みかんの木を育てる-四季の変化

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  やった、待望の新茶が入りました

  ついに待望の新茶が入りました５月９日、新茶が入りました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月９日）最初の一杯です。お湯をぬるめにさまして、香りと甘さをたのしみました。二番煎じは、お湯そのままで、香り、色、味を楽しみました。５月９日に、ＪＡのお茶工場に出来あがったお茶を取りに行ったのですが。その製茶工場の全景です。５月６日に茶摘みして、すでに加工を依頼してありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）その際、依頼した後で工場の中を見させてもらいました。最初は、1、ベルトコンベアーで運ばれ蒸し機にかけられます。次に、2.粗揉機でさらに蒸されます。3、回転を加える揉捻機です。4.次に、乾燥機から精揉機にうつります。5.さらに自動乾燥機に。6.切断廻機に移ります。7、最後に仕上げの乾燥をさせてこうして、新茶が出来上がります。建物全体が、新茶のよい香りがただよっています。この季節限定の製茶工場ですが、今、稼働の真っ最中です。

  2010年05月11日

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  ついに、みかんの白い花が開きはじめました

  みかんの花が開きはじめました５月９日（日）、いよいよみかんの白い花が開き出しました。神奈川県西部の真鶴のみかん園でのことです。最初に見つけたのはスダチの花でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月９日）葉にはカイヨウ病対策でコサイドボルドーを散布したあとが残っていますが。５弁の細長い、白い花びらが開きはじめています。次はハッサクのつぼみです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月９日）こちらは、幾分つぼみが大きく、これから開きはじめるところです。次は、レモンのつぼみです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月９日）レモンのつぼみは紫色です。花びらが開くと真っ白です。内側は白なので、白い花に手品のようにかわります。次は、今年初めて咲くポンカンの花です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月９日）５ミリくらいの小さな花です。花が小さくて、一瞬病気にでもかかったかとも思ったのですが、どうもこれで正常な花の様です。一番先につぼみを膨らませていた興津早生ですが、興津早生も、やはり開花していました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月９日）こちらには、はやくもコアオハナムグリ、いわゆるこがね虫ですが、頭を花びらに突っ込んで蜜を必死にとろうとしています。この時に子房を傷つけてしまう害虫なのですが、今日のところは、大目にみて見過ごすことにしました。いずれも、小木の方から先に開花が始まりだしています。成木の方は、まだ洞ヶ峠をきめこんでいるものもあります。去年は、最初の開花を見たのは４月２９日でしたから、今年は、１０日間くらい遅い。気象の影響です。しかし、この程度の遅れは、みかんにとっては自然のうち、許容範囲のことのようです。まだ注意していないと気付きませんが、みかんの花の香りがかすかに漂いはじめています。これから２週間くらいの間、開花がひろがりますが、あたり一帯をみかんの花の香りが、ここちよくつつむことになります。といったことで、前半のハイライト、みかんの花の季節のはじまりです。（ただ観照してるだけでなく、春草の除草作業で汗もかかなければなりませんが）　ほととぎす　来鳴く五月に　咲きにほふ　花橘の　香ぐはしき・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（『万葉集』　巻第十九　4169）　ほととぎす来鳴きとよまば草取らむ花橘を宿には植ゑずて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（『万葉集』　巻第十九　4172）

  2010年05月10日

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  遅霜の恐るべき被害、小さな実梅が消えてしまった

  梅実に深刻な凍霜被害がでていますみかん園に植えてある豊後の小木です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）去年初めてわずかですが実がつきました。今年は、花は順調に咲いていたので、実が着くのを楽しみにしていたのですが・・・、その後、どの角度から見ても実がいっこうに見つからなかったんです。その訳がわかりました。「ＪＡかながわ西湘ニュース」2010.4.20　５月号Ｎｏ44　からの抜粋です。凍霜害が゛特産゛を直撃　漬け梅ほぼ全滅、１億超す被害に　　３月３０日未明に発生した凍霜害がＪＡ管内の特産である梅を直撃。幼果の変色と落果が続き、特に梅干し用の十郎・南高がほぼ全滅、梅酒用も５割ほどが収穫不能になるなど、県の発表による被害総額は１億３８００万円に上る見込みです。・・茶などにも一部で影響が出ており、当ＪＡでは対策本部を設置し、農家への支援策を検討しています。・・　春の異常気象が地域農業を襲った形となりました。　前日の２９日の県西部は昼前から山間部で雪、平野部ではみぞれ混じりの雨が降り、３０日未明から早朝にかけて気温は氷点下に。そのため果実に付いた水滴が凍結し、被害が発生しました。　梅の主産地である曽我・下曽我地区の梅林では、まだ果実は１センチほどでしたが、表面が茶褐色に変色し、果皮もしわになった状態に。特に梅干し用の十郎、南高は、ほぼ全滅となりました。　梅まつりが終わり、６月の収穫に備え、病害虫防除の作業に取り組んでいた矢先の被害。小田原市梅研究会の柏木清一会長は「今年は豊作傾向だったので農家のショックも大きい。梅干しを楽しみに待っている人に断らなければ」と肩を落としていました。・・・　今回の梅の凍霜害は、当地域における平成１３年の被害を上回り、被害が拡大していることから、ＪＡではカイヨウ病予防のための薬剤散布を呼びかける一方、対策本部を設置し、被害農家への支援策を検討しています。」当方の状況はミニ版でした。はるかに大きな規模で、地域一帯に深刻な被害が発生していたということです。

  2010年05月09日

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  摘んだ茶葉を、お茶屋さんに出して製茶してもらう

  摘んだ茶葉をお茶屋さんに出しました５月６日に手摘みした茶葉ですが、紹介したとおり、去年の半分の収穫量にしかなりませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）しかし、当方にとっては、量の多少は問題ではありません。八十八夜くらいに摘んだ茶葉で、新茶を味わえることが肝心なところです。ただちに、製茶工場に持ち込みました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）まずは軽量です。大きなはかりでした。その針が、かすかに動きました。正身で１．６キロ。去年は「こんなんじゃ、機械にくっついて無くなっちゃう」と言われたものでしたが。すぐ後から持ち込んで来た人は、みかんコンテナで８箱くらいを摘んできていました。いやいや、量が問題じゃないんだ・・・と内心で思いつつ、その大仕事に敬服です。まず、蒸し機でしょうか、炒り茶機でしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）ベルトコンベアーで機械の中に送られていきます。お茶の香りが一連の機械からただよってきます。ついで、粗揉機でしようか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）新茶の香りがいっぱいにただよっています。ついで、揉捻機でしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）この後に乾燥機にかけて、お茶の出来あがりです。持ち込んでから一連の工程にかけますから、出来あがりは翌日か、翌々日。大体、摘んだ茶葉の重さの、その八分の一か、七分の一のお茶ができます。したがって、当方の出来は、200グラムのお茶といったところでしょうか。それから考えただけでも、お茶づくりにとって、茶摘みというのはじつに大変な作業です。昔は機械がなかったから、全部手摘みでやっていたのだから、すごい作業です。のどかな茶摘み風景とは裏腹に、時を争う広大な山肌の茶畑での茶摘み作業だったでしょう。「摘めよ、摘め摘め摘まねばならぬ」「摘まにゃぁ、日本の茶にならぬ」と、自分自身に言い聞かせながらの天文学的な作業だったでしょう。当方はその極ミニ版です。ほんのさわりといったところです。まわりはすっかり新緑の季節です。そうした中で、この時期限定の製茶工場の稼働です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）小さな町の、小さな期間限定の工場です。しかし、大きな大きな意味を持つ製茶工場です。今度の日曜日には、「よぅ、待ってました」、いよいよ新茶が味わえることになります。   

  2010年05月08日

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  やっと茶摘みをしました

  今年の茶摘みをしました５月６日、ついに茶摘みをしました。去年に次いで２回目の今回は、張り切っていたのですが。終わってみたら、去年の半分の収穫量でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）ことしは、春の寒さの影響で、茶葉の生育がおもわしくなく、実施のタイミングをいつにするか、迷っていたのですが。これ以上あとにのばしても、大きな変化は期待できないので、実施しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）一見すると、茶葉は生えそろっているようですが、しっかりした若葉が少ないんです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月６日）茶葉が全体的にひ弱ですし、しっかりした葉の枚数もすくない。これでは、茶摘みの成果が少なくなるはずです。茶摘みを終えて、ＪＡ営農センターによったら、ニュースがありました。それによると、「今年は、凍霜害（３月３０日）により、梅に至っては壊滅的な被害を受け、お茶も早い新芽は黒くなり、摘採も遅れるようです」と。遅霜の被害は、やはり地域全体の問題になっているようです。ともかく、数日後にはわずかな量ですが、新茶を味わえる手配ができました。今年は、苦いでしょうが、それでも貴重な自前の茶となりました。

  2010年05月07日

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  ベニカナメモチにも花が咲くんですね

  初めて見たベニカナメモチの花です５月２日、ハンテン病対策で殺菌剤ベンレートを散布していたところ、ベニカナメモチの１本に花がついていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）初めて見るベニカナメの花です。まだつぼみでしょうか、それともこれが花の段階でしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）この時期は、枝先に赤い葉がそろうのですが、１本の木だけですが、花が咲こうとしていました。この間、ハンテン病の拡大を防ごうしてきましたが、花が咲くというのは、その成果が出てきているのでしょうか。植え替えを余儀なくされた部分の木も、しっかり定着しだしているようです。大きさは違いますが、赤いベルトがよみがえりつつあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）鮮やかな赤いベルトを見ると観葉植物が実感されます。五月晴れにベニカナメはよく似合います。ところがベニカナメは、ハンテン病に弱いんですね。ながめて楽しんでいるだけでは済みません。注意していないと、気がついたときは゛あとの祭り゛、枯れこんでしまい、手の下しようがなし、ということになります。そういえば、最近街で見かけるのは、ほとんどの木がレッドロビンです。こちらは比較的に病気に強いようです。いつのまにか改善されていたんですね。

  2010年05月06日

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  ウンシュウミカンの木につぼみがつきだす

  ウンシュウミカンの成木につぼみが着き出しました去年の５月の連休時は、みかんの花は、すでに満開でしたが、今年は、ようやくつぼみが着きはじめた段階です。全体として、おそらく一週間くらいは遅いように感じます。枝先につぼみをつけた、すすんでいる木を、いくつか紹介します。まず、早生のウンシュウミカンの木・２４番です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）去年は裏年であまり花も果実もつけなかったのですが、今年はいち早くつぼみが目立つようになっています。次に、フツウウンシュウミカンの１９番です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）１本の木の中に、葉ばかりでつぼみのつかない枝（正面）と、つぼみが目立つ枝（右側）との二種類の枝があるようです。次に、去年は裏年だったフツウウンシュウミカンの２１番です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）今年は、かなりつぼみが目立ちます。やはり、みかんの木は、表年と裏年を毎年交互に繰り返しているようです。最後は、フツウウンシュウの１６番です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）この木は、カミキリムシにより、全体の半部以上の枝を枯らされてしまっています。半身不随なのですが、残った枝には、つぼみがたくさんついています。紹介した木は、いずれもつぼみが目立つ木です。全体としては、今年は裏年のようで、つぼみが目立つ木は少ない。しかもついているつぼみの数が少ないように感じます。ただ、それはあくまで感じであって、もう少し時がたたないと、発芽自体が遅れているため、つぼみのつき具合が、多いか少ないかは、よくわかりません。とにかく、みかんの花の季節が、すぐそこまでやってきました。気候も暖かくなり、これまでの遅れを取り戻すかのように、発芽が広がっています。みかん園に白い花が咲き、花の香りがただよい出す時は、もうすぐそこです。

  2010年05月05日

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  梅の実が大きくなってきました

  葉の影から梅の実がみえました今年は梅の木にとって受難の年です。花の咲き出しも少し遅かったのですが、それより何より遅霜がありました。枝先の多くの幼果が、黒く立ち枯れしていきました。去年、初めて実をつけだした南高の小木ですが　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）今年は、どの角度から見ても、実がみつかりません。花もそれなりに咲いたので、結果を楽しみにしていたのですが・・・。遅霜のために幼果のほとんど（すべて）が、立ち枯れしてしまったようです。さいわい成木の方は、梅の実が残るというか、ついていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）今は若葉の影に隠れているので、どれだけついているか、わかりません。大きさは、１．５センチ位でしょうか。内側から見ると実がみえます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）はたしてどれだけついているのか、葉に隠れていてわからないのですが、ゼロではないのは確かなので、まずはひと安心です。これからまだ生理落下もしますから、今ついている何割かが収穫になるはずです。どれだけ収穫できるか、６月が楽しみなところです。まぁ、梅の木にとっては、一つの休養の年といったところでしょうか。

  2010年05月04日

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  八十八夜をすぎ、茶摘まであと少し

  茶摘まで、あと少しですいよいよ茶摘みのシーズン到来です。今年は、春になってから冷え込んだ日が何回かあり、お茶の葉の生育にはなかなか厳しい条件でした。５月２日が八十八夜だったのですが、確かに例年であれば、それが茶摘みの基準になっています。しかし、今年は、一番先の茶葉が遅霜で枯れてしまい、茶葉が生えそろうのが全体として遅くなっています。神奈川県西部・真鶴のみかん畑の周りにあるお茶の木でのことです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）昨日、５月２日の状態です。遅霜が主な原因ですが、去年の剪定の仕方のまずさもあるかもしれません、茶葉の生育がまばらであり、一つ一つの葉の生育もまだ小ぶりです。もうあと少し生育するのを見守るようにします。去年であれば、八十八夜には茶葉がみごとに生えそろって、４月２９日には茶摘をして、５月３日には摘み終わっていました。゛まさに、歌のとおりなんだなぁ゛と実感したのを覚えています。当方では、ずーっと放ったらかしだったお茶の木でした。みかんの栽培に通じることだけがすべてだったので、眼中になかったんです。去年、初めてお茶の木があるのを認識しました。同時に去年４月に静岡県藤枝の「茶摘み交流会」に参加して、本場のお茶畑で、生まれて初めての茶摘み経験をすることができました。さっそく帰ってから、自分のところでも初めて茶摘みをしました。したがって、今回が２回目です。自然は大きくは四季を同じように繰り返していますが、詳しくみば、一律同じではないことを、２年目にして経験させられています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）それで、もようやく生えそろいだしてきました。まだまだ茶葉は小さくひ弱です。本来の若葉ではありません。もう少し見守る必要がありますが、しかし、もうそろそろ決断のしどころです。４月３０日の天気情報で、本場静岡の茶畑での茶摘が紹介されていました。山全体に広がり、見渡す限りの茶畑の緑は、実に壮観でした。最初の所だけでしょうが、手摘みをしていました。あの広大な茶畑を、すべて手摘みするわけにはいかないと思います。当方の経験では、１００グラムのお茶をつくるには、８００グラムの茶葉が必要です。大変な作業です、しかし楽しみな茶摘みの時がはじまっています。当方でも、ようやく五月晴れになって、これから茶葉の生育もすすむでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５月２日）もうあと少し、茶葉の生育を見守るようにして。Ｘデーを５月６日にして、茶摘をしようと思います。当みかん園のお茶の木は、２５メートルくらいの一作しかないのですが。それでもこの新緑の季節の欠かせない作業です。ふるくから重ねられてきている茶摘みの作業です。若葉の季節を実感し、巨大な茶摘みの苦労を、ほんの少しの疑似体験ですが、私も体験しようと思っています。７日が雨で、天気が下り坂のようですが、なんとか天気がもってくれればよいのですが。

  2010年05月03日

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  紫色の若葉のきれいなスダチとレモン

  スダチとレモンの紫色の若葉今日、５月２日は八十八夜。お茶の木は、当方では、最初の葉が寒害にやられたんですが、４月３０日には、ニュースで静岡の茶摘みが紹介されてました。今日、茶摘のタイミングをみるため、生育状況を調べてきます。今はスダチとレモン、そのユニークな紫色の若葉の紹介です。ふつう柑橘類のおおくは共通で、新芽の色は緑色です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）写真は４月２５日のハッサクです。ウンシュウミカンをはじめ、多くの柑橘の発芽は、緑色です。ところがスダチは独特で、若葉がユニークな紫色をしてのびてきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）深緑の旧葉の中から、紫色の若葉と白いつぼみが出てきて、色のコントラストが綺麗です。みかん園には６年生のスダチが１本あります。土地柄にあっていると見え、生育は順調です。この春の寒さも、発芽時期が多少ずれたくらいで、さしたる影響なしです。もう一つ、レモンの芽も紫色です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）スダチに比べて、発芽のはじまりが遅いようですが、小さな芽をのばしだしています。スダチもレモンも、葉が本格的に展葉をしだすと、ほどなく共通の緑色にかわります。紫色の若葉は、春に見られる独特の色合いです。

  2010年05月02日

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  はるみの果実酒ができました

  はるみの果実酒で乾杯です去年、初めて本格的に果実をつけたはるみの木。１０月に摘果をしたのですが、その実を使って果実酒をつくりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月３０日）味は、まずまず。いや、なかなかのものです。去年、初めて本格的に果実をつけたはるみの木です。当初は、あまりに見事な実の付き具合で、ただながめていたのでしたが・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００９年１０月）しだいに葉が黄色くなりはじめて・・・・、やっと全体が疲弊しだしているのに気づいてから、いそいで、かなりの量の摘果をしたのでしたが・・・。あとの祭り。わずかに３枚の葉を残して丸坊主、枝の多くが枯れ込むようになってしまいました。この摘果の実を捨てるのはもったいなくて、果実酒に仕込んだのですが。春になっても化石化したように枯れた木は、そのままでした。あきらめて、３月には植え替え用の苗木も用意したのですが、どうも５年生の木を切るには忍びなく、しばらく様子を見ることにしていました。すでに他の柑橘の木は、花のつぼみもふくらみ出してきていた時のことですが、４月２５日にはるみの木に新たな兆しが出てきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）枝先は枯れているのですが、元の方にわずかに発芽の兆しです。まだ兆しでしかなく、今後は未知数なのですが。かなり遅い兆しでが、とにかく完全には枯れていなかった様です。摘果したはるみの果実酒で、出来あがった果実酒で、はるみの復活に、もしも甦れたとしたら・・ですが、乾杯です。 

  2010年05月01日

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  ジャガイモを１本立ちに芽かきしました

  ジャガイモの芽を１本立ちしましたジャガイモがみごとに発芽しています。３月１８日に種イモを植えつけしていましたが、その後の寒さもあり、心配しましたが、さいわいにして、しっかりと発芽してくれています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）今年の春は、各地で寒害により葉物野菜が被害を受けたことが報道されています。当園でも、みかん、梅、お茶、柿などでさまざまな影響を感じているのですが、その点、ジャガイモは大事なく順調に発芽してくれてます。さすが北海道でとれるだけのことはあります。寒さに強い。そこで、４月２５日には芽かきをしました。1個の種イモから数本の芽が育ってますが、それを１本の茎に絞るよう芽かきをしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）芽かきして１本立ちにし、追肥と土寄せして、水かけしておきました。これで、この時点での手入れは万全です。ジャガイモは、栽培が簡単です。なおかつ失敗がなく、育てていることを実感させてくれます。私などの素人農園にぴったりで、定番になっています。

  2010年04月30日

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  八十八夜が近づくけれど、茶摘みはいつか

  いよいよ、茶摘みのシーズンですが・・・野菜に限らず、遅霜の影響はお茶の葉の生育にもでています。゛夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・゛暦の上で「八十八夜」は５月２日ですから、もう間もなくです。例年であればお茶の葉が緑色に生えそろっていなければならない時期ですが・・・、次の写真は、去年の４月２０日の様子です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００９年４月２０日）きれいに茶葉が生えそろっています。ところが今年は、大分様子が違います。春になってから遅霜がありました。これから伸びようとしていた葉芽が、寒さで枯れてしまいました。４月１８日時点でのお茶の木です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）チラホラとようやく葉の芽が出てこようとする段階です。去年との、例年との茶葉の生育の差は、たいへん顕著です。直近の姿は、４月２５日ですが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）４月１８日よりは前進していますが、去年の４月２０日と比べたら大きな落差です。若葉の間に黒く縮れた葉が点在していますが、霜にやられた最初の葉です。これは消えていきます。次の葉が伸びてきています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）去年の茶摘みは、４月下旬には始めていました。５月初旬のゴールデンウィークまでには、茶摘みは完了したのですが・・・。今年は４月25日時点でも、まだ見てのとおり若葉がまばらで生えそろっていません。まばらではあっても、茶葉が伸びつつあることは確かなのですが。あと一週間で、いったいどこまで生育してくれるか。後ろにずれていることは確かです。今年の茶摘みをいつにしたらよいか、いよいよ、そのタイミングを見定める段階に来ているのですが。自然は毎年同じように四季の変化を繰り返しますが、よく見ると、けっして同一ではなく、年年の姿は違いがあります。今年の様なお茶の木の姿を見たのは、初めての経験です。当方の茶摘み経験は、いたって浅いのですが、みかん畑の周囲に、そのいっ辺に植えられている、ささやかなお茶の木です。去年、お茶の木に目が広がるようになり、初めて茶摘みをしたのですが、今年の茶摘みを、首を長くして楽しみにしているところなのですが・・・。とにかく、厳しい自然の試練に耐えて、なんとか生育しつつある茶葉です。いよいよ、その茶摘みの時をさぐろうとする時点にさしかかっています。

  2010年04月29日

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  箱根の自然と、大平台温泉「姫の湯」

  箱根の自然と、大平台温泉「姫の湯」４月２５日は、畑仕事をお昼には切り上げて、箱根・大平台に向かいました。知人が大平台温泉「姫の湯」を紹介してくれたので、足をのばしました。箱根湯本から箱根登山鉄道で、塔ノ沢、大平台と二駅目です。山間の自然の中を登山電車は走っています。途中、出山の鉄橋をわたり、またその鉄橋を信号所から見降ろします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）ここ、信号所から鉄橋を見降ろした景色が、箱根の絶景ポイントの一つだそうです。いま箱根山は、まさに新緑の季節、高度の差により新緑の色合いは様相を変えますが、じつに新緑が映えて、春の息吹を感じさせてくれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）大平台駅です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）下りの帰り道は、すでに渋滞しています。電車の旅は、渋滞知らずで、景色を堪能できます。大平台温泉は、箱根の温泉としては比較的に新しく開けたところです。あまり大きな観光施設はなく、家庭的な感じのする施設が小さく集まっています。目指すところは、「姫の湯」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）私は、ここは初めてではなく、以前に一度来ていました。大平台温泉は湯量が豊富ですが、「姫の湯」もそうした一つです。駅から５分くらい歩いたところにあります。源泉温度は６７．７度。ナトリウム塩化物泉。無色透明、弱アルカリ性、ｐｈ8.4です。浴槽温度は、４５度で熱めです。入浴料は４００円。箱根湯本から大平台駅まで、車だと渋滞で遠いように感じますが、電車での所要時間は１５分、１３０円です。箱根の温泉では、ふるくから大きな施設が多くある箱根湯本ですが、大平台は、それとは一味ちがって、自然に囲まれて静かで、こじんまりとして、ゆったりと温泉を楽しめます。どちらがよいというわけではなく、箱根のそれぞれの温泉は、それぞれに特徴と魅力があります。「姫の湯」のホームページです。http://www.himenoyu.net/

  2010年04月28日

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  気になる柿の木、この春の寒さの影響は大丈夫か

  柿の木は大丈夫か、寒さの影響新緑の綺麗な季節になりました。梅も、桜も、木々はすっかり若葉におおわれています。柿の木も、また新緑の葉が目立つようになっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）柿の緑の葉も綺麗です。遠くから見ても、柿の木の新緑はひときわ目につきます。それは、この季節、毎年見られるとおりなのですが・・・。しかし、近づいてみると、どうも様子が少しおかしい。例年、力づよく槍先の様な葉芽をつけた枝を目にするのですが・・・、そうした枝が少ないように感じて、枝先を見てみました。すると、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）枝先の芽が黒く枯れているところがあります。いちど枝先の芽が枯れて、二番目の芽が伸び出しているようです。こうした状態は、お茶の木にも見ているところですが。どうやら、柿の木もこの春の冷害の影響を強く受けているようです。「柿の木の被害」ということは、まだ耳にしたことはありません。目前の枝が、語っているだけなのですが。ふつうは葉がひらいていく中から、花が咲きますが、花への影響は、すなわち柿の実への影響は、どうなるでしょう。毎年、自然は同じように季節を移していきます。しかし、よく見れば、その年の気候条件によって差異をともなっています。今年は春の時期に、遅霜といった、極端な寒さがありました。野菜は敏感に影響をしめしていますが、樹木への影響は、少し遅れて花や果実への影響がみえてきます。今年の樹木は、寒さの影響ということで特異な経験の最中にあります。少なくとも、この十年間では、私などは経験していない生育条件です。今後の生育にどのような影響をきたすか、注目です。

  2010年04月27日

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  ミカンの発芽状況は、例年よりも遅い

  ４月２５日現在のミカンの発芽状況４月２５日は、成木の発芽の状況を見てみました。比較対象として、小木の興津早生を見てみました。そこでは、花芽が大きくなり出しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）去年の今頃では、小木はすでに開花がすすみだしていました。去年の４月２９日段階での小木の開花の状況です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００９年４月２９日）一週間から１０日くらいは、去年に比べて遅れています。これに対して、成木の状況を見てみました。一般に成木の発芽は、小木と比べて遅いのですが・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）これは早生の木ですが、去年は裏年だった木です。その発芽の状態を見てみると、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）小さな花芽をつけだしていました。同じ早生の木でも、隣にある木は去年が表年だったのですが、その方は、発芽は少し遅い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２５日）ようやく発芽が始まろうとしているところです。その年の気候によっても、前年の表裏によっても、木の日当たり具合などによっても、発芽の進展に差が出てくるようです。４月２５日現在の、成木の発芽は、この範囲内にあります。今年は春に遅霜が降ったりしたりして、例年に比べて遅くはあるのですが、それでも発芽が始まりだしているといったところです。　橘は実さへ花へその葉さへ枝に霜ふれどいや常葉の木　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（『万葉集』巻第六　1009　聖武天皇）

  2010年04月26日

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  はるみの木を、新たに１本植えました

  はるみの木を１本植えましたはるみは、４年生の木が１本あります。その木は、一昨年は完全摘果したため、去年は、果実を初めて本格的につけたのですが、　　　　　　　　　　　　　（２００９年１０月２８日）今回は、たくさん果実をつけてくれました。あまりにたくさん実をつけたので、見とれて時を送ってしまいました。写真の１０月下旬の時点で、異変に気付きました。葉の色が全体的に黄色に変わりだしてきました。「しまった、木が悲鳴をあげている」あわてて、摘果をしたのでしたが、あとの祭りでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０１０年２月２０日）小木の割にあまりにたくさんの果実をつけたので、その負担にたえかねて、木が悲鳴をあげだしていたのでした。とうとう枝葉が全体的に枯れだしてしまったんです。もうすっかり全体が枯れてしまったので、植え替えざるを得ないと思い、今回、４月１８日に、はるみの苗木を１本用意したわけです。ところが、いざ植え替えにかかろうとして、あらためてはるみの木を見たら、わずかですが、小さな枝の２本に、ほんのわずかですが芽がついていました。゛風前のともしび゛くらいなのですが、まったく、完全に枯れたしまったわけではなさそうです。そうなると、対応はかわってきます。木がよみがえれるかどうか、しばらく事態の推移を見守ることにしました。そうなると、用意したはるみの苗木１本をどこに植えるか。小さなミカン園は、すでに所狭しと木々が植えられています。いろいろすき間を探したのですが、あいているすき間はまったくありません。そこで、仕方なく苦渋の選択です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）ついにミニ菜園を使わざるを得なくなりました。はるみの苗木は、ミニ菜園の中央に植えざるを得なくなりました。今、ミニ菜園は、ジャガイモが芽をだしています。ラッキョウが生育していますし、小松菜が発芽しています。ミニ菜園は、菜園として活用していて、それはそれで楽しみにしているのですが・・・、仕方がありません、ここしか植える場所がないのですから。そうした戸惑いをきたしたはるみです。いずれにしても、弱った木がよみがえってくれるかどうか。ミカン園としては、新たなに、はるみの苗木１本が加わることになりました。今後の発芽と生育が注目されるところです。　我妹子が宿の橘いと近く植えてしゆえにならずば止まじ　　（家のすぐ近くに植えたのだから、きっと実がついてくれるだろう）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（『万葉集』　巻第三　411）  

  2010年04月25日

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  生垣を復活させようとレッドロビンを植える

  レッドロビンを植えました今年もレッドロビンを３本植えました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）3年前くらいからベニカナメモチの木が枯れてゆく状況があります。原因はハンテン病のようで、葉が茶褐色になって枯れていきます。ベンレートやアタッキンを散布して病気の広がりを防ごうとしているのですが。病根がひどい葉や枝は切除するようにしているのですが・・・。すでに木が枯れてしまった部分は、しかたなく植え替えをしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）すこしずつ植え替えをしていて、補植するのは今年で３回目になります。枯れたベニカナメにかえて、レッドロビンを代わりに植えるようにしています。レッドロビンは、西洋ベニカナメともいい、ベニカナメモチより病気に強いそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）以前に、一度はベニカナメの赤く綺麗な生垣が出来たのですが、くしの歯が欠けるように、ついにはある範囲の一帯が枯れてしまいました。綺麗な生垣を維持するには、それなりの管理と手入れが必要でした。この２年間は、再び赤い綺麗な生垣が復活できるように、少しずつ補植しているのですが・・・、赤い生垣がよみがえるのを期待しているところです。

  2010年04月24日

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  旧東海道の鎌倉古道がとおる箱根・芦の湯

  旧東海道の鎌倉古道がとおる芦の湯温泉箱根路は東海道の中でも難所中の難所だったとのことですが、江戸時代の旧街道は、箱根湯本の手前の三枚橋をわたって、早雲寺の横を通って須雲川ぞいに、石畳の道を登って、畑宿を通って、芦の湖・元箱根に出てくる谷あいの道でした。鎌倉時代の東海道は、それとは別で、湯坂道といわれています。私はまだ、踏破したことはないのですが、尾根沿いの道だと聞きます。湯本温泉場のはずれに、その登り口がありますが、芦の湯のところで国道一号線と交差して、双子山のすそを通って元箱根に出ます。４月２２日、芦の湯の「松坂屋本店」にとまったのですが。宿の敷地内を鎌倉古道がとおっていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２３日）あいにく小雨が降っていたので、外に出ることは出来ませんでした。わずかに窓越しにみえた湯坂道です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月２３日）湯坂山を越えてゆく道なので、湯坂道と名がついたと思いますが、「湯坂山」とは、山沿いに温泉が湧いていたのでしょう。芦の湯も、その筋にあたります。江戸時代の温泉番付には、東の前頭に「相州足の湯」と紹介されています。古くからの箱根七湯の中で、芦の湯が一番とされています。徒歩で登ってくるしか交通手段のなかった昔の時代に、はるばる人を引き付ける力をもっていたし、当時すでに全国に「芦の湯」の名がとおっていたということです。芦の湯の「松坂屋本店」は、以前に立ち寄り湯で利用させてもらったことがあるのでしっていたのですが。今は立ち寄り湯はやっていないということです。単純硫黄泉。含硫黄・カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉。源泉温度は６０度。毎分２２０リットル。ｐｈ7.6。弱アルカリ性とのことでした。湧きだした直後は、エメラルドグリーンだそうですが、気候によって、透明だったり、乳白色になったり、変化するようです。前回の時は、浴槽が二つあるのですが、片側が乳白色、片側が無色透明でした。確かにその温泉はすばらしいものと感じました。歴史ある名湯です。松坂屋本店http://www.matsuzakaya1662.com

  2010年04月23日

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  ジャガイモが、発芽をしています

  いよいよ、ジャガイモが発芽をはじめましたこのところ遅霜がおりたりで、各地の農作物の被害が報道されています。確かに三寒四温ですが、その中でも気温の高低がとくに激しい今年の春です。そうしたなか、心配をよそに、ジャガイモの発芽がはじまっていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）上のは、３月１４日に種イモ・男爵を植えたものです。４月１８日には、しっかりと地面に顔をだしていました。下のは、残った種イモを３月１８日に植えつけしたものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）こちらも顔をだしていました。ジャガイモは寒さに強い。さすがに北海道で栽培されるのがうなずけます。それに、生育が早い。去年は、３月７日に植えつけして、６月１４日には収穫しています。３か月ちょっとです。同じ時期に植えつけしたサトイモは、１２月の半ばに収穫しましたから、こっちは９か月もかかってます。むかし、飢饉のときにジャガイモも植えられたとも聞きますが、うなづけます。収穫までの期間が短い。それに、失敗することがほとんどありません。にわか農業のわたしなどでも、「やった」と栽培の達成を実感することができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）ジャガイモは、同じ種イモから茎が何本か出てきます。一つの株の茎は１本でよいわけですから、そろそろ芽かきをして、１本立ちにする必要があるかとおもいます。まぁ、それは次回にすることとして、今は、上にかぶさっていた土を押しのけて、地面に顔をだしたジャガイモのたくましい様子を見させてもらうこととしました。ミカン園のすき間のミニ菜園、すっかりジャガイモはその定番になっています。

  2010年04月22日

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  みかんの中晩柑にマシン油を散布する

  中晩柑へマシン油を散布する普通はみかんの収穫が終えた１２月末ころにマシン油乳剤を散布しています。アブラムシやカイガラムシなどの越冬害虫を駆除するためです。ところが、中晩柑はその頃はまだ果実をつけているため、散布ができません。中晩柑とは、ハッサク、伊予柑、清見、甘夏、日向夏などです。すべての果実の収穫が終わった今、又気候もあたたかくなり虫たちも動きだそうとしている今、この時期にまとめて散布するようにしています。４月１８日にアタックオイル（マシン油乳剤）を散布しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）ハッサクです。葉がテカテカとひかっています。散布により葉の表面がコートされたためです。同じく甘夏です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）４月初めに収穫を終えたばかりです。やれやれ、これで一安心。これでアブラムシやカイガラムシの発生は、だいたい抑えることができるはずです。みかんの手入れをはじめ出した当初は、草刈りだけでヘトヘト状態で、薬剤散布などはまったく知らなかったのですが、葉や果実に黒いススがついたようなスス病の個所があちこちに出てしまいました。味には問題ないのですが、外観を損ねて他人前には出せなくなってしまいました。それがアブラムシやカイガラムシに原因していることを知ってからは、毎年欠かさずに、一度は基幹防除の一つとしてマシン油乳剤を散布しています。おかげで、その後はほとんどスス病の発生はしていません。 

  2010年04月21日

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  真鶴の地魚

  今回の真鶴の地魚です４月１７日（土）は、朝方東京はうっすらと雪がつもりました。もちろん仕事は無理ですが、ミカンの木の様子を見にゆきました。今回は、その副産物－真鶴の地魚です。今回は、手前から、1.ムツ、2.カクアジ、3.イシダイ、4.マアジ、5.ハナダイこうした楽しみがあれば、仕事休みもよいものです。ちょっと贅沢ですが、たまにはゆるされるでしょう。  

  2010年04月20日

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  ミカンの発芽がはじまってます（続き）

  ミカンの発芽がはじまってます前回、興津早生、スダチ、宮川早生、甘夏の発芽を紹介しました。その芽ぶきの紹介の続きです。5、ウンシュウミカンの成木でも発芽がはじまりだしています　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）成木では発芽がはじまったのは、まだまだごく一部です。しかし、一部の段階ですが、確かに発芽がはじまりだしました。6、日向夏です。この木は、つい先日、果実を収穫したばかりなのですが、それでも、はやくも芽ぶきがはじまっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）ひと休みしません。疲れ知らずの、元気な日向夏です。7、ハッサクもはじまっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）ハッサクは、前回が裏年だったようで、花の数も少なかったし、果実も数個しかならなかったのですが。今年は、花芽の数に関しては、去年より確かに多くつきだしています。柑橘類は、その種類によって果実の成熟する時期がちがいますが、収穫の時期が違ってくるのですが、芽ぶきから開花までの時期は、ほぼ共通です。金柑が少し遅れるのですが、他はだいたい共通です。花の大きさや色に微妙なちがいのあるものもありますが、ほぼ同じです。今年の４月１８日は、小木の芽ぶき宣言です。小木の方が成木より少し早く、今いっせいに芽吹きだしてます。成木は少し遅く、ボチボチの段階で、いよいよこれからはじまろうとしている段階です。 

  2010年04月19日

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  柑橘類の芽は、比較的に寒さに強い

  幸いにして、柑橘類の芽は寒さに強い春の最中に降った雪、野菜には大きな影響が出ています。ミカンはどうか、心配していたのですが。４月１８日（日）、見回ってみたのですが。小木から発芽がはじまりだしていました。1、興津早生の小木は、発芽が一番早く確認されていたのですが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）やはり丸い芽は花芽でした。白い花のつぼみが分かるようになってきました。2、スダチの発芽もはじまりだしていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）スダチの葉芽は、レモンの芽と同じくアズキ色をしています。花のつぼみも発芽しだしているようです。3、宮川早生の小木も発芽がはじまりだしていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）普通は葉芽が最初に発芽して、その後から花のつぼみが出てくるのですが、今年は、葉芽と花芽が同時ではないけれど、接近して出てきています。4、実を収穫したばかりの甘夏です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１８日）はやくも葉芽と花芽をつけています。心配される寒さの影響ですが、柑橘類に関しては、ヤレヤレといったところです。発芽のはじまる時期が少し遅れる程度で、おおきくは、大事はなさそうです。   

  2010年04月18日

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  4.17関東平野でも雪が降りました

  ４月１７日の雪東京八王子でも、今朝雪が降りました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１７日）東京での過去にあった遅い雪の記録に匹敵するとのこと。ニュースでは、これ以前の寒さで、野菜の不足と値上がりが報道されています。当方でも、すでに梅の実や、お茶の葉で影響が気になっていました。梅の小さな実は、これまでの寒さに当たって消えてゆくものが出ていました。お茶の葉は、一番茶の葉先が黒ずんで萎れていき、生え換わるようになっていました。そのあとの今回の雪です。人の努力ではどうしようもないことではあるのですが。どのような影響となるか注意しているところです。自然の四季の移り変わりは、同じように繰り返されてはいるのですが、気候条件のさまざまな変化が、作物の栽培に大きく影響を与えることになります。みかんの手入れをして１０年がたちますが、南関東は比較的に気候は温暖なのですが、この春の様に、４月半ばに冷害をきたすなどということは初めてです。どのような影響をきたすか、追跡していきます。

  2010年04月17日

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  川ぞいに温泉がわく－湯河原

  まさに川ぞいに温泉がわく湯河原４月１０日はミカンの手入れを早めにすませて、隣町の湯河原に行きました。目的は、当然ながら温泉です。神奈川県と静岡県の境を流れる小さな川、その千歳川ぞいの道を少しのぼります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月１０日)この川が、千歳川です。川ぞいの道をずうっと登ってゆくと、大観山へ通じていて、その峠を越えると箱根町へと通じています。今回、湯治場「ままねの湯」をお目当てに来たのですが、残念ながら定休日で閉まっていました。しかし、その周りは温泉をくみ上げるやぐらや、旅館があちこちにあります。そこで働く人が休憩していたので、入浴させてくれるところはないか聞いてみました。『そこも、あそこも、利用できるはずだよ』、『少し下れば町の施設もあるよ』、とのこと。せっかくの機会なので、一番奥にある旅館にたのんでみました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月１０日)「上野屋」旅館でした。ご主人はこころよくＯＫしてくれました。『（ままねの湯と）同じ源泉を使っている、ただあちらほど熱くしてはないが』とのこと。ここは、さすがに温泉を大事にしている宿でした。ひょうたんの形をした石物の口から湯を流す形になっていましたが、その下側には温泉成分の白い結晶が固まっていました。小さくもあり、しかしゆったりしたお風呂でした。そこで、のびのびと出来たひと時でした。ここは創業300余年の旅館だそうで、その昔に徳川の副将軍・水戸光圀も湯治によったとのことです。泉質は、ナトリウム・カルシウム・塩化物硫酸塩泉で、透明の弱アルカリ性です。入浴料１０００円。http://www4.i-younet.ne.jp/~uenoya/   

  2010年04月16日

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  お茶の新芽が、どうもおかしい

  お茶の新芽がおかしい、生えそろわない昨日はミカンの発芽が去年より遅いことを紹介しました。春になっても極端に冬の様な寒い日があったためと思われます。そのことは、お茶の木の状況にも出ているように思われます。次の二枚は、あと５日から１０日先の去年の状態です。去年の４月１９日の新芽の状態です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(２００９年４月１９日)また、お茶の木の全体の様子です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(２００９年４月２０日)茶摘みをはじめてもよいくらいに生えそろっていました。ところが今年はどうかというと。ちょっと前ですが、３月２８日の新芽の状態です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(３月２８日)遅れ気味で、これから急速に伸びてくれるかと思っていたのですが、どうもそうではないようです。最初に生えようとして芽が、寒さの厳しさで弱ってしまったようです。４月１０日の全体の様子です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月１０日)あと１０日間では、とてもとても去年の様な新緑一色に生えそろうのは無理です。単なる寒さから来る「遅れ」レベルの問題ではなさそうです。気候の変動に、気温の上下に、お茶の木もさらされているようです。遅霜に新芽が枯らされたきらいを感じます。以上は、神奈川県西部の真鶴にあるミカン園の土手にあるお茶の木、その状態から見て取れることなのですが。去年に次いで、２回目の茶摘みを楽しみにしていたところだったのですが・・・。そこは位置からするとお茶の産地の静岡県より北に位置し、寒くもあります。しかしこの地域でも、小田原方面の内陸には、「足柄茶」の産地もあります。周辺全体の様子がどうなっているかは、゛井の中の蛙゛でわかりません。春の陽気がこれから本格化していく中で、多少は遅れたとしても、お茶の発芽が生えそろう様になってほしいものです。

  2010年04月15日

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  去年と比べて、遅いミカンの発芽

  去年と比べて、遅いミカンの発芽今はみかんの発芽する時期ですが、去年の今頃の発芽状態と比べてみました。去年の４月１２日の写真です。発芽の最も進んだ木は、伊予柑でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００９年４月１２日）すでに花のつぼみがはっきりとわかるところまで進んでいました。もちろん、全体の中で一番進んだ個所であって、一般的にはここまでは進んでいませんでしたが。それに対して、今年はどうか。４月１０日の様子ですが、一番進んでいる個所は興津早生でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０１０年４月１０日）今年は、ようやく花のつぼみらしい芽が見つかったくらいです。今年はすすんだ個所で、ようやく発芽がはじまりだそうとしている段階です。葉芽の展葉がはじまりだそうとする段階で、花芽どころではありません。はたして、去年がはやかったのか、それとも今年が遅いのか。経験の蓄積が浅くて、まだ基準がみえてません。今年は、桜の花を、比較的に長く時間見ることができました。それは、花の咲き出したころに、何日か寒い日にもどったためです。この寒さがぶり返したことの影響は、ミカンには発芽の遅れとしてでているように思います。ミカン園のまわりでは、梅の枝では、小さな実がついたものの、冷え込みにあってか、その後の成育ができずに、実が消えていく枝の個所がみてとれます。また、お茶の木では、最初の葉芽が枯れてしまい、再び新たな芽が発芽するかのような状況も見られます。例年、この時期は、「三寒四温」というのが、当然あるにはあるのですが、どうも今年は、温度のアップ・ダウンが大きくて、しかも冷え込みの厳しい日もありました。そのことが、植物の生育に一定の影響が出ているようです。小さなミカン園から、しかも経験の浅い栽培経験でしかないので、影響の全体像はよくはわからないのですが。「生育の遅れ」程度ではない影響が出ているように感じます。農業は自然に依拠した営みです。自然のなせることは、人の力では及ばないこともあります。もしも寒さによる痛手があったとすれば、（よく見えてませんが）、この痛手を回復させてくれる自然の力に注目したいと思います。

  2010年04月14日

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  日向夏の収穫-晩柑のしめくくり

  日向夏の収穫-晩柑のしめくくり甘夏に次いで、４月１０日に日向夏を収穫しました。これが当園では、柑橘類の収穫の最後となります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月１０日)鳥よけにネットをかぶせてあった日向夏、収穫するためにネットを外しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前回、試食用に３個とりましたが、今回は、一括で、４９個をとりました。小木の割に、果実をつけ過ぎたきらいがありますが。なんとか、鳥たちに横取りされずにすみました。小さな畑の、小さな一本の木ですが、鳥たちは見逃してくれません。大役を終えた木です。どこかホッとしたような感じがするのは気のせいでしょうか。小木にあまりに実をつけ過ぎると、木が枯れてしまう場合があります。この木は緑色の葉を残していますから、なかとか樹勢を保ってくれそうです。これで、９月のスダチにはじまった各種の柑橘類の収穫も終わりです。すでに新たな葉芽がのびはじめる時期に来ています。新しき年の初めの初春の　　今日降る雪のいやけしけ吉事　　(家持　『万葉集』　4516）年の初めの雪くらいならいたって自然のことなのですが、ところが、今年は桜咲く季節にまで、小雪がちらつき、冷え込みがありました。梅の実も、お茶の葉も、そしてみかんの発芽も、ダメージをうけているようです。春の暖かい日差しのもとで、痛手を回復してくれると吉事となるのですが・・・。 

  2010年04月13日

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  鰹節の美味しさをあらためて知りました

  鰹節の美味しさを知りました何がきっかけだったのか、鰹節の、削り節を味わってみたくなりました。ミカンの手入れに行くとき、途中小田原を通りますが、小田原には、梅干の老舗もありますが、鰹節もありました。かつてはこのあたりは漁業も盛んだったんです。今回、４月１０日は、鰹節専門店の「籠常商店」にちょっと寄り道し、お目当ての鰹の削り節を手に入れました。ネットで「小田原、鰹節専門店」の紹介で知りました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月11日)「まわりについているのはカビだから、たわしで洗ってからだよ」お店のおばあちゃんが、親切にもアドバイスしてくれました。そういえば、このお店は、以前に阿藤快氏が紹介していました。小田原、真鶴、湯河原のグルメを紹介した番組でした。阿藤快氏が小田原出身であることを、それでしりました。なかなかみごとに郷土の魅力を紹介されていました。たしかに、そのなかで鰹節専門店を紹介していました。ただ、画面はすぐに移ってしまい、小田原の何という店で、どこにあるかは、知らなかったのですが。たしかに、このお店でした。籠常商店　小田原市本町3-2-12　0465-23-1807　です。さっそく翌日に、言われたとおりに洗ってみました。驚いたことに、洗ったらすばらしい塊が出てきました。鰹節はすばらしい保存食なんですね。さっそく削ってみました。この香りは、遠い昔、家のどかにあったのを思い出します。当時は、いささかその匂いが敬遠気味だったのを思い出します。「これだったのか」、今はその香りが心地よく感じるのはどうしてでしょう。削った後もきれいです。刺身ではありません。カチカチの石のような硬さ、削り節の断面はルビーの様で、じつにきれいです。生の刺身を連想させてくれます。それが保存されています。さっそく、シンプルにいただきました。シンプル・イズ・ベスト、香りも良く、これなら簡単に私にもできます。簡単でいて、削り節独特の味があって美味しいんです。ふりかけの様でもあり、これだけで十分なおかずでした。これなら、いつでも、簡単にできます。西湘の味を、こだわりの味を、また一つ見つけました。  

  2010年04月12日

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  みかんの小木が展葉をはじめました

  興津早生の小木が展葉をはじめる４月１０日(土)は、日向夏の収穫を主題にでかけました。もう一つの関心は、ミカンの発芽の状況です。ウンシュウミカンの木を見ると、成木ではまだ芽の段階で、芽がふくらんでいるくらいなのですが、興津早生の小木では、やはり少し早く展葉が始まっていました。次の写真は、興津早生の小木です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月１０日)前回、４月４日に見たときは、芽がふくらみだした段階でした。今回は、その芽から小さな葉がのびはじめています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月10日)他のウンシュウミカンの木に比べても、この興津早生の小木の生育は早い。植えられている場所が、日当たりの良いこともあるかもしれません。去年が精力を抑え気味だったため、今年は元気なのかもしれません。しかも、幼葉をよく見ると・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(４月１０日)いくつかには先の丸い芽もふくまれています。おそらく、これは花の芽です。もしそうだとすると、今年、最初に確認された花の芽です。ミカンの花は、例年であれば、４月下旬にはいっせいに咲くはずですが、いよいよ、その兆しがはじまりだしたということです。ミカンの花咲く季節が近づいています。ちなみに興津早生の「興津」というのは地名です。静岡県の東海道線の駅に興津駅があります。静岡ミカンの産地です。おそらくそこで、育種され見つかった種類なのでしょう。

  2010年04月11日

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  ミカンの芽はどこまで発芽しているか

  ミカンの芽は、どこまで発芽しているかミカンの木も発芽の時を迎えています。はたしてどこまで芽が伸びているか、注目されるところです。次の写真は、３月２８日時点の興津早生の小木です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３月２８日）芽がふくらみだしています。ミカンの木は、一般的には、成木より小木の方が早く発芽しますし、しかも日当たりのよいところのものが早く発芽しだします。本日、４月１０日は、その後どこまで伸びているか、注目しているところです。では、行ってきます。

  2010年04月10日

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  ベニカナメは病気から守れるか

  ハンテン病からベニカナメを守れるかこの数年、ベニカナメが病気になって、三分の一くらいが枯れてしまいました。一昨年に枯れた個所に新たな紅カナメを補植したのですが、それもだめでした。去年、ブログでＳＯＳしたところ、ありがたいアドバイスがありました。そのおかげで、原因が「ハンテン病」にあることを知りました。殺菌剤の紹介もありました。去年の４月に、新たにレッドロビンを植えてみました。それと、とくにこの時期に殺菌剤を重ねて散布するようにしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月４日）写真中央が去年に植えたレッドロビンです。ベニカナメの一種ですが、比較的にハンテン病に強いのだそうです。今のところ若芽は赤く鮮やかで、まずまずの生育です。このあたりは、４年くらい前は赤い生垣になっていたのですが、次々に木が枯れてしまい、すっかり生垣は消えてしまいました。多くの木を処分せざるをえなかったし、補植した木も生気がなくなりました。レッドロビンの左右には、今でも弱ったベニカナメが部分的に残っています。今年から殺菌剤のペンレートとアタッキンを交互に散布するようにしています。とくに芽が伸び出すこの時期が肝心だそうで、すでに３回散布してきました。病班の強い葉は除去するようにしています。以前の木は、まだハンテン病の汚染環境に置かれているのですが。はたしてこの殺菌剤の散布で、病気の広がりをくいとめることができるか。汚染された環境のなかで、新たなレッドロビンは育ってくれるか。この1、２年の結果を注目しています。 

  2010年04月09日

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  今年最初の小松菜が発芽しました

  今年最初の小松菜が発芽しました春を待っていた野菜の種まきでしたが、今年の最初は、春分の日を目安にして、３月１８日に小松菜の種まきをしました。ミカン畑のすき間につくった小さな菜園でのことです。４月４日、種まきから２週間ちょっとが経過してますが、いっせいに発芽が始まっていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月４日）ホウレンソウと小松菜は形が似ていますが、小松菜の方が土地柄にあっているのでしょうか、あまり手がかからずに栽培がしやすく、なによりも失敗が少ない。それで、当方としては、葉物の栽培といえば、小松菜が定番になっています。発芽の状態を見ると、どうも密集しすぎています。種は大変小さな小粒なので、急ぎ働きをすると一つ一つに間隔をとれず、こうした密集状態の発芽となってしまいました。そこで、４月４日に、ピンセットを使ってひと手間、最初の間引きをして、１センチ間隔くらいにしました。そして、土寄せをして、水撒きしておきました。４月４日には、もう一つ、やはり一平米弱の菜園ですが、第二弾の小松菜の種まきをしました。第一弾の小松菜は、３月１８日の種まきでしたが、第二弾は、桜満開の４月４日の種まきです。気候は、より春めいて暖かくなってきていますが、はたして、その気候の違いは、小松菜の生育にどのような差をもたらすでしょうか。

  2010年04月08日

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  紫色のチューリップが、今年も咲きました

  年を重ねてチューリップが開花する今年も紫色のチューリップが咲き始めました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月４日）このチューリップは、去年の９月１９日に球根を植えつけしておいたもの。冬の時期を過ぎて、春の暖かさによるのでしょう、今年の２月２５日に発芽しだしているのに気がつきました。それから一カ月余がたちましたが、紫色の花が開きはじめています。この同じ球根は、去年の４月１９日に開花しています。去年の花の写真です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００９年４月１９日）そもそもチューリップは、春草の伸びはじめるこの時期に、ただ草刈りしているだけではわびしいので、同じ様に伸びるものを植えたもの。当初チューリップの球根は、まったくの放りっぱなしでした。そのため、どこにあるかすっかり忘れて、小さな芽が発芽しているのに気付かずに、雑草と間違えてせっかくの芽を踏んでしまったり、刈り取ってしまうこともありました。２年前からは、花が咲き終わり茎が枯れこむと、球根を掘り出して、しばらく保存するようにしています。そして、再び秋になると植えつけるようにしています。球根を植えつけた場所を忘れないように、あたりを整備して植えつけしています。すでに６年くらいになるかもしれません、同じ球根が年を重ねて開花しています。

  2010年04月06日

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  梅の葉が実を隠すようになりました

  梅の実は葉に隠れるようになりましたいま、東京でも桜が満開に咲いています。花の見事さは、桜に勝るものはありません。それに比べて、この時期の梅の木は、いたって地味な存在です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月４日）梅の花が散った時には、小さな実が残り、葉はまだ芽でしかなかったのですが。今は、葉の展葉がはじまっていて、その実を目立たないように隠しています。注意して見ないと、実がどこにあるかわからなくなっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月４日）確かに小さな実がついています。しかし、どのくらいの実がついているのか、今はわかりません。５月末から６月の梅の実の収穫時になると、梅の実が色づいて、葉の中に目立つようになります。６月の梅酒や、梅干作りの時期が、次の梅の木の焦点です。それまで梅の実は、葉の影に隠れて、少しずつ大きくなっていきます。

  2010年04月06日

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  旬の時－甘夏を終えて日向夏へ

  甘夏の収穫を終えて、日向夏へ４月４日（日）は、甘夏の木に残っていた９個の実をすべて収穫しました。人によっては、５月くらいまで木につけたまま熟させている場合もあるようですが。当方の木は、まだ６年生の小木ですから、これ以上の負担は重すぎます。今期の甘夏は、全部で５０個くらいの実をつけたことになります。これにて甘夏はすべて終了しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月４日）甘夏は一週間くらい置いておくと、味がさらに良くなります。籠の中には、甘夏とともに日向夏が４個入っています。日向夏も小木が一本あります。収穫は、甘夏から日向夏へ移ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月４日）日向夏は、鳥が食べないようにネットをかぶせて守っています。そうしないと鳥が先に食い荒らしてしまいます。日向夏は、４月下旬が収穫時と聞きますが、今回味試しとして４個を収穫してみました。帰りの車中で味見して見たのですが、味はすべて合格でした。すでに許容範囲にはいっていました。柑橘類は、４月に入ったこれから、芽ぶきがいっせいに始まります。あと直ぐに葉芽の展葉が始まり出します。その葉の中からミカンのつぼみがでてきて、４月下旬にはミカンの白す花が咲きます。次回から当園では最後の柑橘-日向夏の収穫です。柑橘は、９月のスダチに始まって、カボス、早生温州、フツウウンシュウ、伊予柑、ユズ、年を越えてから、はるみ、金柑、ハッサク、清見、甘夏と続いてきましたが、ウンシュウミカン以外は小木が１本あるだけですが、いよいよ、しんがりの日向夏の収穫となります。

  2010年04月05日

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  ラッキョウの生育と、トイレの設置

  冬を越えてラッキョウが成育していますそれと、新たにみかん小屋にトイレができました去年の８月２３日に植えつけした種ラッキョウですが、すでにそれから７か月が過ぎています。寒い冬の時期を越して、生育を続けています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３月２８日）ラッキョウはほとんど手間がかかりません。ミカンの世話にほとんどかかりっきりの日曜農夫にとっては適当な作物です。時に追肥と草取りをすることもありますが、ほとんど放りっぱなしです。今は、細ネギのような葉が伸びつつありますが、順調に生育中です。それが成育しきって、枯れ始める５月下旬が収穫の時です。それと、今回、３月２８日に、新たにみかん小屋にトイレが設置されました。本業は介護分野ですが、そこで不用になったポータブルトイレを運びこみました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３月２８日）以前からトイレをどうしたものか、ミカン園の懸案事項だったのですが。工事現場にあるトイレも考えたのですが、きっと高価でしょうし・・・。本業の介護の仕事をしていて、ある日ある時、蛍光灯がひらめきました。不用になったポータブルトイレを時々廃棄処分していたではありませんか。「よし、これならいける」と、遅まきながらのひらめきがありました。そこで「もし今度、不用になったポータブルトイレがでたら、欲しい」と言ったところ、じつに魔法のような話です。すぐその翌日には「未使用ですが不用なので・・・」と提供がありました。じつに必要は、発明の母です。やれやれこれでひと安心、文明世界に一歩近づいた感じがしてきました。

  2010年04月04日

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  お茶の木の芽が伸びつつあります

  お茶の木の芽が伸び出しています春分の日は過ぎましたが、春の陽気の中で木々の芽が吹き出しています。お茶の木もまた新しい芽を出し始めました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）春分の日から八十八日目あたりが、「夏も近づく八十八夜」が、5月の連休ころが茶摘みの時となります。今はまだ芽が出始めたところですが、芽が生えそろうようになると、全体が新緑のきれいな色にかわります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）ミカン園の土手にあるわずかな数のお茶の木ですが、季節を感じさせてくれる木でもあります。以前はみかんにかかりっきりで放ったらかしだったのですが、去年からは、その時期が来たら茶摘みをするようにして、わずかな出来ですが、お茶づくりに出すようにしています。新緑をもっとも感じさせてきれて、しかも、味わうことができる、楽しみの一つです。

  2010年04月03日

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  サトイモの植えつけと、女王アリ

  サトイモの植えつけと、女王アリ3月28日、サトイモの種イモを8個とっておいたのですが、それをミカン畑のすき間につくった菜園に植えつけました。種イモは、去年に収穫した中から取っておいてものです。冬場休ませておいた1平米くらいのミニ菜園です。その土を耕していたところ・・・、　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）土の中から、兵隊アリがでてきました。さらに女王アリとみられる羽のある大きなアリが出てきました。これらは処分・追放です。菜園は狭い場所ですから、種イモは4個ずつ2か所に植えつけしました。保存していた種イモには、すでに小さな芽が出かけていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）耕した後に、15センチ位の穴を掘り、植えつけをしました。土をかけたあと、軽くたたいて定着させておきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）そのあとで水を撒き、種イモの植えつけ作業は終了です。これから、11月・12月まで、栽培期間の長いサトイモですが、大きな葉がのびると、それだけでも観賞を楽しめます。まずは、発芽してくるのが楽しみなところです。

  2010年04月02日

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  都会から田舎へ、ミカンの木の移動

  ミカンの小木を移動しました東京・板橋区のビルの屋上で育ててきたミカンの木でしたが。八朔か甘夏か、食べたミカンの種をプイッと捨てたところ、芽が出たもの。種から育ってものですが、かなり大きくなりました。最近では、大きな風が吹くたびに、鉢が倒れるようになってしまいました。小さな鉢で育てるのは、もはや限界に来ていると感じていたので、あえて機会をつくって真鶴の地へ120キロを移動することにしました。新たな場所は、ミカン畑の西側斜面の土手です。狭いミカン園は、すでに飽和状態だったので、土手に植えることにしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）自然の中ではいたって小さく感じます。おそらく土手を守る役目もしてくれるでしょう。種から育てたみかんの木は、なかなか大きくなりません。すでに5年、6年くらいはたっているのですが。鉢植えだったため、生育が鈍っていたのかもしれませんが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）ミカンを収穫するためというより、観賞用の木です。葉の色が黄色っぽく、栄養状態が良くありませんでした。植え替えしてみると、鉢の中は根が密集している状態でした。これでは生育が遅れるはずだと感じました。これからは、おもいっきり大地の養分を吸収できるようになります。あらたな土地柄に根付いてくれて、うまく大きく育ってくれるとよいのですが。  

  2010年04月01日

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  さすがは湯河原-湯治場「ままねの湯」

  湯河原の小さな湯治場「ままねの湯」3月28日はミカンの施肥でした。風も静かで天気は良し、ただし陽気がさむく花冷えといったところ。11時には作業が終了したので、隣町の湯河原まで足をのばしました。目的は、以前に新聞でみた湯河原温泉にある一つの湯治場を探すためです。湯河原の温泉場に行くのは、近くに行きながらも、ほとんど初めてなのですが。神奈川県と静岡県の境界にある千歳川、その沿いに少し上流の箱根方向に車で走ると湯河原の温泉場にでました。まさに名前の通り「湯の河原」で、あちこちに天然の温泉の湯けむりが上がってました。この光景は、東海道線の車窓からは、また海岸通りを通るだけでは見られません。そうした中に、共同浴場「ままねの湯」を見つけました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）バス停「温泉場中央」のすぐ近くで、狭い路地を入っていったつき当たりにありました。建てこんだ温泉の街なみのただ中です、車では近づけません。車は近くの町営駐車場にとめれました。「ままねのゆ」、畳み2畳くらいの細長くて四角い浴槽が一つあるだけですが。源泉温度が81.3度だそうです。無色透明のナトリウム・カルシウム泉。ｐｈ8.4。加水も循環もない、源泉かけ流しです。浴槽温度は45度から46度と、かなり熱い。「うごくな、じっとしてろ」、落語の様なはなしです。浴槽の周囲にスペースがあって、体を冷ましたりしています。神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、疲労回復などに効能ありとのこと。1時間200円の入浴料です。近くの駐車場は1時間100円です。まったく宣伝物はなく、口づてに知られたいるだけとのこと。まさに、湯治場です。湯河原の温泉は、ふるく万葉の時代から知られていたようです。　足柄の土肥の川内にいづる湯の　世にもたよらに子ろが言はなくに　（足柄の土肥の川沿に出る温泉のように、ほんとに、動揺するとは、　　おとめ子は言わない。）　　　　　　　　　　　　　　　　『万葉集』巻第十四　3368　にある歌です。  

  2010年03月31日

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  巨石の採石場を見てきました

  初めて間近に見れた採石場3月28日（日）は、ミカンの施肥が早くすんだので石切り場を見てきました。真鶴町の大平山で、小松石を切り出している現場です。50年くらい前に、どうしたことか山に行ったことがあります。下枝を切ったりする山の手入れについて行ったような記憶があります。当時の大平山は、まだ採掘がこんにには進んでませんでした。地表の森の世界が当時の大平山で、その森に分け入って、草や下枝を払うのが仕事だったと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）今は、切り立った崖から石の採掘がすすめられていました。日曜日だったので、大きな動きはないのですが、それでも働いている人がいました。パワーシャベルの重機で巨石を移動させていました。石が移動して転がるたびにドン、ズシーンと振動が伝わってきます。重機がとまって窓があきました。「写真を撮らせていただけますか」、「ああ、いいよ」と。しかし、危険が伴う作業を邪魔するわけにもいかず、これ以上は近づけません。遠くからシャッターを切るだけにしました。別の採掘場です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）実際の石の大きさが分かりにくいと思いますが、何トンもある巨石です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）さらにその裏側にある別の採石現場です。ここでも平日であれば採石が行われているのでしょう。日曜日だったので、重機があるだけで人影はありませんでした。採石場は遠くから見ると一つの崖のようにみえますが、いくつかの会社が、それぞれの現場をもって作業していました。切り出した石は、形や大きさにより用途が分けられるようです。トラックが轍をかためた道のわきには巨石が並んでいました。採石場の入口には作業小屋がありました。その作業場では石垣用の石割り作業が行われていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）ドリルで10センチ位の深さの穴をあけていました。その穴にピンを入れてハンマーでたたくと、石がパカッと割れます。事前に簡単な目安の線を引きますが、その通りの自在に割れてました。石垣用の三角形の素材がつくりだされていました。これらの採石現場を間近に見たのは初めてのことでした。

  2010年03月30日

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  この鳥は何か、石切り場で見かけた小鳥

  石切り場で見かけた小鳥は何か真鶴の小松石、その石切り場を見てみました。3月28日（日）、初めて足を踏み入れてみました。遠くからなら、いつも見ていた景色だったんですが。だいたい入口は知っていたのですが。トラックにより踏み固められた道をのぼっていきました。山の様子は遠い昔の記憶に対して、すっかり変わっていました。遠くからは一つのように見えますが、近づいてみると石切り場は何箇所かにわかれていました。                                                  　     （3月28日）日曜日で、静かな石切り場でしたが、仕事をしている人もいました。まず出迎えていたのは、首筋の青い鳥でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）何という鳥なのか。人をあまりおそれません。15メートルくらい先にとまっては、さかんにこちらを観察しようとしています。採石場は山の上、パワーショベルが動いていましたから、あまり近づけません。巨石を動かす作業なので、その重さがズシーンと地面を伝わってくるようでした。作業場になるべく近づこうと少し歩いたのですが、その鳥は人に興味があるらしくて、先に後に平行移動していました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）採石場の道端に置いてある石の上にとまります。名前は分かりませんが、色鮮やかな綺麗な小鳥でした。図書館の図鑑『日本の野鳥』（山と渓谷社　1985年刊）を見たところ、おそらく、「イソヒヨドリ」のオスと思われます。 

  2010年03月29日

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  この鳥は何か、みかんへの施肥の追加

  ミカンの施肥を追加しましたすでに、ミカンへの施肥は、3月14日、18日、20・21日と実施してきました。全体をひと回りしたので、元肥の施肥は完了したはずでしたが。ところが、3月20・21日は、時おり強い風が吹き荒れました。肥料を撒いた時に、強風が吹き荒れると、せっかく撒いた春肥が、風に飛ばされてしまいます。せっかくの施肥が風に飛ばされないようにわないように、抑え気味に撒いたのでしたが、終わってみると、予定した量の半分しか肥料を使っていませんでした。したがって、本日の主題は、施肥の追加することでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）以前に、中耕と除草をしてあるので、作業は容易でした。9時過ぎから1時間余で、施肥の追加はおわりました。ただ、ミカンの木の枝には、施肥の終わるのを待ち構えている客がいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月28日）オナガか、ヒヨドリか、そのどちらかなのですが、わかりません。どちらかであることは、間違いないでしょう。鳥は、中耕により地面のなかから出てくる虫が目当てか、施肥した肥料の中にある貝殻がお目当てか。いずれにしても、エサをとろうとして、作業の終わるのを待ち構えているようでした。この鳥は「モズ」ではないか、とのアドバイスをいただきました。図書館で『日本の野鳥』（山と渓谷社　1985年刊）を見てみると、やはりそれらしい。だとすると昆虫が主食のはずですが・・・。そうなると、清見や日向夏、落ちたダイダイまで食べているのは誰か。

  2010年03月28日

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  手のかからないニンニク栽培

  ニンニクの茎が成育していますこれは一昨年、八百屋さんで購入したものが、台所で芽を出してしまったため、ミニ菜園をつくって植えつけしてみたところ、去年の6月に収穫するにいたりました。この茎は、その収穫したニンニクの一個を、再び植えつけしたものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月18日）ニンニク栽培の最初となった前回は、9月7日に植えつけして、6月14日に収穫しました。冬を越して、収穫までに10か月近くもの栽培期間がかかりました。寒い冬を越冬するためマルチシートをかけておきました。しかし、栽培の特徴は、植えつけしただけで、ほとんど手間はかからないということ。気の向いたときに追肥として化成肥料を少々しただけです。今回も、去年の9月5日に一個を小片に分割して植えつけしたものです。100パーセントの発芽率です。間引きをするほどでした。今はまだ茎の生育段階で、球根部分の存在はなし、「ニラ」状態です。茎が枯れだして、その養分が球根に集まるのでしょうか。茎が枯れだすのは6月、まだまだずっと先のことです。日曜農夫は、みかんの収穫や手入れに、なんだかんだと集中しています。ミカン畑の隙間のミニ菜園は、いつも放ったらかしでも「栽培」できるものが、定番の栽培の対象となっています。もっか生育しつつあるのは、ニンニクとラッキョです。最近の春先に植えつけ・種まきしたのは、ジャガイモと小松菜です。あと里芋の植えつけスペースがわずかに確保されてます。いずれも、1平方メートル以下の菜園です。 

  2010年03月27日

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  梅にたくさん小さな実がつきました

  梅にたくさんの小さな実がつきました桜の花のたよりが聞こえてくる時期ですが、ひと足早く咲き終えた梅の木は、今は幼果が目立つようになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月18日）たくさん実がつきました。このうちの多くは、途中で落ちてしまいますが、今の時点では、幼果がたくさんついています。その隣では、葉の芽も展葉を始めだしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月18日）梅の実は、梅雨の季節をめざして、少しずつ大きくなっていきます。そろそろ、梅酒・梅干づくりの支度も視野にするようになります。梅は、花とともに、その香りを楽しめますし、その後には、小さな果実がついて、その生育を楽しむことができます。「花とともに団子」といったところです。

  2010年03月26日

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  いよいよミカンの芽が伸びだしています

  ミカンの芽が伸び出しています春分の日を過ぎで、暑さ寒さの入れ替わりがありますが、やはり春です。桜の開花が始まりだしていますが、ミカンの枝でも、新たな芽ぶきが始まろうとしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月18日）写真は、3月18日の宮川早生の小木です。葉の付け根にある小さな芽が分かるでしょうか。冬の時期は、ごく小さな芽が固まっていただけでしたが、この時期になると、暖かさが感じられるようになると、いよいよ芽が伸びはじめます。成木の方は少し遅くて、まだここまでは芽がふくらんでいません。桜の木は、花芽が先に開き、その後で葉芽が展葉していきますが、ミカンは逆です。みかんは、葉芽が先に開いてから、その後から花芽がでてきます。ミカンの花は4月下旬です。ミカンの木もいよいよ発芽の季節の始まりです。

  2010年03月25日

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  何か、みかんの葉に見つけた病状

  何だろう、ミカンの葉に病状がこの間は、ミカンの木に元肥を撒いてきました。地面を対象とした作業が続いてきたわけですが。3月18日に、視線を上にすると、金色っぽく光る葉に気がつきました。注意して見ると、近くの葉の数枚にも同様の症状がみられます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月18日）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月18日）もちろんその場では分かりません。帰ってから『病害虫百科』で調べてみると、病気の特定はできないのですが、どうも「コクテン病」か「カイヨウ病」の症状ににています。また、別の葉の症状もありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月18日）これも原因がわかりません。応急措置として、症状の集まる部分は、葉を取り除くようにして、とにかく感染が広がるのを減らすようにしました。おそらく何か菌による病気です。見過ごすわけにはいきません。今後、原因をさぐって、対策を組み込んでいくつもりです。

  2010年03月24日

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  湯治場としての箱根・塔ノ沢

  湯治場としての箱根は健在です春分の日、神奈川県西部でも春のあらしが吹き荒れました。霧がかかるように黄砂がまって、景色がぼんやりしていました。ミカンの手入れ、前回紹介したように、元肥を施肥していたのですが、何といったって自然には、強風には勝てません。強風の間隔が頻繁になると作業は中止、ただちに「店」をたたんで移動です。向かう先は、箱根塔ノ沢の「上湯温泉浴場」です。「世界的なリゾート」としての顔をもつ箱根ですが、湯治場としての役割も果たしています。にぎやかな箱根湯本の温泉街のすぐ隣は、ひっそりと静かな塔ノ沢。ここ塔ノ沢にも、湯治場の一つがあります。畑仕事で疲れた後は、ここでじっくり温まってから帰るようにしています。電車を使えば、車で大渋滞している道路も、まったく影響なしです。隣りには老舗旅館の環翠楼がありますが、同じ源泉からお湯を引いている「上湯温泉大衆浴場」。ここが目的地です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（3月21日）ただ浴室があるだけのシンプルなものです。入浴料500円。二階は有料の休憩室になっていますが。単純温泉、かけ流し。源泉温度は39.6度。浴槽は42度と、少々高めですが、これが疲れた体にはよし。リュウマチ、神経痛、疲労回復に効能ありとのこと。前日によった時は、87歳の方が療養に来ていました。3年前に発作をきたして、左足に障害が残り、ここで療養している、と。私なども、ここで温まって帰ると、確かに疲れが少なくにるようです。こうした楽しみがあると、地面にはいつくばっての草取り仕事も、さほど苦にはならなくなります。

  2010年03月22日

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