初夏のラタトゥイユ

May 19, 2009

このところずっと、野菜をたっぷり食べたいな、という気分でした。

そんなときには、ラタトゥイユ。

ちょうど、先日オードリー先生にお会いしたとき、
夏のラタトゥイユに合う野菜について、あれこれ教えていただいたところだったんです。

ズッキーニ、パプリカなどもいいけれど、オードリー先生.JPG

キノコ好きならキノコを入れてもいいし、
要は・・・なんでもいいのよ(笑)

という頼もしいお答。

今回は、ラタトゥイユ初夏バージョンということで、
にんじん、新たまねぎ、ナス、ピーマン、黄パプリカ、エリンギでつくってみました♪

炒める順番（お鍋に敷き詰める順番）も教えていただいたのですが、
メモしておかなかったので、忘れちゃいました！

ま、火の通りにくそうな順に、下から重ねていけばいいのでしょうね。

私、エリンギは、ふだんほとんど使わないんだけど、
なぜかラタトゥイユにだけは、エリンギが欠かせません。

ほかのキノコではなく、エリンギ！ご指名なんです。

四角く切ることが出来るのと、あとは、味にクセがない分、
他の野菜たちの旨みまでぎゅぎゅっと吸い込んで、いい味に仕上がるから・・でしょうか？

オードリー先生いわく・・・

ラタトゥイユ・冬バージョンは、根菜類を使ってちょっと和風に仕上げてあるので、
最後に隠し味としてお醤油を少したらしますが、
夏野菜のラタトゥイユ、つまり南欧風のときには、私はお醤油は入れないの。
（入れたかったら、入れてもいいのよ？）

とのことでした。

私も、今回はお塩だけで充分な味でしたので、お醤油は入れませんでした。
（・・・正確に言うと、「忘れた」のでありますが。）

水を１滴も加えず、調味料といえば、炒めるときのお塩だけだというのに、
ほんとに、旨みがぎゅっと凝縮された素晴らしい味になります。

ただ、今回はうっかり新玉ねぎを使ったため、
煮込んでいる最中、ちょっと水分が多めになったのが気になりました。

少し蓋をずらして水分を飛ばしたけれど、さすがにそこは、野菜の水気です。

水っぽくなることなく、
ジューシーな感じの、フレッシュ・ラタトゥイユが出来上がりました

写真ではわかりにくいのですが、
実物は、赤・緑・黄が鮮やかで、ニンニクの香りとともに、ぐぐっと食欲をそそります。

シンプルでありながら、奥の深い味ですね。

あれこれ旬の野菜に選手交代しながら、一年中、大活躍しそうなメニューです。

ちなみに・・・
私の今日のお弁当は、ぶっかけラタトゥイユ (笑) となりました