彼のストーリー

暮らしの中に池波正太郎　これってきっと幸せになれる本かも。
日本人の食事　一汁三菜を素敵に書かれてますもんね。
食事に対して楽しく読める。ん～　池波さんって特徴ありすぎ。

剣客商売（5）白い鬼：池波正太郎

今回は性格異常者のお話。

と言っても生まれた時から異常な訳ではなく、
その生い立ちゆえに性格が異常になってしまったある意味悲しいお話。
最後の成敗の所で小兵衛が斬りあわずに大刀を投げる所なんか少し感動。
敵は剣客として強い方だから斬りあうのかなぁって思ったけど、
そこはやはり「この男を逃してしまっては不幸な人が増えるだけだ」と、
そういう考え方ができる所が大人の小説たるゆえんかもしれません。

あと、今回はまだ三冬と結婚してません。
そら前回読んだ６巻で結婚してるんだから当たり前ですけどね。
今回の作品で、大治郎と三冬がお互いに好きだっていうのが出てきます。

他に、大治郎が槍で傷つけられます。
何巻か読んでますがあまりない話かと。始めて？
なんて思うのですが思い出せないだけかもしれません。

いやぁ・・。今日は粗食が食べたいなぁって思う読後です。
次は池波さんじゃなくて他の作品読む予定です。