参院選に長女が初参加
長女は今日学校なので、初選挙は夕方一緒に行く予定なのですが、昨晩「どの政党に入れたらいいか、わからない」と言われました。そうだよね。18歳で初選挙、まだ考えたことも無かったに違いなく、その分「どうしよう!?」と思って自分なりに調べてみる人も多いんじゃないかな。とすると、選挙年齢が若くなった事でいろいろ良い点がある気がします。なんでも若い人の半数以上は自公政権支持だそうですが、自民の支援基盤は、老人とJAと主婦層が多いんじゃないでしょうか。つまり、老人が多くなっていくこれからは、『若い人に不利で、老人に有利な判断』を常に自民党がしていくであろう・・・と言う事ですよね・・・。でも、若い層の支持が増えたら?そう、若い人の支持を失わない為に、若い人の未来に有利な方向に希望が持てるかも!?ってことでしょう。現実にガンガン減っていく「若い年代の選挙権が増える」って事は、そういう意味でとても大事ですね。もちろん、今後若者向けの政策に転換していった場合、割を食うのは我々50代前後になるのでしょうかね。でも、若い層が貧困や重税に苦しんでいたら、親のすねをかじるしかないじゃあないですか。少ない年金で子を養わざるを得ない老人は、思うより多い気がします。それよりは、もう老人は質素に暮らすのが当たり前として、今までのようにお付き合いにお金を沢山使うとかの風習を変えていくとかの方が建設的だと思うんですよね。だいたい、「以前は遊ばず必死に働いてきたから、老後に海外旅行」も良く理解できたけど、今の老人は高度成長期でさんざ遊んできた年代に変わってきてますから、もう遊びもそこそこでしょう。それと、安い介護施設の充実、このためなら他の何かを犠牲にすべきだと私は思う。介護で家族が苦しむ現実を、今のまま放置してはいけない、最優先にすべきと思う。若い人がしっかり自立できる世の中が、老人をも支えられる。若い人に希望を与える政治をしなくちゃいけない。老人は枯れていくだけ、余生をそこそこに暮らせたら御の字だ。今現役で必死に働く若い人より多額の年金をもらう老人・・・もちろん、他の人より沢山払ってきたのはわかるけども。社会保険の最高額は、月額報酬605000円以上の給料なら一律55266円が最高額。それ以上なら300万円の人も1000万円の人も同じ。これって、高いでしょうか?厚生年金なので、会社も同じだけ負担して、合計一ヶ月110533円支払うのですが、若い時は当然もっと安いはずなのに、払う年数が40年程となれば結果としてなんと毎月25万円近くの年金をもらえているはずです。(若い頃から高収入だった人で最高300万位らしい)給与が高かったのですから、貯蓄もできているでしょうし、高収入だった人にこんなに高い年金を支給する必要があるのか疑問に思います。せいぜい最高月額18万とかで十分ではないかと思っちゃいますね。妻もそれなりにもらってる訳ですし。だって、周りに一杯いますもん、最高額近くを支給されている方が。ハッキリ言って、お金は余ってます。(子や孫に寄生されない限り)昔の予想より長寿化した現在。65歳から20年もらうとして、25年払ってきた人は払ってきた金額の何倍かをもらう訳で、低い年収の人ほど、支払った額に対し掛け率が高い年金をもらいます。毎月の厚生年金の自己負担額が10000円(会社負担と合わせて20000円)を25年払った人でも、年金額は国民年金だけより高いのですから、一体何倍!?とはいえもう、『年金まで格差をつけなくてもいいんじゃないか』と思うんですよ・・・。現役で沢山払ってきた人は、恵まれてきたわけで、少なく払ってきた人は、頑張っても給料が上がらなかったってこと。必死で働いたから高い、サボったから低いと一概に言えません。年金ではもう、低い人と高い人との差を縮めたらどうかな。。。にしても、30年以上年金をもらい続ける可能性もある、ってことを考えると、年金の将来はどうなるのかと気持ちは暗澹としてきます。まあ、それを消費税で補うしかないと思うのですが。消費税、反対する人も多い上に、今回も延期・・・延期すれば上げ率2%で済まなくなっていくような気がするんですけどね。結局今沢山年金をもらっている層は、消費税も負担しないまま年月は過ぎていく・・・まさに、老人の為の政治。そのツケは若い人の将来に暗い影を落としているのに、若い人は今の生活が苦しいから、やっぱり消費税UPに反対だし。1986年に始まった第三号国民年金制度についても、廃止しないといけないと思います。朝ドラ「とと姉ちゃん」に見るように、昭和の頃までは女性が仕事を得るのは非常に難しかったのですよね。それは、私も昭和30年代生まれだからなんとなく記憶にあるのです。私は社宅に住んでいたのですが、会社の事務員さんは暇で、いつも編み物をしてました。仕事は、電話番とコピー(当時は青焼き)、清書程度みたいで、とても暇そうでしたが、その代わりお給料もとても安かったようです。それでも恵まれた仕事だったでしょう。私の母は洋裁でかなり稼いでいたようでしたが、友人のお母さんは内職か無職が普通。一般的に、よそのお母さんはお父さんが帰ってくるとピリピリして怒らせないように気を使っているのが伝わってきました。子の友達がうるさくして夫の機嫌をそこねないよう、家の中から追い出されたのも覚えています。あの緊張感は、暴力などもイメージさせました。夫に離縁されたら生きていくのは大変、と言うことだったのだと思います。また、女でありながら事務員以上の仕事、男性と肩を並べるような仕事をしている場合は、「あの人は旦那さんが居ないから」と蔑まれていましたね…。違う世界の人という言い方をされていました。その後職業婦人が当たり前になり、女子も勉強を頑張れば同じように大学進学ができる世の中に変わりました。学歴もあり、仕事もできる女性がほとんどになったというのに、どうして第三号制度が必要なのでしょうか。働きたくても仕事に就けない人は、仕事を選ばなければ、田舎で仕事自体が無い地域以外にはほとんどいないでしょう。そういう地域には、求人や失業率などに応じて何か地方支援を国が考える必要があるかもしれません。専業主婦か、パートか、フルタイムかは、その家庭ごとに自由に決めれば良いことなのに、どういう訳か自由に決めたその内容に寄って、130万以下の収入の主婦だけが毎月16000円ほどを免除されるのは不思議です。どうしてよその家庭内の決め事で、他の社会保険加入者がよその家の専業主婦の掛け金を負担させられるのでしょう。主婦も家事を負担している労働者だという考え方もわかりますが、働く主婦だって家事やってるもんね。独身の人だって、親の面倒見てる人いるし。昔は地域の仕事などを専業主婦の方が負担してバランスが取れていたと思うけど、今はそういう面だけ「専業主婦も仕事がある人も公平にしろ」と言うしね。そんなら、社会保険も公平にしろ!って。いつかこの制度の恩恵にあずかれるだろうと期待している若い人も居ると思うけど、若い男性一人の収入で妻子を養えるか?考えると「難しい」と思うはずです。その理由で結婚を考えられない若い人が多いと、TVでも良く聴きますよね、わかりますよ。妻が社会保険被扶養者(第三号)であるべく130万円以内で働きたくとも、子が3人以上だったら、イヤ2人でもそれでは厳しい・・・子が居ようが居まいが、ただ収入が少ない主婦だけを保護する「第三号国民年金」制度は合理的なんでしょうか?これから子育てする若い世代の方、良く考えてほしいのです。妻の年収が130万以内で子を3人以上育てられるような、余裕のある家庭はそんなにありません。そうすると、子を沢山産みたくても、1人か、精一杯がんばって2人で止めておこう・・・と考えるのが賢明。それが現実の判断です。でも、現在若い人達の老後を支えてくれるのは、今生む子ども達以外無いんですからね。「第三号国民年金で、のんびり専業主婦になりたい」から、第三号国民年金の制度は良い制度、と思うでしょうけど、現実に恩恵を受けられる人は誰ですか?夫が高収入であるか、親から住む家をもらえたり援助を受けられる家庭だけでしょう。収入を103万(130万)以内に収めて、損をしないように生きようと思えば、現実として子はそんなに育てられないのです。つまり、フルタイムで働くと、今の社会では損ばかり。まるで働くと懲罰を受けるかのようなのです。年末調整の扶養家族からはずされるのももちろん、夫の会社から家族手当を削られたり、社会保険料は今まで無料だったのが毎月厚生年金と健康保険料を数万円差し引かれることに。結局手取りはパートの時より2万円位しか増えません。でも、その2万円が無いと困るのです。身をすり減らして働いても、その中からよその家庭の第三号国民年金さえも負担させられる仕組み、変だって!!家のローンがあれば、夫の収入が低くない場合でもフルタイムで働かなくてはならない場合もありますが、その場合以前は所得制限の壁があったりしました。それは以前の子ども手当て制度など・・・今は夫婦どちらか年収の多い方が制限を越えていなければもらえるようになったそうですが、うちで子がその対象年齢の頃は夫婦の所得を合算して世帯収入で制限され、我が家は一円も子ども手当てをもらった事がありません。この点については、以前とは違い公平になったようで、今調べてほっとしました。今は夫の年収1,000万円の世帯は、制限がかかりますが、夫と妻が年収500万円で合計1,000万円の場合は、制限がかからないことになり、このことは、片働き世帯よりも共働き世帯を優遇していていることになるそう。そうそう、これでなくっちゃ!私は、若い人が夫婦協力しあって子育てできる世の中を支援します。男性の年収が低めでも、2人で協力し合って、楽しい家庭がつくれたらいい。今の制度では妻の収入が制限されているから、年収の低い男性が結婚しにくくなっていると、私は考えます。妻が働こうが働くまいが公平に子育てできる、又働く女性こそ支援して、働いていても何人か子が産めるのを当たり前にする、そういう制度にしていかないと、沢山の子は育てられない。少子化の原因は、第三号制度だったのかもしれませんよ。若い人、よーく考えて自分達の世代に有利な政治を支援しましょう。