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日本のテレビ番組「動物奇想天外」によると、
『蛇』は怖がらせないかぎり襲ってはこないということだった。 彼らが人間を襲う時は、「人間が怖がらせたから」だそうだ。 でもねえ、いざ目の前に現れちゃうとやっぱりパニックになります。 先日もチラッと書きましたが、 この蛇が我が家へ遊びに来た日は、日中の大雨が上がった夕方でした。 6時少し前、いざ出勤しようと部屋の扉を開けると そこにいたのです!黒くてニョロニョロしたものが。 2,3日前大掛かりな庭掃除をして、 茶色に変色したバナナの葉やら伸びすぎた雑草を刈り込みました。 私の部屋の前なんかパパイヤの大木もカットされて 「更地」になってしまいました。あたり一面茶色い土。。。 それで棲家を無くしたんでしょうね。。。 びっくりした私は、悲鳴をあげて殺虫剤を手に蛇退治。 (後で使用法を読んだら、蛇には効かないようです) そうしたら部屋の中に、のたうちながら落ちてきっちゃった! (どひゃー) 大パニックになって、私はスタッフに助けを求めた。 手に手に色んな蛇退治の道具を持って駆けつけてくれたが、 冷蔵庫の裏に隠れていたはずの蛇がいない。 「こず重、夢でも見たんじゃないの?」なんて言われる始末。 あの日は本当に悔しかった。(まるで狼少年みたい) あれから一週間ほど後の昨日、朝からバスルームにいたのだ。 お湯張ってバスタブに身を沈め、極楽気分満喫中。 洗面台の横から壁に向かって何かが伸びる。。。 「ん?」目を擦ってもう一度見る。何だかクネクネしてる。 私が見ているのに気づいたのか、ピタッと動きを止めた蛇。 あっという間に、物陰へ引っ込んだ。 今回こそはと、ひっそり「蛇」チェック。 いたいた、化粧品のボトルの隙間から鎌首を持ち上げて こっちを見ている! 「出た、出た! 蛇だああ!」とスタッフに助けを求める。 (ただし、今回は小声で) 「おう、今行くぞー!」とスタッフが五人も助けに来てくれる。 手に棍棒と火バサミをぶら下げている。 キッチンスタッフのデワが「こず重、大きなビニール袋をくれ」 と言い、それを手にはめていた。 どうもかまれた時の用心のようだが、薄いビニールでは意味が無い! それでも、デワは器用に火バサミで掴み袋に押し込んでくれ、 蛇をテラスから川沿いへ逃がしてあげた。 バリでは結構沢山の人が蛇に噛まれて死んでいる。 特に緑色の蛇は毒が強いらしい。 うちのスタッフの中にも親戚がやられた子がいるぐらいだ。 だから、皆怖いのだ。 なのに、私を助けに来てくれたスタッフの勇気に感謝!!! お陰で昨日からやっと安眠できるようになった私でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月13日 00時38分21秒
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