テーマ:ミステリはお好き?(1451)
カテゴリ:海外ミステリ(ハ行作家)
くろて団(黒手団)のメンバーは 男の子3人と女の子1人、それにリス1匹。
犯人を追いつめる手ぎわのよさといったら、警察顔まけだ! 手がかりがみつかったら、さあ、くろて団といっしょに 事件のなぞを一つずつ解いていこう。 答えは 絵のなかにかくれているよ。 探偵に欠かせない推理力と観察力がためされる ユニークな本。 (出版社からの内容紹介) 岩波少年文庫から出された 児童書です。 小学3.4年から と書いてあります。 絶版になっていたのですが、昨年復刊されました。 娘が子どものころから好きで、今でもたまに読み返している、というので、一体どんな本だろうと、読んでみることにしました。 「くろて団」というのは、3人の男の子と、1人の女の子と、1匹のリスで構成された探偵団です。 彼らは好奇心旺盛で、賢く、行動的。 警察にひけをとらない活躍をして、犯人を追いつめていきます。 お話が3ページ続き、最後に謎があって、次の1ページに描かれた挿絵の中に答えが隠されている、というパターンで進んでいきます。 観察力がためされます。 作者は、ドイツのイラストレーター兼、作家 だそうです。 描かれているのは ドイツの町だと思いますが、それがレトロで、緻密でなかなかいい雰囲気です。 彼らと一緒に 異国で探偵活動をしている気分になります。 最後に、60の謎のうち、幾つ解けたかで、探偵の才能があるかどうかを、判定します。 謎解きの中には、結構難しいものもあります。 大人だから 名探偵になれるとは限りません。 こんな本を、子供のころに読みたかったなぁ、と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[海外ミステリ(ハ行作家)] カテゴリの最新記事
|
|