みかんの木を育てる-四季の変化

2018/09/18(火)21:08

イノシシにとっては、ビニールの柵なんてなんのそのでした

みかん栽培(1352)

​イノシシがみかん園を掘ってました​昨日、9月17日のことですが、 小田原のみかん園に着いて、最初にまずはイノシシの動きのチェックをしました。すると8月17日にビニールの柵をはった部分の畑ですが、 この1カ月くらいは特段の動きはなく、足止めが出来たかと思っていたんですが、 とんでもない。園内にけもの道が出来ていて、掘り返した穴がいくつもあけられていました。 ビニール柵なんて、なんのそのだったんですね。この箇所ですが、柵を固定したピンが抜かれていて、下をくぐり抜けているんですね。 他の大方の部分は、鉄柵で仕切りましたから、そこは大丈夫なんです。 イノシシの方も、どこの柵が弱いのか、よく知っているんですね。 くぐったあたりから、けもの道が続いています。 5センチ位の足跡の続いています。イノシシはみかん園の地面のあちこち掘り返していて、 今は、ミミズだったり、ヤブカラシの根だったり、地中の好物を食べているんですね。ところが、11月ともなると、みかんを狙うようになります。 ようやく色づき出してきたみかんを、地面から1メートルくらいをことごとく食べていきます。 この間、園主さんが手入れをあきらめるほどに、イノシシの加害は深刻をなんですね。 みかん園のまわりには、かつてのみかん園が放任園になっています。 この鉄塔のあたりから、その下の方にあるみかん園に出没してくるんですね。 今年の炎天下の夏に、柵張りを優先したのは、イノシシの足を止める為だったんですが、 その柵張りを終えて、遅れていた草刈りを、いそいで進めていたところだったんですが、 今回の事態は、みかん園のこの箇所こそが、イノシシとの攻防の焦点となっていることが分かりました。 これから、ビニール柵を二重にしたり、仕切りを板で強化するなどして、柵の補強をはかります。 他の箇所は鉄柵を設置したことで、イノシシの侵入を防げていますから、 この畑の部分、40m×40mこそが、焦点になってきています。

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