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カテゴリ:日記
昨日、久しぶりに息子を怒りましたよ。
午前中、私が仕事している間に息子はもう出かけていました。 「どこへ行ったの?」 とおばあちゃんに聞くと、 「市民プールだど・・・言うてねっけなが?」 ・・・そう言えば土曜日あたり、 「月曜日に友だち(数人)と自転車で寒河江のプールまで行っていい?」 とかなんとか言ってましたけど、確かOKは出していなかったと思うんだけど・・・あの野郎、許可取らずに行きやがったな!帰ってきたら、ゴシャガンナネな!!(怒らなければ!!) ということで手薬煉(てぐすね)引いて待ってたんですけど・・・帰って来ない。 昨日は夕方からも仕事してたんですけど、でも気になって・・・。 5時過ぎぐらいから、一緒に行ったらしい友だちの家から問い合わせの電話が何度も来るし、こっちは聞かれても分からないし。 だいいち、仕事中だ!っちゅーの!! 仕事が終わって6時半。外はもう暗くなっています。でも・・・来ない。遅い!遅過ぎる!! おばあちゃんはホイホイ言うし、ま~た電話は来るし・・・オレに聞かれても知らねェよ!こっちだって心配してるんでェ!!・・・と、ついついフォースの暗黒面に落ちそうになっったりして(^_^;)ゝポリポリ 車でその辺を回ってみるか・・・と準備している所へ、野郎、帰ってきました。 「ただいまァ!はァ~・・・○○君の自転車のタイヤがパンクしちゃってさァ、そしたらボクのタイヤも空気が抜けたりして、大変だったァ・・・」 ふ~ん、そりゃ大変だったな。でも・・・言うことはそれだけか?(-"-;) 「分かった。それは分かったけど、それならちゃんと電話しろ!遅過ぎるだろ!!・・・頭出せ!」 「・・・ハイ」 “バシッ!”(拳骨で、とも思いましたが、ま、理由を聞くと平手かな) 「心配かけやがって・・・さっさと着替えろ!」 あ、ちなみに私、元バレーボールのアタッカーでした。ちゃんと手首のスナップが効いていますよォ(o⌒ー^)y それにしても我ながらホントに優しいお父さんです。私の親父さんなら今ごろ頭っから怒鳴ってます(笑) ってか、家に入れてもらえなかったなァσ(^◇^;) それからもう一つ。許可も得ず、自転車で寒河江まで行った件があります。 夕食が終わって一息ついたところで、おもむろに、 「ところで・・・と。お父さん、自転車で寒河江まで行って良い、って言ったか?」 「あ、あれは・・・」 「言ってないだろ!頭!」 「・・・ハイ」 “バシッ!” 「こういう事があったらオマエたちだけじゃどうなるか分からないだろ?だからダメだ!って言ってるんだ。まだ早いんだよ。次は気をつけろよ!」 「・・・はい」 いやァ、息子の頭を叩くなんてホントに久しぶりです。小学校に入る前まではけっこう引っ叩いたもんですけどねェ(笑) 暴力?虐待?何んとでも言ってくださいな。ウチではこれも『躾(しつけ)』ですから。 悪い事をやったら、してはならない事をしたらしかるべき『罰』を受ける、それが当然の事です。 特に小さい頃はそうやって事の善悪を覚えるんです。私はそう思いますし、そうやってきました。 自分が子育てして初めて分かったんですが、まだ2~3歳ぐらいの幼児って『確認』するんですよね。 例えば私が、 「テレビのチャンネルに触っちゃダメ!」 と注意したとします。するとしばらくするとまたテレビの方へ歩いていって、ダメ!と言われた事をやろうとするんです。そしてその時、私の方をチラチラと見るんですよ。 (ダメ!って言ってたけど、ホントにダメなのかなァ?・・・ホレ、どうだ?) みたいな感じで。するとそれを見ていた私がすかさず、 「ダメだ、って言っただろ!」 と怒ってあげると(ああ、やっぱりこれはやっちゃイケナイ事なんだ)と納得するらしく、それ以降はやらなくなります。 そういう時期、というか事の善悪を学習する時期があるみたいなんですよね。 その時にちゃんと注意したり怒ったりしないと、 (な~んだ、ダメ!って言ってたけどやっていいんだァ) と思ってしまい、事の善悪が曖昧になってしまうんじゃないか?と思います。 だから、小学校に入るぐらいまではしっかりと(笑)怒りました。 もちろんお姉ちゃんも怒りました。でもやはりそこは女の子。男の子の比ではありません。 息子はけっこう怒りました。ただし、 「コレコレはこうだろ?だからオマエが悪いんだろ?」 「はい・・・」 「頭出せ」 「・・・ハイ」 って感じで、ちゃんと説明した上で怒りました。ま、やった事の軽重で平手になるか拳骨になるかを私が決めましたけどね。 そのうちに、 「頭出せ!」 というと、頭を出しながら、 「お父さァん・・・手のひら?それともゲンコ?」 と聞くようになりました。さすがにゲンコは痛いようで(笑) 「ん?手のひら」 「σ(^◇^;)ホッ・・・ハイ」 なんて。 ちなみに3番目の娘はあまり怒ったことはありません。 「やっぱり末っ子には甘いんだろ?」 と言われるかもしれませんが、そうではありません。上の子が叱られているのを見ているので、叱られるような事はやらないんですよ。 考えてみれば、私もそうでしたから。ウチのアニキなんてしょっちゅう怒られてましたから、(アア、ああ言うことはやっちゃいけないんだ)と学習するわけですよ。 だから私はとってもいい子でした・・ヘ(。。ヘ)☆パシッヽ(-_-#)コラッ! ・・・ヘイヘイ、それなりに怒られましたよ。ただアニキと比べると少なかった、ってだけで。 でもそれもこれも、だいたい小学校へ入学するぐらいまで。 その頃にはだいたい躾のほとんどは終わっちゃってます。後はその都度、言って聞かせて教えていけば良いことです。 だから昨日は久しぶりに引っ叩いたんですよ。 でも、久しぶりだからこそ改めて気がついた事。それは叩く方も大変だ、ということです。 可愛い我が子です。 「可愛い、かわいい」 って、それだけやって育てられるんならこんなに楽な事はありません。親ならだれだって子どもの天使のような笑顔を見たいものです。 それをあえて、心を鬼にして叱るべき時には叱らなければならないんです。 あ、その代わり可愛がる時には目一杯可愛がりますよ。それは当然です。 それから、叱るときにはあまりカッカせずに冷静な部分は残す事。 昨日のテレビで、現職の学校教師が、 「生徒を叱る時にキレてしまう時があるので・・・」 みたいな話をしていましたが、そんなのは論外です(でもそういう教師が多いそうで・・・)。 子どもに対しても生徒に対してもそうだと思いますが、怒る時、叱る時は本気で怒り、叱る。 でも冷静さは保たないと『思わず手が出て足が出て・・・』なんて事になりかねません。 ましてや自分のイライラの、欲求不満の捌け口にしてしまう、なんてのはもってのほかです・・・なんて、偉そうにね(^_^;)ゝポリポリ けっこうね、我が子を叩くのも、叩く方も・・・ツライもんですヨォ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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