今月号のポンカメ・アサカメ、まだ全部読んでいないんですがひとまずの感想。
『コシナ元気だなー^^』 地味に、しかし確実に好事家の好みそうなものをピンポイントでリリースしてゆく姿勢は流石と言う他ありません。かなりリサーチリングが上手いというのか、山本社長を筆頭に開発部が好事家ばかりというか・・・(ぉ 昔のPENTAXとRICOHにも同じような傾向がありましたが現在どちらも諸事情につき冒険できない今、コシナの気の吐きっぷりは一際目立っています。 例えば9月発売のHELIAR75mmF1.9classicなんかはそれでしょう。 巷では早速開放値もレンズ構成も似てるヘクトール75mmを引き合いに出していますが、そもそもヘクトールと比べること自体がナンセンスです。というのもレンジファインダーに於いて75mmという画角は非常に使いやすく(PENTAXのFA77mmの使いやすさを想像してもらえるとよいかな?)事実コシナはCOLOR-HELIAR75mmF2.5をずぅっとラインナップしてきたのでした。ちょうど二年前、LマウントレンズのVMマウント化&リニューアルを急速に推し進めていったときにもHELIARのみはLマウントのままラインナップに残してあります。 (まぁいくら気を吐いてる企業といえども、簡単に生産ラインを変えられなかったという裏事情もありますが^^;) 今回classicが出ても、Lマウントの方は残す姿勢のようです。従って今度のHELIARclassicはあくまでHELIERのバリエーションのひとつとしての意味合いが強いです。まぁ桜上水個人としてはレンズ構成は変えずにHELIERのMマウント化を推し進めていって欲しいところですが。 それともうひとつ、9月発売のα-Eマウント用のマウントアダプターの矢継ぎ早のリリース。 Mマウント、Nikon-Fマウント、PENTAX-Kマウント、Nikon-Sマウント&contax-Cマウント用の(繰り出し量が違うから大丈夫かいな?と一瞬思ったのですが眼で見て確認するのですから繰り出し量関係ないですね・・・^^;)マウントアダプターをリリースするとはかなりやる気のようです。 桜上水もつい最近やっとM3/4でマウントアダプター遊びを始めたのですが、時折物凄ーく加工精度が低いマウントアダプターに当たり閉口する事があります。ガタ位だったらまぁ許容範囲ですが、一度まったく嵌らなかったマウントアダプターが有りまして流石に売り手に突っ返しました。中国製はこの辺が怖いところです。 して、Eマウントが出て安い中国製のマウントアダプターが市場を席巻しかけてる今にコシナがEマウントアダプターを出すのですから中国製にとっては晴天の霹靂でしょう。 元々コシナはL-VMアダプターでアダプターの加工技術に定評のある会社ですので(L-VMマウントアダプターは金属の塊を一から削り出し、一旦鍍金をかけた後被写界深度指票がカメラの真上に来るように調整削りをします。コシナ製VMマウントアダプターがツートンカラーなのはそのためです)かなりしっかりとしたつくりのマウントアダプターを出してくるでしょうね。 しかしこのコシナの気の吐きっぷりは凄いです。 多分山本社長がマウントアダプター遊びに嵌ったんではないかと桜上水は睨んでいますが・・・∬ ̄∇)ふふ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/08/21 09:23:41 AM
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