861893 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ミステリの部屋

ミステリの部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010年09月25日
XML
カテゴリ:たまには映画でも

夫と二人で、ジャン・ピエール・ジュネ監督の映画「ミックマック」を観てきました。

ちょっとブラックで、ドタバタながらエスプリがきいたフランス映画でした。
哀しさと可笑しさは紙一重なんですね。

ミックマックと聞いても何のことかわかりませんでした。
これはタイトルで損をしているのではないでしょうか?
映画がとても面白かっただけに、そう思いました。

(調べてみたら、ミックマックとはフランス語で「いたずら」という意味のようです。)

息子がすすめるので、半信半疑で観に行ったのですが、行ってよかったと思います。


かなり不幸な男が主人公です。

彼は仕事中に銃撃事件の巻き添えとなり病院に運ばれましたが、頭に入った銃弾は取り出せませんでした。

退院して戻ってみると、家も、持ち物も、仕事もなくなっていました。
子どもの頃に父親を地雷で亡くし、苦労してここまで生きてきたというのに。

路上で眠り、大道芸みたいなもので小銭を稼ぐ毎日。
そんなとき、ある男に声をかけられます。

連れて行かれたのは、廃品で作られた隠れ家のようなところでした。

住んでいるのは、、社会から忘れ去られたような、ちょっと変わった人たち。
廃品を回収、改造して生活しているのです。

彼はそこで仲間として受け入れられます。

仕事にも慣れてきたある日、彼は父親を殺した地雷を作った会社と、自分を傷つけた銃弾を作った会社を見つけます。

そして、復讐をしようと考えます。
彼が何かしようとしていることに気づいた仲間も、全員手伝うことになります。

それは復讐というより、大がかりないたずらのような計画。
仲間たちは、一芸を持っていて、それを生かして作戦は進んでいきます。

さあ、どうなることでしょう。
結果は言いませんが、ひねりがきいていて痛快でした。


不幸のどん底にあっても、落ち込むだけが能ではない。
笑い飛ばして楽しく生きることだってできるんだと、言っている気がしました。


大作でもなく、3Dでもないけれど、映画の楽しさを味わえる作品です。
おすすめですよ。



      










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年09月25日 13時41分50秒
コメント(4) | コメントを書く
[たまには映画でも] カテゴリの最新記事


PR

フリーページ

日記/記事の投稿

カテゴリ

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

コメント新着

アルビレオ@ Re:冷凍ロールケーキ(02/07) 書き出しの「待っていたロールケーキが届…
アルビレオ@ Re:節分もどき(02/03) 恵方巻きって確かに子どもの頃 福岡には…
アルビレオ@ Re:つらいときは(02/02) 「情けは人のためならず」って、何か辛い…
アルビレオ@ Re:マフラー(01/29) samiado さん 編み物も🧶されるんですね…
アルビレオ@ Re:寒い日が続くので(01/27) 素敵ですね。息子さんと一緒にダンスなん…
アルビレオ@ Re:ぼくらの先生!: はやみねかおる(01/26) 今日は本の大好きな親友のお誕生日です。…
大嶋昌治@ RAPTURE. はじめまして。福井市在住の大嶋昌治(お…

お気に入りブログ

『シャドウプレイ』買 shovさん

未定の予定~ラビ的… みっつ君さん
留年候補生W2.0… 留年候補生W2.0さん
魔女の隠れ家 たばさ6992さん
ちょっと休憩 ときあさぎさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.