このブログを始める時、自分の手に余るような話題や、深刻なことは書かないようにしようと決めていた。日々の暮らしの些細なことに喜んだり、怒ったりする普通のおばちゃんとして、娘や息子への安否確認のメッセージとして続けてきたし、これからもそのスタンスを変えるつもりはない。が、最近は芸能人の自死の報道に胸を痛めている。まるで連鎖のように次々と伝えられるニュースに「何故?」と思う人も多いだろう。人にはそれぞれの悩みや事情があり、亡くなられた人の胸中は誰もわからないだろうけど、残された人たちの心の中を思うと辛いだろうなと思う。特に残された子どものことを思うといたたまれないような気持ちになる。
あるドラマの中のセリフで、「生きていれば何とかなる」というのが話題になっているが、まったくその通りである。70歳を過ぎると生きていること自体が重荷になると感じるのは私だけだろうか。もう存分に生きてきたからみんなに迷惑をかけないうちに、長患いをせずに天に召されたいと願っている。天命を全うする日までできるだけ機嫌よく生きていきたい。
今回の変形性膝関節症の痛みで動けなくなったことはショックだったが、だんだんと快方に向かい、昨日は歩いて15分ほどの郵便局まで往復することができた。今日は友人が車で近くの道の駅まで連れて行ってくれたので、久しぶりの買い物に興奮して大量の野菜を買ってきた。これからその野菜を娘と息子に宅急便で送ってやろうと思っている。まだ、子ども達の役に立つことができるなんてちょっと嬉しい。あまり深刻にならず、淡々と軽やかに毎日が暮らせたら、それが幸せなんだろう。
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Last updated
2020.09.30 14:18:37