日本酒バー開店日記

ジョニー・デップとティム・バートンの黄金コンビ最新作



『アリス・イン・ワンダーランド』



を観てきましたよ。

3D映画を観るのはアバターに続いて2作目。

結論から言うと、

別に無理に3Dにする必要はなかったように思います。

何となく、3Dに重きを置いたばかりに物語がお粗末になってしまい、

このコンビとしては久しぶりに不発だったなと思いました。

まあ、悪くはないのですが、期待値が高かった分、

肩透かしを食ってしまったような感じでしょうか。

300円払って3Dで観るよりは2Dの方がいいような気がします。

それと気になったのは、勧善懲悪の度合いが高まっていること。

アメリカ（に限らないけど）の映画産業は、

意外に国の政策と連動していることが多いですから、

今回もそういった意図が感じられたような・・・・

そして、物語のすべてが余すところなく説明されているという点も気になりました。

何となく、『1Q84』BOOK3執筆の背景ともダブるところが・・・。



ティム・バートンの映画と思って期待すると外されてしまうかもしれませんが、

親子、あるいはカップルで楽しむために観に行くのにはいい映画です。