遊～ながれのままに法喜充満～

人が言葉に頼り、偽りの真実を作り上げていく姿を感じる。

言葉で自らを飾り。
言葉で他を制す。

事実よりも大切な“そうである自分”を保つことで本心がずれていく。
事実よりも大切な“そうである他人”を保つことで本心がずれていく。

価値観、固定観念に捕らわれた、人それぞれの定規。
たとえ・・・正しいと思われる言葉であっても・・・
それは、正義を振りかざし、支配になり、依存になる。
自分の価値を他の言葉に求めても、一瞬の安らぎと偽りしか得られない。

人はみな、計り知れるわけが無い大いなるものに生かされながら・・・
ちっぽけな自我の頭で計らい、判断した妄想の世界で生きている。
・・・もったいない。

自我という偽りが作り上げるこの現実の中。
真実というものが、なんの意味も持たないのだと、日々深く感じる。
真実というものが、いかに大切なものなのかと、日々深く感じる。


しかし、それもこれも・・・
大いなるこの世の中では、全てが真実であり全てが仏。
・・・思考せず、ただ感じよう。



全ての現象が自分にとって完璧なんだと、
今また、深く深く味わっている。


有難く。



とんとん。



他の現象にも、自分にも惑わされず、心をここに保つこと。
あるがまま事実を見つめ、感じ、本心の自分でありつづけること。



ただそれだけ。



単純でシンプルな世界が浮かび上がる。




・・・・




言葉（思考）を手放すことは怖いことなのかもしれない。

無能にも映るその姿が、大いなる本心であると真に気がつけたら・・・
内なる仏と語ることが他の全てと語り合う事だと真に気がつけたら・・・




素敵だ。




とんとん。

南無阿弥陀仏。


遊。





～～～～～～～


親愛なる友へ。

ご無沙汰しております。

私は、4月18日をもって、晴れて北海道民となりました。
しかし、その後のほとんどを、ここ上海で過ごしております。
お寺を下山したわけではなく、お寺から出張している感じです。

無農薬・無肥料・無耕起の相生農法の畑作りの仕事です。
北海道では、それはそれは美しい森の中、自然との共存を模索しています。
（（（農苑家族のcharakoさんの楽天ブログ）））
上海では、都心郊外のとある広大な土地の造成事業に携わっています。
木を植え森を作り、水の循環を計り、田んぼと畑作りをしていきます。
（私は・・・造成の片隅で、みんなの畑を作って遊んでいます^^。）

流され流れて・・・
仏の計らいはなんて面白い。
一見、相反する地での、ありのままの生活を楽しんでいます。

心が真ん中にあると、どこにいても何があっても動じない自分を感じながら、
心を真ん中に保つことが、楽しくもあり難しいことだと感じています。

自我の思いに捕らわれ、あーだこーだと頭で考え始めたら・・・

なむあみだぶつ。
～大いなるものにすべてお任せいたします～

この心さえあれば、なにがあっても大丈夫。
たくさんの心の家族に支えられています。

とんとん。

確かにここにある本心を確認しながら
大いなる自分を感じ、完全な世界を満喫中です。



元気にやっています。
心共にあることを。


ありがとね。



上海遊。