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カテゴリ:サルシャなひとり言
--------- ☆冰的!☆ --------- 中国に来たことがある方で、 レストランでビールを注文したことがある方ならご存知だと思いますが。 中国で冷たいギンギンに冷えたビールを飲みたかったら。 「ビール1本お願い!」 の一言に付け加え。 「冰的!(ビン ダ!)」 訳:冷たいの の、一言も叫ばなければなりません。 さもなくば。。。 ふつふつふつふつ煮えたぎった熱燗ビールが・・・ !!! ・・・なんてことはありませんが。 でも、“ビンダ!”を言い忘れると、倉庫からそのまま持ってきたかのような 冷えてなくてぬる~いビールが当然のように運ばれてきます。 ビールはギンギンに冷えてて当たり前!と思っている方、注意。注意。 最近の上海では、何も言わなくても冷たいビールが運ばれてくることも 増えましたが、もともと、中国では、たとえどんなに暑い夏の日でも、 冷たい飲み物をガブガブ飲む、という習慣はなかったそう。 この習慣、中国医学の、自然界のすべての存在は陰と陽の組合せで出来ていて 全ての食べ物も「寒」「熱」の種類に分けられていて、体を冷やすべきとき、熱くすべきとき、 体調や季節に合わせてバランスをとる、そういうところからきているとか。 で。この習慣、サルサ場でも垣間見られます。 シルバームーンで、コレ飲んでる方、よく見かけます。 ☆熱~いお茶・熱~い紅茶☆ これ、シルバームーンのカウンターで、「ビールください」という代わりに「お茶ください」というと ティーパック入りマグカップが渡されて、お湯はセルフサービスでオカワリ自由。 本日も、中国人サル友ジョンくん。 1曲踊り終わって、汗だくでテーブルに戻ってきたと思ったら 早速、マグカップを持って熱い熱い湯気立つお湯を注ぎ足しに行っていたので 「そんなに汗かいて暑いのに、熱いお茶飲んだらもっと暑くなるデショ?」 と聞いたら、「慣れてるから。急に冷やすのは体によくないんだよ。」と言ってました。 ジョンくん以外でも、熱いお茶愛飲者、シルバームーンではたくさん見かけて、 多分彼らも「中国医学がドウトカコウトカ」とか「陰と陽のナンタラカンタラ」を そのたびに意識してるわけではなく、小さいときからの習慣で熱い物を 飲んでいるのだと思うのだけれど、う~ん。。。 ワタシ。いくら体にいいこととははいえ。 あの熱さの中で冷たい飲み物の誘惑に勝てない・・・(ーー;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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