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気になる裁判・司法関連ニュース

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2014.03.07
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最近自転車関連の裁判ニュースを
よく見かけますが、それだけ注目されている
ということなのでしょうか。

この事件については、裁判所がほぼ全面的に
被害者側(60歳代男性)の主張を認めたわけですが、
私は正しい判決だとおもいます。

現場は分かりかねますが、母親の発言は矛盾しています。

 
母親は「交通ルールを守るようにと、日頃から注意していた。
現場は男児にとって急な坂で、監督義務を果たしたとしても事故は防げなかった」

つまり、現場は小学3年生の子供が、自転車走行を
安全に行うことが困難な坂道だと認識していたわけで、
それならば、その道は自転車を降りて押して進むよう
指導することこそが、正しい監督義務だと思います。

なんにせよ、自転車事故に厳しい処分が下る風潮に
なってきていますし、(本来はこれが正しい)
自転車保険全入時代か、免許制か、どちらかに
流れていきそうですね。



***********

小3の自転車で重傷、母親に220万円賠償命令
(3月7日 読売新聞)

 2011年9月、当時小学3年だった男児の自転車と衝突し、重傷を負ったとして、福岡市の60歳代の男性が男児の母親に治療費など約260万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、福岡地裁であった。

 池田聡介裁判官は「男児への指導が抽象的で、監督義務を果たしたとはいえない」として、約220万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は福岡市早良区の歩道を歩いていた際、1人で坂道を下ってきた男児の自転車と衝突、右足の骨を折るなどした。

 男性側の訴えに対し、母親は「交通ルールを守るようにと、日頃から注意していた。現場は男児にとって急な坂で、監督義務を果たしたとしても事故は防げなかった」と主張していた。

 池田裁判官は「歩道は見通しが良く、適切な運転操作をしていれば事故は防げた」とし、「指導が具体的ではなかった」として母親の監督が不十分だったと認定。男児の年齢を考慮したほか、男性にも周囲に注意していなかった落ち度があるとして、賠償額を決めた。

 男性の代理人弁護士は「事故防止のため、運転技術が未熟な未成年者には十分な指導が必要で、保護者としての義務を認めてくれた」と話した。






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Last updated  2014.03.07 11:08:24



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