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カテゴリ:ハンドメイド
ベージュのウェストシェイプ入りベストが完成しました。
使用した毛糸は、今回もダイヤモンド毛糸 ウール並太の125番。6玉半使用。 ボタンは100円ショップのもの。 母が、30年以上前の雑誌「ミセス」の編物のページを切り抜いて保存していたファイルに、二谷英明一家3人がニットを着ている写真があり、その中で白川由美の着ているカーディガンを参考にして、ベストにしてみました。 オリジナルは中細の毛糸を3号棒針で編んであるのを、並太の6号で編むため、柄を少し減らして調節しました。 また、前の開きは、オリジナルではVになっており、その斜めのところの目数が前身頃と前立てとで違うため、部分的に引き返し編みを入れたりなんだかんだとややこしそうだったので、簡単なU字の開きにしました。 こないだのベストのような、細かい地模様を続ける編み方とは違って、このようにいくつかの模様編みを組み合わせて柄にするタイプの編地は、覚えてしまえばグングン編み進められて楽しいのですが、ゲージを採りにくいのが難点。中細の毛糸を並太にするには、どこをどれぐらい減らせばいいのか? 昔の編物の本や雑誌をアレコレ見ていると、昔は今より細身でピッタリと着ることが多かったように感じることや、こないだの男物のベストの目数などを考慮に入れつつ、なんとなく勘でやってみたら、サイズ的にはなんとかうまいこといきました。 でも、身頃を全部編んでみてようやく、前身頃の肩幅にちょうど収まるように柄を調節すればよかった、と思い至りました。。 そして改めてオリジナルの編み図を見ると、中細の3号で、横幅42センチにして、柄が肩幅で一番上までキレイに収まっています。着ている人にもぴったりサイズ。 なるほどなあ、ニットのデザインをする人って、すごいなあと改めて感心させられました。 ま、それでも出来上がりを見ると、このウェストに二目ゴム編みを入れてシェイプさせるデザイン、おばさん(私も含めて)が着るのにちょうどいい感じで、なかなかではないか。 30年以上前のデザインなのに、今見ても全然古い感じがしないのが驚き。 この雑誌の編み図を作った人(岡村嘉子さん)も、まさかこんなに年月を経て今もこの編み図を使う人がいるなんてことを知ったら、驚くだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.16 13:18:56
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