水曜サスペンス劇場
先日、ここで工事代金踏み倒されたという話をしましたね。去年の暮の事件です。あらゆる推理力と実行力で追跡しましたが、捕まらず、お蔵入りになろうとしていた時でした。クリアの探偵物語詳細は秘密の小部屋で。 (ない)が、今日、なんとその最低な人に偶然出会ったのです!私はその最悪な人の名を叫びながら、胸ぐらをつかみに行きました。自転車に乗ったそのあほな人は、私を見て血相を変え、私の手を必死で振りほどきました。元来、敏捷性に欠ける私はいとも簡単に振りほどかれ、猛スピードで走り去りました。「まて~!」とまたも叫びながら、なおも追いかけましたが、元来、運動が苦手な私は追いつけるはずもなく、瞬く間に距離を離されてしまいました。そして私の捨て台詞は「覚えとけよ!」でした。ほんと、悔しかった。でも、つかみ合いをしている時に、そのくそみたいな人は小さい声で「ごめんっ、ごめんっ」って謝ってました。しばらくは、ハイテンションでプンプンしていましたが、その事を後から思い出して思いました。「許そう」何故なら、許す事が私にとって一番楽だからです。もやもや、イライラした日々にはもう終止符を打つ事にしました。すでにお金の事以上に、信頼を失った事や、自分の軽率さに腹が立っていましたから。失ったものは多いけど、これ以上引きずるともっと損しそうな気がするし。(損切り=株式売買において含み損の出ている証券を売却して損失を確定すること)やー、ビールうまいっすね。( attention!このお話はすべてノンフィクションです)クリア