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テーマ:お勧めの本(7269)
カテゴリ:読書
何がおもしろいのか読むたびにおもしろくなってきた・・。
剣客商売シリーズ 11巻 勝負。 剣客商売(11)勝負 きっとおもしろい理由はわかる気がするんです。 必ず悪者がでてきて、それを上手にいなす秋山親子。 それが子供相手の話じゃなくて、大人相手の話。 だからおもしろいんだろうなぁって思います。 そしてどんな強そうな敵が出てきても、負ける気がしない。 そういうヒーロー的要素たっぷりだから楽しいのかなと。 内容を少し。 ここで秋山大治郎と妻三冬の子供が生まれます。 その間にもいろいろと問題発生。 大冶郎が試合をやらされますが、それに親父が一言「負けろ」 そこで大治郎困り果てて、嫁に相談するも「負けてあげなさい」 ここで開き直って勝ってやろうと思う大治郎だけど、 結局、気合がのらずに負けてしまう事に。 後日相手から本気じゃなかったのではともう一度果し合いを申し入れられ、 それを受ける大治郎。それにはわざと負けてあげる。 そして帰宅すると、家の周りでお手伝いさんが騒がしく動き回っている。 そこで気がつく大治郎。「子供が生まれた」と。 そんな感じでいつものようにスラスラとあっさりさっくり読める小説。 小難しい小説に飽きた時に一度どうでしょうね。楽しめますよ。 追記 陽炎の男も同日読破。 陽炎の男/池波正太郎 こちらは、三冬がどんどん大治郎を好きになって行く様が見れる巻。かな・・。 そして後の方で出てくる小料理屋「元長」の始まりの由来や。 大治郎の活躍が目覚しい!なんて話が出てきます。 大治郎の友達?以前一緒に剣の研鑽をしていた仲間が捕らえられて、 それを助けに行く話、親父が歩いてる時に遭遇しる揉め事などなど。 それと最近おもしろいのが巻末に出てくる感想文みたいなの。 あれ書いてる人が言うには、何度も読み返せば読み返すほど新しい発見がある。 確かにそうなんだろうなぁって思いますね。 とにかく言葉の使い方がうまいです。池波さん。 そんな感じで本日二冊目。この調子だと三冊行けそうな勢いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月22日 15時44分30秒
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