生まれ変わり
今日は塾生達とのボーリング大会だった。 夏もよく頑張ったし2学期も頑張れ!的な狙いのお遊び企画。 塾生の分母も小さいしクラブの都合等もあったりして、結局参加してくれたのは10名だった。 もう、 すっげぇ~楽しかった。 塾で見る顔とはまた違う子供達の表情がある。 それに、 「2学期っていうのはな~、どの教科もグッと難しくなるから勉強を今よりももっと頑張らないといけなくて、休みが明けたら中間テストなんかもすぐだし・・・」云々・・・な~んてことも今日は一切ナシにして(まあ、普段もそんなこといちいちあんまり言わないけど・・・)のプレイなので、会話もまた普段とちょっと違う。 そういうのも楽しかった。 しかし、 ちょっとモヤモヤするものがあるんだな。。。 楽しむことは心の底から楽しめたんだろうけど、 なんか違う。 どうも、 笑ったり転んだり喜んだりしている彼ら彼女らを見ながら、以前とは一つ違う視点を持ってる自分自身を感じるんだな。 なんだろうな。 どうも、ウムムと考え込んでしまう自分自身に気づく。 多分、 夏期講習疲れで感情が麻痺しているっていうのもあるんだろう。 けど、それじゃない。 「なんだろう、これ」と考え続けて、 ここ最近のMyテーマと照らし合わせながら、 今日一日ボーっとしていた。 多分、 『無理して対象に合わそうと努めていながらもそれが叶わない時に自己に生じる心のズレ症候群』(「愛と平和の心理学」Sachinetton著,2007)だと思う。 でも、この症候群は自覚症状がある場合は健全であり、その後の人生において実に有利に働くと考えられるので、安心している。 大切なことは、 無理してズレを治そう、埋めようとしてはいけないということだ。 ズレを埋めようとすればたちまち体に異変が生じる。 ズレはズレと認識した上で、また別の価値観を生み出すことこそが新たな自己を形成するには重要なことなのだ。 戻ろうとしてはいけない。 繰り返そうとしてはいけない。 新たな路線を構築するのだ。 そうして新しい自分に生まれ変わりながら人生を楽しむべきなのだ。 子供達は思春期に少年から大人に変わるが、大人だって日々進化している。そのことを理解すればこれは当然のことなのだ。 「人間は二度誕生する」というのがある。1度目は生物学的に誕生し、2度目は社会的に誕生する。 いやいや、 ノンノンノン・・・。 人間は、何度も誕生するのだ。 人によってそれは5回かもしれないけど、10回かもしれない。100回もしれないし、1000回かもしれない。 その数はわからない。 それは自分次第だ。 ・・・いや、 僕が言ってるんじゃないですよ。 「愛と平和の心理学」の著者Sachinettonの説です。