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2012年01月09日
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カテゴリ:ミステリ関連

やっとですが、2011年・国内編のマイベスト・ミステリが決まりました。


1、『折れた竜骨』米澤穂信
米澤作品で、剣と魔法や、ワクワクする闘いのシーンを見ることができるとは思っていませんでした。しかも、論理的な解決が美しい、正統派の本格ミステリなのです。さすが。

   


2、『幻燈辻馬車』山田風太郎
幽霊、冒険、ミステリ、時代、色々な要素が詰め込まれている、贅沢な作品。爽快な印象さえ受けるラストシーンが、今も目に浮かびます。

    


3、『日暮らし』宮部みゆき
『ぼんくら』の続編です。登場人物が魅力的な、人情味あふれる時代ミステリ。やめられない面白さでした。
  
   


4、『空想オルガン』初野晴
ますます面白くなった、《ハルチカ》シリーズ第3弾。青春ミステリの中でも好きな作品です。連作短編ですが、油断していると「あっ」と驚かされます。

   


5、『造花の蜜』連城三紀彦
二転三転する、大胆すぎる誘拐劇。これは壮大なマジックショーとして、楽しむしかないようです。

    


6、『ビブリア古書堂の事件手帖』 三上延
北鎌倉の古書店を舞台にした、読みやすいミステリ連作短編集。本、古書店が好きな者にはたまらない作品です。少々くすぐったい「萌え」要素も、許せないほどではありません。ますます本が読みたくなる作品です。

   



7、『誘拐症候群』貫井徳郎
後味爽快とはいかないストーリーですが、グイグイ読ませられる作品です。三部作の最後もぜひ読みたいと思います。

   


8、『真夜中の探偵』有栖川有栖
空閑純シリーズ第2作。まるで戦時中のような、さまざまな統制下にある世界の中で、禁止されている探偵になることを決意した少女ソラ。これは大作になるでしょう。彼女の成長を、ゆっくりじっくり見守っていきたいと思います。

   


9、『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉
私は執事が出てくる作品が好きです。たとえこんな喰えない執事でも(笑)ずっと東川さんの作品を読んでいる者としては、決してこの作品が代表作とは思わないので、その売れっぷりに驚くばかりですが、日頃あまり本を読まない人にもミステリを楽しんで貰えたのではないでしょうか。

   


10、『さよならドビュッシー』 中山七里
すっかりだまされました。医学的な部分で、どうしてもひっかかるところはありましたが、音楽のシーンに引きつけられました。ドビュッシーやベートーベンの曲を聞きながら読んだので、イメージが広がりました。

   











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最終更新日  2012年01月10日 23時03分31秒
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