流　星

白浜をあとにして、和歌山市へ。
ひとりの方の72歳のお誕生祝いの旅行なので、その方の「紀ノ川を見たい」というリクエストにおこたえして途中下車の和歌山です。
全く西も東もわからないので、観光タクシーに乗りましょうという事に。
たぽたぽさんから、紀ノ川を見るいいスポットを教えていただいていたけど、
時間がなくて行けなくて残念です。
結局、和歌山城の天守閣から、海に流れ込む紀ノ川を見ました。
和歌山城、紀三井寺、和歌の浦あたりをタクシーの運転手さんに連れていってもらいました。
むし暑い日で、和歌山城ではみんな滝の汗。
紀三井寺では、通り雨にあいました。
結構きつい雨で、二人を車に残し、私だけ運転手さんと紀三井寺へ。
お賽銭をして、二人の「長生き」を願おうと思ったけど、怒られたらあかんから（もういつ死んでもいいよねーと二人で話しているので）、お二人の「健康」を願っておきました。

和歌の浦あたりはきれいな所でした。
最後に「番所庭園」というとこへ行ったけど、すごく綺麗なところやったなぁ。
日本庭園という感じではなく、洋風な感じ。
およそ、断がいの海岸線らしくない。「番所庭園」から見える景色は写真みたいな景色なんやけど。
「番所庭園」は芝生が敷き詰めてあって、花も咲いてて、ものすごく綺麗に手入れされてるの。
結婚式とか、ガーデンパーティとかできるらしいんやけど、なるほどなぁと思いました。
入口で煙草吸っていいですか？と聞いたら
どうぞ、どうぞとおっしゃるのでベンチに座ろうとしたら、
中からおっちゃん、出てきて「待って」と言う。
何？と思ったら、ベンチ拭いてくれはるの。
「灰皿貸したってー」と声かけて、中の灰皿貸してくれはるし。
（携帯吸い殻入は持ってましたのに。）
なんか、親切な人ばかりやったなぁ。
何かが変と思って、後で運転手さんに聞いたら「番所庭園」は和歌山市が運営してるんだって。
なるほどなぁ、それで商売商売してないんやなぁ。
時間なくてゆっくり出来なかったけど、500円の入場料がおしくないほど、きれいな庭園、そして海の景色でした。

で、和歌山をあとにして帰路。
駅のデパ地下で食材を買って、お誕生日の方のお家へ帰り、夕食をともにし、家に戻るという一日でした。
最後にびっくりするような事があったけど、年中もめてるみたいに思われてもなんなんで、それは書かないでおこうっと。あれさえ、なければ終始よい旅でした。