みかんの木を育てる-四季の変化

2013/11/16(土)10:39

太陽光線によって、みかんの成熟度の判断をくるわされました

みかん栽培(1352)

11月13日、みかんの第4回収穫の反省から 11月13日(水)、この日の朝は雲もなく秋晴れで、富士山もよく見えました。 休日農夫は、早起きして早生みかんの収穫に行ってきました。11月は早生みかんを収穫し、12月にはいってフツウウンシュウミカンの収穫を予定していますが。 11月13日のは、この木に目が引きつけられました。 この木は12月から収獲を予定しているフツウウンシュウミカンです。 ことしは、全体的に気候がままならず、秋晴れが続かないし、冬へ移行も急速です。 そうした変異性の中、こうしてフツウウンシュウミカンのなかにも、やけに色づきが早いものがありました。 念のためその糖度を測ってみたところ、なんと、糖度が12.1をしめしていました。 これなら、十分に収穫水準に達しています。 ただし、これはあくまで成熟の進んだフツウウンシュウミカンの個体です。 木についている果実の平均的姿ではありません。 これは歓迎すべき成熟の進展の早さですが、過度の錯覚は厳禁です。他方、早生みかんの方では。 一度目の収穫は、これまででひとあたり収穫を終えるところですが。 こちらでは、今回別の問題がありました。 ひとあたり収穫した木は、次の第二循環の収穫をするまでに、 果実を熟させるために、間を10日間くらい、間隔を置くべきだったんですね。 ところが、久しぶりの秋晴れの太陽光線の下です、 早生みかんの木が成熟したように見えたので、 なか4日の間隔を置いただけで、第二循環の収穫に入ってしまったんですね。快晴の時の太陽の光で見ると、実際以上にみかんは赤っぽく輝いて見えます。 「これは良い」と収穫して、家に持ち帰って箱詰めするんですが、 その時になって、果実が少し黄緑色がかっていることに気がつきます。 「何でこんな今一のみかんを収穫してしまったのか」 「どうして厳密に見るようにして、もう少し待てなかったのか」 あとになって、ガックリと反省させられることになるわけです。この11月13日は、全部で3コンテナを収穫しました。みかんの果実は、太陽光線にあたると赤っぽく成熟しているように見えるんですね。 実際よりも成熟しているように見えてしまいます。 太陽光線の力で、ついついだまされちゃうんですね。 せっかくここまで生育してきたのですから、美味しいみかんを提供したいものです。 収穫の成熟判断を慎重にして、早やもぎをせず、完熟ミカンを収穫すること。 この点が、早生みかんについては、いま決定的に大事なポイントになっています。

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