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テーマ:映画を作る(232)
カテゴリ:映画作り
「人工天使」という言葉に出会ったのは19世紀の詩だった。 あけすけに言えば娼婦のこと。 その言葉に出会って救われたなぁ。 そう天使は人工で作れるのだ。 芸事は天使を作る作業なのだ。人が人を救えるのだ。と 最近いろいろなことが引っかかってきて「人工天使」についてよく考えます。 特に役者さんたちは観客にとっての人工の天使を体現しなくちゃいけない方々、 その苦労も含めて尊敬してます。 もちろん人工天使を作る作業は裏方さん達の汗にもかかっているわけです。わたしもその誇りを担いたいなぁと思います。 編集しているとねその人工の天使ぶりをどう伝えようかと悩むわけです。 そして人工天使の誇りってものはあるよなぁとも。 だから映画を観ようと思うし、作ろうとも思う。それは天使に救われることでもあるのだから。 自分を嫌うことも実は必要なときはあるだろうし、また救われることが必要なときもある。 だから人は天使を思い描いて、気づかぬうちに作り上げて、生み出している。 人工天使はいつまでも人の傍に居てくれる。 ================================ 現在制作中の映画のページ 2015年初公開予定です(^o^)/ シナモンの最初の魔法 First magic of Cinnamon Cookie クラブのジャック~やすらぎの銃弾 The jack of club この間48時間映画祭で作った短編「ロープ」の予告編 後半上映の観客賞第三位いただきました。感謝(^o^)/ また上映してゆきます(^o^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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お久しぶりです。こんばんは。
人工天使・・・初めて知りました。 ぱっと見、すこし硬質な印象を持ちましたが、 記事を読んですとん、と自分の中に入り込みました。 天使を思い描く人たちがつくる作品(映画にせよ小説にせよ 絵にせよ)は、私たちが心のどこかで、でも確実に求めている 救いであると思います。 そう感じられたのは、自分が実際に救われた経験があるから なのだろうなと思います。 そしてそういった作品に巡り合えた事がとてもしあわせだな、と。 そういった信念を持って作品に携わる全ての人に感謝です。 (2014/12/14 10:24:41 PM)
菊地 ウメコさん
お返事遅くなってすみません。 生きるための効率がどんどん良くなっていくのを見ていると、 人工天使たらんと思う人もこれから多くなっていきそうです。 人工天使の仕事に誇りをもてる枠組みが出来ればいいなぁと思ってます。 もっと広く言えば”自分が素晴らしいかどうか”という枠組みとはちょっと別に、 ”他人の幸福のため”っていう枠組みもいまよりもっと説得力が出ればいいなぁ。 人の社会的評価が地位や収入に偏りすぎていたのかも、良い人であるってのが復活してきそうに思えます。 そうなっても人に優しく自分に厳しいってのも生きて行くには厳しい面が多々ありますが…。 まあ”誰かの為に”ってことにもう少し誇りを持てるようになったらいいなぁ(^o^)/ あ、また長文(++;;;) すみません。 コメントありがとうございました♪ 嬉しかったです(^o^)/ >お久しぶりです。こんばんは。 > >人工天使・・・初めて知りました。 >ぱっと見、すこし硬質な印象を持ちましたが、 >記事を読んですとん、と自分の中に入り込みました。 > >天使を思い描く人たちがつくる作品(映画にせよ小説にせよ >絵にせよ)は、私たちが心のどこかで、でも確実に求めている >救いであると思います。 > >そう感じられたのは、自分が実際に救われた経験があるから >なのだろうなと思います。 >そしてそういった作品に巡り合えた事がとてもしあわせだな、と。 > >そういった信念を持って作品に携わる全ての人に感謝です。 > ----- (2014/12/20 11:39:02 AM) |