磯江毅=グスタボ・イソエ展(奈良)
磯江毅=グスタボ・イソエ ~マドリード・リアリズムの異才~Gustavo ISOE2011年10月22日(土)~12月18日(日)奈良県立美術館 会期末なので金券ショップで250円。いわゆる細密画なんだが予想外に大きな絵、しかも静物だけじゃなくて人物もあって良かった。写真がある時代に実物そっくりに描く意味合いはどこにあるんだろう。本人は亡くなっており奥さんが書いた説明文によるとともかく製作にかかる時間が半端じゃないのでモデルの食材は(うずら)なんかは、何度も買いなおして描いているそう。葡萄ですらくさって、買いなおす。人物画はもっともっと時間がかかって1年とか2年なかには、手を入れ続けて4年なんて作品も。冬は絵の具を乾燥させるために電気ストーブを使ってそれが点くと1日の作業の終わりを実感したという。最初のころは貧乏でアトリエも狭くモデル、キャンバス、自分という具合に置けなくてモデル、自分、キャンバスと並べるしなく身体をひねって描いていた。絵のモチーフの骸骨、貧乏な画学生は墓場から盗んでくる。マドリードのデッサン学校、伝説の女性モデル。当時すでに高齢で、もう一人のモデルが若い女性だとみなそちらに行くのでゆっくりと絵が描けたそう。図録は買わなかったけれど、はがき2枚購入。絵にまじめに向き合う態度は、見習わないといけないなぁ。【送料無料選択可!】磯江毅|写実考 Gustavo ISOE’s Works 1974-2007 (単行本・ムック) / 磯江...価格:3,990円(税込、送料別)hefurere、へふれれ、ヘフレレ、ヘフレレ←自分識別用簡易タグ