矢口竜二のブログ

政府が出した骨太方針は、すぐに骨折しそうな方針であろう。
財政再建は現在の政治家では、考え付く事は出来ない様に思う。
ましてや現政府のやり方は、その場凌ぎの政策で将来的な事は
何ら考えていないのではと思う。

前にブログに書いたが、参議院の議員増を出した与党の
考え方では国民負担を強いるだけであり、財政再建等とは
ほど遠い考え方であり、同時に首相は東南アジアに5.5兆円の
支援を打ち出したが、その前に日本の財政の立て直しを
行うべきであろうと感じてしまう。

日本の首相は典型的な外面が良く、内には関心を示さない
日本人に多いタイプなのであろうと感じるし、パシリタイプの
日本人であろう。

与党の幹部が言っていたが、首相は外交が良いから、次期総裁にと
言っているが、内政に関しては「何とかのミックス」と言いながら
何ら経済は回復していないし、国民も貧困格差が広がって来た事を
感じるだけであろう。

同時に高齢化で福祉に関しては、年々かかる金額が増えるし、
予算を押さえて行くほどに、高齢者負担増は避けられない状況に
なっている事は確かなのに、海外には援助と言う名目で、
お金をばら撒き、その金も国民の税金である。

そんな状態で議員増を行なえば、またも財政再建は遠のくばかりで
最終的に２０２５年には財政を立て直すと言っても、
消費税を上げても、国民は買い控えを行なうしかない
現在の家庭の収入では、果たして政府が言うようには
経済活性化にはならないであろう。

その前に無駄な政治家の削減を行い、自分達から国民に示して
それから国民にお願いすべきが、選挙の時だけお願いして
同時に物価も上がり、それでも日本は経済大国を自負している
政府の考え方は、私には理解できない部分があるし、
さらに経済成長をと謳っているが、今や技術的に遅れを出した
日本であり他国の発展には追い付く事は難しいと思われる。

まずは、経済的に日本は技術面に予算は増やす事は
出来ないであろうし、見える研究には出せるが、見えない新たな
研究には金を出さない日本人感覚が強いのであり、財政が圧迫している
現状では無理がある。

それを行えたのはバブルの直前の日本であり、その経済には
ほど遠い状況下の中と、これからの労働力が減少して行く中で
海外の人達に頼るのであれば、経済の安定は、はかれない事は
分かるであろう。

基本的に将来像を考えた政策でなく、その場凌ぎの国民受けする
政策しか出せないのが政治家であり、官僚なのであると思う。