最上川荒瀬大鮎ポイント1
上中流大鮎の実績ポイント(写真は長瀬)(赤いポイント名をクリックすると地図が出ます。)朝日町1上郷ダム下流の赤釜より大石が多く流れもほどほどで危険も無い好釣り場が続き、豊漁年はダムまで溯上した天然鮎も魚道はあるが、この辺で良いか?と溯上をやめる物が多く鮎の数は凄く多い時がある。その下流、雪谷は足場の良い釣り場で引き釣り泳がせ、夏草のアイジー工業下の荒瀬からは3号~5号のオモリで流芯を狙えば25cmぐらいの良い型の鮎が釣れる。◎特筆すべきは木川ダムからの発電用に使った冷たい水が流れている左岸よりの分流に真夏の炎天下の一時期避暑をしている鮎が居る時はそこだけ太った大鮎が入れ掛りになる時がある。そこから五百川橋に続くポイントは法華寺下と呼ばれ、トロから瀬頭までは静かに朝晩の泳がせ数釣り、そこから五百川橋下の瀬尻までは泳ぎながらの豪快な荒瀬釣りが楽しめるがオモリは3号で充分である。更に下流の右カーブからヤンチャの瀬、工業団地裏で浮いた大石の荒瀬や岩盤の深瀞を配し、地図の最下流部の流れは強く5号以下では釣りにならないが、釣れる鮎はこのエリアで1番の太った大鮎が釣れ、セッパリ鮎である。この地図全体の流域で釣れる鮎は良い年で27cm250gぐらいで平均25cm180gまでの良型が8月末のアベレージである。朝日町2能中下から八天(八展とも言う)まで中州を挟み上流の岩盤のトロ瀬は数が釣れるが午後から夕方に掛けての方が追いは活発な為、朝の内は中州左岸側の荒瀬で3号オモリで良型の鮎を拾い釣りすると良い。型はマチマチだが流芯に近いほど大型が竿を絞り込み、がま急瀬クラス以上でないと苦戦すると思う。スレてなければ50匹ぐらいは釣れる時がある。もし釣り荒れていたら右岸の分流が意外なほど鮎が居て、短竿で釣り下ると面白いように釣れる事があるのでバカに出来ない。どちらで釣っても午後からは上流の瀞場に陣取って落ち着いて釣ると朝からの総数70匹から80匹釣る事も可能である。大トロを挟んで八天橋の上下のトロ瀬はほどほどの押しの流れで釣れる鮎は中型が多い。その下流は淵で鮎は多いが現在の技術では釣る手立てが無い。そこには構わないで、四ノ沢の取水口下流の段差から始まる瀬まで下って釣るのが良い。送橋川の合流から3号5号と下流の流芯に行くに従って流れが強くなり、核心部は9月初めには27cmが揃う時もある。瀬尻付近は押しも弱くなり泳がせ釣りで数釣れる。更に下流岩盤の峡間になる瀬が通称「五郎の瀬」と言い知る人ぞ知る名釣り場である。朝日町3明鏡橋を中心にこの付近はほとんどが岩盤で構成されていて、その岩盤に付いた大鮎と、ところどころに点在する大石の瀬が狙い目である。水量の多い時は明鏡橋上流の荒瀬を2号のオモリ中心に釣ると24~25cmが数も出る。減水したら更に上流の岩盤の瀬の付いた幅広大鮎は上へ飛ばしながらメタルラインの釣りが良い。かなり減水したら明鏡橋上のトロ上部の荒瀬尻に良型の鮎が群で付くのでここも泳がせで狙いたい。22~26cmが瀬尻だけで立て続けに20匹ぐらい釣れ続く事もある。大江町深沢のトロ尻の中洲から岩盤の瀬が始まり、3段の瀬で25cm級大鮎が入れ掛りになる事がある。0.8号を使えばオモリはいらないぐらいであるが、芯に入れるには3号で沈める必要がある。中州の終わり付近の中洲左岸に付く鮎は大型で背が張ったデブ鮎で渇水期に強い。合流の瀬は中間から瀬尻に掛けてが良く秋季に28cmの巨鮎が釣れる事もある。下流大江大橋付近は、橋上2段目のトロ尻左岸側に鮎が集中しており立ち込んで釣ると良く掛る。橋の上の瀬は8月末のお盆過ぎ頃に芯が1.5mぐらいの水量の時が最高で24~27cmぐらいの大型の鮎が入れ掛りになる時がある。瀬尻に立ち込む時は途中から深いから注意を要するが、真夏の渇水期に良く太ったデブ鮎が釣れる。その成合淵の終わりに樋のような細い急流があるが、3~5号で沈めると左岸よりに付いた岩盤の幅広鮎が拾える。寒河江市寒河江付近柴橋小学校から入川するとすぐ此の木橋下流部の瀞尻から次の瀬頭に出る。この辺は瀞からの刺し鮎も多く、朝1番の囮替えには打って付けで、すぐ良型の鮎が掛る。2号の玉で充分沈み、下の平瀬は良型鮎ならオモリは要らないぐらいである。瀬尻付近は浅く、型も落ちるが、数は結構掛る。ここでおとりを蓄積すると良い。たまにニゴイの大物が掛かり、大鮎か!と驚かされる。この付近から平塩橋上流までは危ない所も無い代わりに、釣れる鮎の型もマチマチで8月で24cmが普通だが、渇水期は良い釣りが出来ない。平塩橋の直上から瀞が始まるが橋下流しばらくまで、砂と泥でナマズやニゴイしか掛らない。寒河江SAのアタリに位置する長瀬は平水時の1級ポイントで3号のオモリで左岸の川原から狙うと右岸側の岩盤のキワに付いた大鮎が流芯付近で次々と掛り最上川の大鮎釣りを満喫できる。8月末で25cmがアベレージだが、大鮎の年は27cmにもなる。押しは弱く水深もたいした事無いので本流の大鮎釣り初心者にもお勧めできる。下流曲がりからは流芯は深く、深瀞の泳がせ釣りだが、釣れる鮎は惚れ惚れするほどの太った大鮎で28cmにもなる時がある。朝晩はオモリでドンと沈めて置くだけでも次々と掛る事がある。高瀬大橋下の瀞尻から岩盤の中をガチャガチャに流れる複雑なポイントの為か釣り残しの大鮎が掛るが、根掛かりも多く囮鮎任せでゆったりと構えては居られない。野鮎が掛ったら遊ばせずに即座に抜く事だ。寒河江温泉の排水付近からはこぶし大の小石が多く鮎の型も21~22cmの中型が多く良い垢は付かないし、あまり良い釣りは出来ない。下流は泥の瀞で鯉釣りと鮠釣りしか居ない。中山町上記寒河江温泉下流からの広大な淵にストックされて居る大鮎が下の短い瀬に差してくるのは水量の多い時だけである。渇水期は青ノロが付きガッカリだが、鮎の多い時はリフルの瀬頭から太った大鮎で入れ掛りになる時もある。下流のカーブは石が比較的小さいので数多くの鮎は付かないが落ちの頃にはメス鮎が溜まる。瀬尻からは砂で友釣りは不可、鯉釣りの人が多い。鉄橋付近から石も大きくなり右岸よりの流芯に付く鮎が釣れるが鉄線やビニールや流木、ゴミなど根掛かりも多く、注意が必要で、1匹釣って1匹根掛かりで損失なんて良くあるポイントだが、終期は27cm中心で中々捨てがたい時もある。だいたいこの付近のポイントは石が小さいので長く居付く縄張り鮎は少なく上流から落ちて来た鮎の休憩場の為、年によって当たりハズレが大きく、釣れた情報があってから入川したほうが無難で後期向きである。最上川荒瀬大鮎ポイント2に続く。にほんブログ村