カテゴリ:日常
台北からのフライトは広島直行便
夕方出発すると、じきに赤く陽が暮れ、降下を始めるころには全くの夜 飛行も終わりに近づき低空になると、街と、連なる道路の明かりが見えてくる ある輪郭でくっきりとした形は海岸線なのだ 四国の海岸と思っていると、陸地の部分がすぐに終わり、また新しい海岸線が現れる 瀬戸内海の島々を見ているのだった いきなり広く明るい野原が現れる 見慣れた形は西広島飛行場や、工場のある広島のデルタの南の端 出島、平和公園、広島駅、比治山と 地上からいつも見慣れた風景を、空から東に向かってスクロールしていく 原爆投下の時、平和公園の北の端にあるT字型の相生橋が、広島であることを確認するための目印となった 高度30000フィートを超える上空から昼間に広島市を真下に見降ろした写真を思い出す 今は冬の夜 東部の山間にある広島空港に向かって低空になりつつある夜の飛行機からは、相生橋の形はわかりませんでした その代わり 夜間照明の点灯した野球場、テニスコートがあちこちにあるのがよくわかる そこでは夜の余暇を使ってスポーツに興じている人達がいるはず 平和なのだなと思う 病気になると健康の有難さがわかるように、今は平和でない時の苦しみを知らない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/09 09:43:08 PM
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