今年初めてのお買い物はこんな機種で幕を開けました。
YASHICA ELECTRO35MC 搭載されてるレンズはYASHINON-DX40mmF2.8、聞くところによると4群4枚で40mmF2.8ですからレンズはおそらくテッサータイプでしょう。ピント合わせは全群操出ではなく前玉だけが移動するタイプ。 後期のELECTROシリーズは最高級機のGX、普及機のCC(またはCCN)、そしてこのMCがそれに該当しますが中でもこのMCは全期ELECTROシリーズ内で異彩を放っています。 まず、距離が目測なこと。一応ファインダー内に距離指標が出ますが鏡胴に正確な距離が書いてあるのでピンと合わせの場合は殆どここを見ることになります。 次に絞り優先AE機でありながら露出情報が一切ユーザーに伝わらないこと。巻上げをしてシャッターを半押しするとアクセサリーシューの電気が点灯しますがこれはあくまでバッテリーチェックのためのもの。GXやCCにあるような露出警告灯は一切ありません。まぁそのおかげで必要以上にシャッターストロークの長かったGXやCCに比べると約半分のストロークでシャッターを斬ることが出来ます。 次にその大きさ、名機KONICA C35よりも更に一回り小さいのです。当時の感覚からすると”ハーフサイズより小さいフルサイズ”的なもんでしょうか? ともかく、電子技術に関しては当時から群を抜いて知識も性能も良かったYASHICAのことですからこの大きさで絞り優先AEが使えるとは便利です。 その大きさからMCはRollei35と比べられることが多いのですが、なるほど画角といい距離目測といいRollei35に非常に似ています。ですがこちらは同じTessarタイプでも一段明るいF2.8、しかも絞り優先AEまで積んでいるのですから目指すところが全く違います。 とにかく、YASHINON-DXの写りは非常に良いと噂されているのでしばらくはコイツを使い込んでみようと思っています(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/01/24 05:02:10 PM
コメント(0) | コメントを書く
[] カテゴリの最新記事
|