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2009.11.03
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カテゴリ:洋画・ホラー
ソウ4

2007年10月公開
監督:ダーレン・リン・バウズマン
製作費:1千万ドル


 人気ホラー・スリラー映画、ソウシリーズの第4作。
 監督は、『ソウ2』『ソウ3』から引き続き、ダーレン・リン・バウズマン。
 R‐15指定。


[簡単なあらすじ]
 ついに、連続猟奇殺人鬼“ジグソウ”が死んだ。
 だが、検死の結果、ジグソウの遺体の胃袋の中から一本のカセットテープが発見される。
 テープには、「自分の死で、すべてが終わったわけではない」という恐ろしいメッセージが録音されていた……。

 ジグソウの“ゲーム”によって、またひとり同僚を失ったSWATの隊長リッグは、ジグソウ事件の解明に執念を燃やしていた。
 ところが、ついに彼自身も拉致されてしまい、ジグソウの“ゲーム”の被験者となってしまう。
 はたして、リッグはゲームをクリアすることができるのか――
 そして、新たなゲームを仕掛けた“ジグソウ”の正体とは――



 斬新なストーリーと、残酷な描写で人気のホラー映画、ソウシリーズもついに4作目。
 「3部作」なんて映画はよくあるけれど、4作を超える長寿シリーズはなかなか珍しいです。
 しかも、毎年これだけのレベルのものを、コンスタントに製作し続けているというのもすごい。
 とはいえ、少ない製作費でヒットを飛ばし続ける本シリーズは、製作会社にとってもドル箱スターなんでしょうけども。


 そんな本作も、過去のシリーズ同様、『』『2』『3』から直接繋がる続編となっています。
 そのため、シリーズを全作観賞済みであることが前提で、ストーリーが作られていますので、購入・レンタルの際はご注意ください。

 また、それにともない、当ブログ記事もシリーズを全作観賞済みの方向けのものとなっております。
 シリーズ作品を未見の方には、壮絶なネタバレとなってしまいますので、申し訳ありませんが、以下、当ブログ記事はお読みにならないようお願い申し上げます。


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 ではでは、『4』の紹介を。

 『3』のラストでジグソウとアマンダが死亡し、ついに完結したかにみえたジグソウ事件。
 ところが、冒頭ジグソウの解剖シーンから始まる本作では、彼の胃の中から発見されたテープに吹き込まれていたメッセージと共に、再び恐ろしい悪夢が幕を開けます。

 ――ジグソウやアマンダに代わり、ゲームを続けているのは一体誰なのか?

 グロテスクさばかりが目立ち、内容に不満の多かった『3』と違い、『4』では再び『2』以前のミステリ重視の作風に原点回帰。
 しかも、今回提示される謎は、これまで以上の難解さをもつ歯応えのあるもの。
 1回見たくらいでは、本編各所に散りばめられた伏線をすべて理解するのは困難で、自分は丸々2回続けて見てみて、ようやく細部まで理解することができました。
 (ひょっとしたら、まだ見落としている部分もあるかも)

 ついでに、病身であるジグソウや女性であるアマンダには不可能と思われていた、誘拐劇や大掛かりな仕掛けの真相も明らかに。
 多分にあとづけ感もありますが(笑)、前々から気になっていた部分だけにようやくスッキリできました。



まさかこの人までメインに使ってくるとは……

 今回、死のゲームのメインターゲットにされてしまったのは、『2』で拉致されたエリック・マシューズ刑事、『3』で殺害されたケリー捜査官の同僚だった、SWAT隊長のリッグ。
 彼の、事件解決に向ける“執念”に、ジグソウは目を付けるのですが……。


 対ジグソウトラップへの秘密兵器として、カメラ付きラジコンカーを導入するなど警察も頑張ってはいるものの、まだまだジグソウの方が上手。
 しかし、登場人物たちは、相変わらずポンポンと簡単に誘拐されますなぁ(笑)


このトラップで死ぬのかな?

 今回も、精巧に作られたトラップ群には、スタッフの愛情をヒシヒシと感じます。
 罠がそのまま次の罠に繋がる仕掛けは、ほとんどピタゴラスイッチ状態で楽しい。

 ただし、『3』に比べれば幾分マイルドになったとはいえ、グロテスクなシーンも結構あります。
 『1』程度のものでも全然楽しめたんだし、こんなに気持ち悪いシーンはいらないんですけどねぇ。


実は実業家だったことが発覚

 いよいよジャケット写真でもネタバレになってしまった、ジグソウ役のトビン・ベル。
 役が役者を育てるのか、ジグソウの演技にもますます重厚な迫力といったものを感じるようになりました。



 結末で明かされる、“衝撃の真相”に関しては、今回は本当に難しかった。
 まさかの“あの人物”の登場には思わず目を疑ってしまい、意味を理解するのにしばらく時間がかかったほど。
 ただ、いくつもヒントが出されているとはいえ、ミスリードも顕著なので、少々ずるいかなぁという点もなきにしもあらず。

 とはいえ、その辺も含めて、ヤラレタ感を楽しむ映画なんですけどね。



 『3』の出来がイマイチだったので、正直不安もあった『4』ですが、蓋を開けてみれば期待以上の出来に大満足。
 シリーズを全作観ていなければ分からないという難点もありますが、やはりソウシリーズのどんでん返しは、病みつきになる楽しさです。



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ソウ4


ソウ


ソウ2


ソウ3


ソウ5


この映画の詳細(Amazon)。

ソウ4 【廉価版1,890円】 [DVD]



ソウシリーズの記事はコチラ

「ソウ」

「ソウ2」

「ソウ3」





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最終更新日  2009.11.06 10:40:26
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