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カテゴリ:話し言葉のこと
今朝NHKを見ていたら、「できなそう」と「できなさそう」はどちらが正しいか
という話題が出ていた。 「できなそう」と発言した後輩アナに対して、 有働アナが「"できなさそう"じゃないの?」と指摘したのだが、 視聴者から「"できなそう"のほうが正しいのではないか」という問い合わせがあったとのこと。 これについてのNHK放送文化研究所の見解がびっくりなのだ。 文法的には「できなそう」が正しいが、 口語では「できなさそう」もたくさん使われるので、 どちらも間違いとは言えない。 え そうなのか。NHKは「もう仕方ないやん」という立場なのか。 いわゆる「さ」入れに対して、 「もう仕方ない」という考え方が出てきていることを初めて知った。 それをNHK放送文化研究所というところが発言したことに違和感を覚えた。 「文法的にはどちらも間違いとはいえない」ではなく、 「"できなそう" が正しい」と言いつつ、 「もうみんな使っちゃってるし、どっちもオッケー」というのは NHK放送文化研究所の立場としてありなのか? いまのところ私は、話し言葉でうっかり「できなさそう」と口に出てくることはないし、 原稿に出てきたら、100%「できなそう」に修正している。 (厳密な逐語起こしは別の話よ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年12月11日 18時31分55秒
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