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テーマ:韓国!(17200)
カテゴリ:タイ
おいらは輸入業者なので、各国通貨の対円レートの上限が、露骨に利益にかかわってきます。
今はほとんどがタイバーツへの両替なのですが、かつては韓国ウォン・インドネシアルピア・ベトナムドンを扱っていました。 経済通の方なら、ベトナムドン以外を見てピンと来ると思います。 そう、1997年に起きたアジア通貨危機。 今になってみれば、3カ国とも意外と早く立ち直ったような気がしますが、当時はぺんぺん草も生えないような悲惨な状態でした。 それで、ここのところ、外国人投資家が資金を引いているため、韓国ウォンが急激に安くなっています。 2007年の7月ごろは、1000円を両替すると7500ウォンにしかならなくて、同業者が嘆いていましたが、今では10300ウォンぐらいになっています。 ウォン高の時は相対的に資産価値が上がるため 「先進国に仲間入りをした!」 と豪語していたのに、昨今では 再び通貨危機? と、ネガティブな報道が増えています。 そう昔のことではないし、韓国で通貨危機が起きたのが9月だったこともあって、不安が付きまとうのでしょう。 そして、タイ。 政情不安がなければ問題はなかったような気がしますが、さすがに外国人投資家が嫌気して、バーツ・株式ともに値下がり続けています。 (おいら的にはありがたいことだけど) アジア権の各国市場は、アメリカや日本などと比べると、相対的に規模が小さいため、先進国ががくしゃみをするとカゼをひき、同じくカゼをひくと肺炎になるという脆弱性があります。 どこがボーダーラインかはよくわかりませんが、大きな資金シフトが起きたときに、総崩れなんてことも無きにしも非ずです。 石油先物が暴落するタイミングが一番怖いです。 この石油バブルは単なる資産バブルなので、確実にはじけます。 しかも2010年までには確実にはじけるでしょう。 となると、投資家は巨額の損失を補うために、他の投資先から資金を引かなければなりません。 すると、先に述べたように脆弱性の高い市場が打撃を受けやすいわけで、アジアの市場が軒並み打撃を受けるのです。 鼻の利く資産家なら、この恐慌を利用して、あらゆるものを買い占めるのでしょうね。 おいらも、それまでに貯蓄しておこう! Sweet Vacation のMayが在籍していたガールズユニット Preppy G - Let's go VCD お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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