静穏孤録20240313
レイです。正月の大病の手術後に見た幻覚についてレポート風の雑文を書き上げた。来月頭には出版されますのでどうぞよろしく。とにかく自分の中に無いものがここに浮かんでいる それが一番強い印象だった色々なもの 幾何学的な模様のようなもの アラビア文字や漢字のようなもの 座っている顔の部分の隠された人物 などだが とにかく重々しく 息苦しく 静かに空間を充填しているのであったそれは「夢」のように 半睡半醒の澱みの中にあるのではなくて 目覚めて普通に意識のある状態で そこに普通に見えている それは暗く気持ち悪く異様なものだから現実ではないと分かっているが 今そこに見えているICU病室内の器具や調度類の様子や 会話している看護師の顔と別個に存在している