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慶文堂 ひま人日記

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2006年12月25日
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カテゴリ:懐古主義
ワンダフル・クリスマス・タイム/ハッピー・クリスマス~戦争は終った



昔、それは私がまだ十代だった頃。FMラジオからエアー・チェック(エアーチェックっすよ!)した一本のテープがありました。それはクリスマス・ソング特集のテープ。



一曲目は確か『イーグルス』の『二人だけのクリスマス』という曲だったと思います。鐘の音で始まる曲で、雰囲気のある、いい曲だったんですよ。
その他にも素晴らしいクリスマスにちなんだ曲が数曲入っていて、その後何年間か、毎年クリスマスになるとたった一人のアパートで部屋を薄暗くして聞いていたものでした。


今思うと・・・暗いっすねェ(^_^;)ゝポリポリ
暗い青春時代だったんだなァ・・・_| ̄|〇ガックシ


ええい!鬱陶しい!!(笑)


イージャン!そもそもはイエス様の誕生日を祝う日なんですから。
厳かに、心静かにお祝いするんですよ・・・でも、私って仏教徒じゃなかったっけ?(笑)



他にどんな曲がそのテープに入っていたかはほとんど忘れてしまったのですが、ただ2曲だけ、強烈に覚えている曲があります。

それがジョン・レノンの『ハッピー・クリスマス(戦争は終わった) “Happy Christmas (War is Over)”』と、ポール・マッカートニーの『ワンダフル・クリスマスタイム(Wonderful Christmastime)』です。



もはや伝説となったビッググループ・ビートルズを代表する元メンバーの二人がクリスマスをテーマに作った曲ですが、この二人、これだけ違うんですねェ。その感性の違いと、そしてなおかつ、二人の音楽的才能の豊さに改めて感心させられました。



ポールのクリスマス・ソングは、一言で言うと『きれい』。それとも『流麗』かな?
ウキウキするような耳に心地よいリズムと、聞く者を優しく包みこむような音楽。
そのイメージは、まさしく『ワンダフル・クリスマス・タイム』です。
やはりポールという人は『天才だ!』と改めて感じさせる曲です。
まぎれもなく、クリスマスの名曲の一つだと思います。



一方、ジョンの方はどうか?
クリスマスにふさわしいシットリトした出だしながらも、途中から徐々に盛り上げて行き、サビの部分では『so happy Happy Christmas!and Happy New Year!』(確かこんな歌詞だったんじゃないかと・・・)、そして最後には反戦・平和を前面に押し出して『War is Over!!戦争は終わった!』と高らかに歌い上げるジョン。
曲の完成度もさることながら、その主張(希望?願望?)の激しさ!
曲としての芸術性と自分たちの主張を、これほどまで見事に両立させようとは・・・。
まさに驚き!そして感動です。


そしてこのような曲は、時として聞く者の心を不意打ちというか、直撃する事があります。



かれこれ25年近く前になりますか。
仙台に住んで最初の数年間はスクーターに乗っていた私は、帰省するときには山形交通のバスを利用していました。


ある年末の事。
例によって帰省のために乗りこんだバスの中で、流れゆく周りの景色を眺めながらウォークマンタイプの携帯型プレーヤー(確かナショナルのステレオ・ゴー)で例のテープを聞いていました。


外の景色に気を取られていたら、突然流れてきた「Happy Xmas Kyoko, Happy Xmas Julian・・・」のささやき声(ハッピー・クリスマス!ヨーコ。ハッピー・クリスマス!レノン!だとばっかり思っていたら、違うそうですね。ヨーコの前夫との娘=キョウコと、ジョンの前妻との息子=ジュリアンの事なんだそうです)。

そして聞こえてくる、ジョンの歌声。

英語なんてあまり分からないながらも、いつしか単語の意味を追いかけていました。
そして改めて知った、ジョンとヨーコの反戦と平和に対する叫び!


平和の象徴とでもいうべきクリスマス。
そしてそれに続いて、古い時代が終り、新しい時代を迎えるNEW Year。そうして迎えた新しい時代には、もう戦争は終った!平和な時代が来るんだ!
そんなメッセージが私の心に押し寄せて来て、恥ずかしながら思わず、知らず知らずのうちに涙が流れていました。


この曲が発表されたのが1971年。ベトナム戦争の真っ最中です。
私が感動して聞いたのがその約14年後の、1985年ごろ。米ソ冷戦が続いている状況でした。


それからはや21年が過ぎました。すでに5年も前に21世紀を迎えた現在。
明るい未来=21世紀を描いていた我々ですが、ますます混沌とした世の中になってしまいました。
未だに世界からは戦争はなくなりません。
それどころか、米ソによる冷戦こそ終りましたが、核拡散の可能性は大きくなり、さらに世界はややこしくなっています。

人々の心から『争う心』が無くならない限り、この世から争いは、戦争は無くならないのかもしれません。


もしジョンが生きていたら、今のこの世界を見たら、いったい彼はどんな歌を歌っている事でしょうか?


happy Happy Christmas!and Happy New Year!





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最終更新日  2006年12月25日 09時09分15秒
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