カテゴリ:今日のこと
先週の新聞記事。
社会奉仕を必修にしてどうするつもりなんでしょう。 他国において「社会奉仕を命ぜられる」ってことは刑罰の一つです。 ボランティア活動とは、自発的に事業に参加する活動です。 命ぜられてする社会奉仕と自発的にするボランティアは根本的に違います。 日本では社会奉仕とボランティアは同義語ですが、 命ぜられてボランティア活動を行わせるということは代替刑だという 認識をして、教育を考えてもらいたいです。 『美しい国へ』の中で「最初は強制でも、若者に機会を与えることに意味がある」 と語れる安部首相の恐ろしいほどの人権感覚には辟易としてしまいます。 教育再生会議という子どもの意見は全く尊重していない集団の討論で、 中間報告に明記することを決めたようです。 そもそも、子どもに「公の概念」がないのではなく、 今の大人に「公の概念」がないのだと自覚しなければ何も変わりません。 自分達大人は変わらないけれど、子ども達に変われというのは ひどく無責任だと思うのは私だけでしょうか。 「いじめ」がなくならないのも、大人社会で「いじめ」がなくならないから。 子どもは大人を見て育つのです。 「今の若い者は・・・」という前に今の自分たちがどうなのか、 身を引き締めて考えないといかんなぁと思う今日この頃なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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