診療費の明細書と院外処方箋の読み方
私:4月早々に、内科に行ったら、新しく「請求内訳明細書」というのをもらった。 どうやらシステムが変わったらしい。 今まで、領収書1枚だったのが、この明細書が添付されて2頁ほどになっていた。 明細書には項目ごとに点数が書いてあった。 血液検査だと、検査項目ごとに数行並んでいた。 例えば、血糖値を示すHbA1℃は50点とかね。A氏:どういう意味なんかね。 民主党政権で、透明性や情報公開をうたっているが、医療費の透明性のためかね。 しかし、高いか、安いかは判断が難しいね。 透明性や情報公開は逆に、情報を受ける側が勉強していないと意味が無いね。 紙とインク代が増えるだけだよ。私:そう言えば、「ミズナライフ」さんのブログで、「院外処方箋で無駄なお金を払っていませんか?」で興味ある記事があった。 院外処方箋の領収書に「薬学管理料」という項目がある。 点数が45点と書かれていたら450円支払っていることになり、内、30点が手帳に貼るシールにプリントされた分(300円)、15点が手帳に貼るシールの分(150円)だという。 俺も、早速、最近の薬局の領収書を見たら、「薬学管理料」45点とちゃんとなっていたね。 この薬局はそのせいか健康手帳の提出がうるさいんだね。 ただ、この費用には、人件費以外にパソコンやプリンターなどの施設の償却費やインク代も含まているのではないかね。 厚労省の計算基準があるんだろうね。A氏:俺は月に一度は、長期投薬のため、院外処方箋で薬をもらいに行くのだが、薬局になんであんなに人がいるのだろう、あの人たちの給与はどこから出ているんだろう、と思ったことがある。私:君のその薬局の領収書例を見せてくれ。 えーと、「調剤技術料」が372点。 「薬剤管理料」45点。 「薬剤料」997点。 合計、1414点。 金に換算すると14,140円だね。 君は、1割負担だから、実際に薬局で払うのは、1,410円。 後の金は、保険金からの支出だね。A氏:俺が1,410円払っているが、実際の薬代は9,970円、薬局には4,170円入るというわけかね。私:それ以外に君は健康保険だから、かなりの保険料を病気にかからなくても毎月とられているだろう。A氏:この薬をもらうときには、白衣を着た薬剤師が2人で10分くらいかかって袋に薬をつめていたがね。 手の空いている時もあるから、時給3,000円は超えそうだね。私:この辺の仕組みは「透明」「情報公開」でも勉強しないと分からないね。