テーマ:猫のいる生活(138970)
カテゴリ:ボス猫ニコのいのちみつめて
思い出
たとえ外飼いであっても、「飼う」と決めたとたん、ニコはもう野良猫返上である。すぐに首輪を新調してやった。ニコは白むくなので、どんな色も似合うが、眼が澄んだ青なので、首輪もおそろいの色にした。 秋風が肌に冷たくなってきて、ニコは、ようやく縁側の子から、家の中の子になった。 飼い主としては、より責任を感じるようになる。特に近所迷惑にならないようにしなければならない。それで今度は、リードを用意した。その色も、眼の色に合わせて、青にする。 ニコを庭に出だすときは、このリードでつなぐのだが、みじめな放浪よりもましなのか、彼はすこしも嫌がらなかった。それどころか、戸口で、首輪とリードを振ってみせると、はやくはやくと催促の甘え声を出すのだった。 いまのニコ ニコは、12月26日午前11時18分、永久の眠りにつきました。 暖かく励ましてくださった皆様へ、後ほどあらためてご挨拶申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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