カテゴリ:本の話
この『タイガー&ドラゴン』の影響で、落語ブームが来てるようですね(_≧Д≦)ノ彡☆ばんばん 僕のような田舎住みの人間は寄席なんて行けるワケもなく、精々『笑点』で楽しむくらいですが・・・ そんな落語ブームに乗っかりつつ、久々に オススメ本の紹介です 空飛ぶ馬( 著者: 北村薫 | 出版社: 東京創元社 ) 例によってミステリに分類される小説です。シリーズ化されており、現在までに5冊発売されてます。 主人公は二十歳の文学部の女子大生、そして、謎解き役は彼女が敬愛する落語家・円紫師匠。 40がらみの、 イカす男性。 謎解きと言っても、決して殺人事件など起きない。 日常の観察の中から不可解な謎を発見し、それを解いて行けば立派な推理小説が書ける。 この作品は、そんなスタンスで描かれています( ̄ー ̄)ニヤリッ 喫茶店で砂糖壷を何回もまわして飲み物に入れては、戻しを繰り返す、3人の女の子達。その目的とは? 「あの子は、また店に戻ってきます」店を出ていった3人のうちの1人を指して言った円紫師匠。 その真相とは? とある家の近くで時々数分間だけ現れる赤頭巾ちゃん。その正体とは? 子供好きの雑貨屋の若旦那。幼稚園へのクリスマスプレゼントとして、木馬を設置してあげた。12月21日だった。 ところが23日、ある女性が幼稚園の前を4回通ったのだが、3回目のときにだけ無かったと言う。 木馬が空を飛んで消えたとでも言うのか? 円紫師匠が解き明かす、心温まる真相とは? とにかく、何気ない日常の中にありそうな、ほんのチョットした謎ばかり。 推理小説の「あの血がドバーってのはちょっと・・・」というあなた! トリックとか難しくって・・・というあなた! そんな、血みどろの展開も小難しいトリックも全く無し。それでも純然たる推理小説! ぜひ、手に取ってみて下さい(^∇^)ノノノノノ フリフリフリ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
泳ぐマグロさん
>おもしろそうだなあ~ >でも最近、本読んでないのよね。 >もう少し、時間が欲しいです。 確かに、時間は足りない。。。 ブログを始めてからは、もっと足りなくなったw (2005.05.30 00:16:35) |
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