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カテゴリ:日本酒
こちらを読んで感じたことを最初に。
最近出産時に関する痛ましい報道が度々あり、マスコミもともすれば医療批判とも取られかねない過熱報道を行っているように見受けられます。 今回出産を目の当たりにして思ったのは、産婦人科医は本当に大変だということでした。 今回我が家がお世話になった産院は近所の個人開業医でした。都心近傍ということもあり、通える産院は総合病院を含めるとそれなりの数ですが、それでも週末は待合室が満室になるくらい盛況な状態。豊洲周辺がベビーブームだということを差し引いてもかなりの忙しさでした。 産後、五日間入院するわけですが、その間もやはり病院は多忙を極め、当日予定されていたの母乳指導などのスケジュールを変更しなければ回らないほど。 都内は人口減少が叫ばれる昨今においても未だ人口集積が続いており、全国的に見ても医療環境は悪くない中でもこの現状。況や郊外をや、です。 聞けば産科は緊急呼び出しが多いうえに責任重大らしく、医学生の産科離れも深刻とか。確かに外科に比べれば緊急性と重大性は素人目にも高いと思います。 出産は人間が起こす最大の奇跡。経験すれば本当に実感できます。この偉大な営みを助ける産科の充実を切に願いたいと思います。 さて。 【ソガペール エ フィス】飲みきりました。 評価としては大変よく出来た食中酒、かな。やはり序盤の火入れ感はあるし後半の酸の立ちも少々強いけど、それらは酒単体で飲む場合には障害になりこそすれ食事とあわせる場合にはむしろメリットとなり得る。 聞けばこちらの蔵元は元々ワインを造っているとか。ワインといえば食事とのマリアージュを何より重要視する食中酒の代名詞。なるほど日本酒を造らせても方向性はぶれず、一本筋が通った酒造りをされているのですね。 瓶が少々重いのが難点だけど(笑)、終始美味しくいただけたお酒でした。 ちなみにざりがにの味覚ではこれまで飲んだ酒で最も近いのは田酒の純米大吟醸四割五分かも。あれの華やかさを若干穏やかにした感じだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月03日 23時44分02秒
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