49.03（―1.96）

《GOLD》；＄1209.30（＋7.80）

☆26日のニューヨーク株式市場は、原油価格の下落が重しとなり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比10．15ドル安の1万8214．42ドルと、3日ぶりに反落して終了した。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同20．75ポイント高の4987．89と反発、2000年3月以来となる5000の大台が目前に迫った。
　ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1426万株増の7億1847万株（暫定値）。

　イエレン連邦準備制度理事会（FRB）議長の議会証言などを受けて、ダウ平均は前日まで2日連続で史上最高値を更新したこともあり、この日は利益確定の売りが先行。
原油が大幅反落したことで、エネルギー株を中心に値下がりした。

　ただ、ギリシャ問題など世界経済の不安要因が後退する中、ダウの下げ幅は限定的。前日11営業日ぶりに下げたナスダックは再びにぎわい、15年ぶりの5000台にあと約12ポイントに迫った。
市場関係者からは、「引き続き上値を試す展開が予想される」（準大手証券）との指摘が聞かれた。

　個別銘柄では、シェブロンが1．4％安、デボン・エナジーは4．4％の大幅安。
多額の和解金支払いで米司法省と基本合意したモルガン・スタンレーは1．5％下落した。
一方、3月9日に「アップルウォッチ」の詳細を発表する見通しと伝わったアップルは1．3％高。
グーグルが2．2％高、フェイスブックが1．1％高と大手IT株の上昇が目立った。