カテゴリ:演劇~観劇の感想
世界初のミュージカル、日本初上陸、演出ジョン・ケアード、
そうそうたる出演者の面々、チケットの完売・・・ 私としてはかなりの期待があったわけです。 結果として、期待はずれでした。 はっきり言って、好きではない作品でしたね。 昨夏モーツァルト!で感じたお腹いっぱいという感じより 更にもういいですってのが正直な感想。 確かに出演者は豪華だし、すごいんだろうけれど、 ケアードが再演の機会に恵まれなかったのがわかる気がした。 正直、話題性と根強いリピーター(とある役者のファン達)で支えられていたのではないかと。 盛り沢山すぎて、誰にスポット当ってるのかもよくわからなかったのよね。 もっともっと内野聖陽さんを前面に出して もっともっとねちっこくしたら? 島田歌穂さんも、高嶋政宏さんも、なんだか存在薄く というか、もっと彼ららしさを出してほしかった。 とにかく出演者が多すぎて、どなたも中途半端な気がしてならなかった。 客席内で観客と絡む演出も面白いことは面白いのだが、 私が観た席が2階だったせいか、下で何に観客がどよめいたのか伝わらないしね。 もちろん2階席にもやって来ましたが、とってつけた感じでしたしね。 しかし、やりたい放題って感じもしましたね。 冒頭から森公美子さんはパンかじってるしぃ~ 客席から登場の人たちは観客のマフラーやバッグひっぱり合うし、 話には聞いていたが、これって何でもありなの?と少々引き気味… 1幕と2幕の間の休憩では、舞台の中央にドンと腰を下ろした森さんに なんやら小袋抱えた観客が長蛇の列。 みんなお菓子の差し入れ? どうも初日から日が浅い日に観にいった方々は見なかった光景らしい。 リピーターがお菓子持っていったのでしょう。 次々と観客とおしゃべりし、食べたりし・・・ 2幕最初には橋本さとしさんに突っ込まれてましたね。 ここはどうもアドリブなようで、これって突っ込む橋本さんのセンス問われますね。 ある人が行った時は、どうもサザエさんのお菓子をもらったようで 「この時代、サザエさんはいないから!」と突っ込まれていたようです。 私の時はなんでそんなにいっぱい持ってるのかと突っ込んでましたが。 森さんはピーチャム夫人よりダイアナ・トレイプスの方が (正しくは、の姿が!)個性出てて好きでした。 ま、ともあれ、どうも皆さん感想というより、 歴代のエポニーヌ3人、ジャベール3人、マダム・テナルディエ2人が出てて メンバーが凄いとか・・・これってどうなんでしょう。 感想言うようなことがないとか? これは好き好きだから仕方ありませんよね。 私は好きではなかった、私を引き込むだけの魅力がなかった、それだけです。 にもかかわらずDVD化するんですよねぇ。 WOWOWでも放映するんですよねぇ。 だったらば、だったらばですよ。 レ・ミゼラブルだってDVD化してよ!! そう思ってるファンは多いはずです。絶対に! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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