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カテゴリ:懐古主義
ホテルからの仕事に備えて11時過ぎまで寝られない私。
9時から『ダンドリ』を見て、さて何を見みよう・・・と考えてフト目に付いたのが『鬼平犯科帳』のビデオ。実はウチには鬼平犯科帳のビデオが推定30本ぐらいあります。 好きなんですよ、鬼平。原作もみんな持っています。 なんでこんなに面白いんだろう。 毎回、人の心の機微というか、思わずホロリとさせられます。 お互いに相手を思いやり、それでもどうにもならない男と女。 嗚呼、実にいいなァ。°・(>_<)・°。 この鬼平犯科帳の原作者は、言うまでも無く故・池波 正太郎さんです。この人、そもそもは脚本家だったそうで、自分の作品がテレビドラマになる時は必ず細かい所までチェックしたそうです。 そのために、細かい所まで原作のまま。 「ああ、この場面・・・次のセリフは○○だな」 と思いながら見ていると、その通りのセリフをしゃべる。 まさに原作をそのまま映像化したようなものでした。 しかも鬼平を演じているのが、原作者・池波 正太郎さん太鼓判の「中村吉衞門」さんです。 いい!実にいいですねェ。 原作を読んでイメージした通りの『鬼平』の世界が目の前で、テレビの中で再現されるのです。 もう、これ以上の贅沢はありません。 ところが! その池波 正太郎さんがお亡くなりになってから、状況は一変しました。 明らかに原作と違う!こんな場面やセリフはなかったゾ! というような話が続きました。 ガッカリです。 (これで鬼平も終わった・・・) みたいな感じで。 しばらく見る気もしませんでした。 でもまァあらためて見てみると、それなりに面白いじゃありませんか。 やっぱり鬼平犯科帳はイイ! それも吉衞門さんの鬼平が! ホント、これだけの人が、タモリの『今夜は最高!』で超マニアックなヒロイン、『大魔神子』をやったとは、とてもとても思えません。 えっ!『今夜は最高!』を、『大魔神子』をご存知ない? それじゃあ、その話はそのうち改めてエントリーします。 今日はここまで。 じゃ、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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