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「平成30年台風21号」および「平成30年9月北海道地震」の影響により被災された方に、謹んでお見舞い申し上げます。一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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本日の問題
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次の英文を受動態にしてください。
She made me some cookies.
答:受動態にはできない。
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空所に入る適切な準動詞は to hit それとも hitting?
1) I missed ( ) the target.
2) I failed ( ) the target.
答:1) hitting 2) to hit
今回も大阪セミナーからの「不定詞・動名詞」に関する質問です。
問題文はどちらも「私は的に当てそこねた(的をはずした)」と同じように訳されるのにどうして
miss には「動名詞」が続き、fail には「to 不定詞」が続くのか?
復習:不定詞・動名詞の基本イメージ
to do = 未来に到達する動作・状態を示す
doing = 未来に到達しない動作・状態を示す
受講生の質問、
どうして fail には hitting ではなく to hit が続くのですか?
まず miss から見てみましょう。
miss「~しそこなう」
miss hitting は「的に当たらない」、つまり「hit という動作に到達しない」のだから動名詞の「未来に動作が到達しない」という基本イメージに当てはまりますね。
では fail を見てみましょう。
確かに fail に続く to hit は「to 不定詞」の基本イメージとは正反対の「未来に動作が到達しない」という意味を持ち合わせているように思えますが、実は fail は to 不定詞の基本イメージ「未来に到達したい動作」を示しているのです。
fail という動作は「何かをしようとしてできない」というのが正しいイメージです。
fail には「失敗する」という意味もありますが、「失敗」とは「何かをしようとしてできない」という意味ですよね。誰も失敗したくて失敗するわけではなく、一生懸命頑張って行為に到達しようとするけど、できない。これが fail (失敗する) のニュアンスです。
つまり、fail に続く to do の動作は実際には到達していませんが、fail はある動作に到達しようとする積極性を持っているので to 不定詞が続くのです。
したがって、前述の問題文は同じように訳されますが、ニュアンスはかなり違います。
1) I missed hitting the target.
この文は単に「私は的に当てそこねた」という意味。例えば、1回の試みで的を外したというイメージ。それに対して、
2) I failed to hit the target.
この文は「何度も試みたが一度も当たらなかった」というイメージ。fail には当てるという動作に到達させようとする積極性があるので to 不定詞が続くのです。
和訳に翻弄されずに to do と doing の基本イメージで考えると miss と fail のニュアンスの違いがよくわかるでしょう。
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