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あの学校に行ったのは合格発表以来だった。(のっけから険悪な感じで始めてみる)
となりにはあの学校の卒業生で現役東大生の姉上。 私はというと、大抵あの学校を受ける人が第二志望にとる公立高校(私の通う学校である)の制服を着て姉上の隣をへろへろと歩いていた。 「なんかさああ。やっぱりここら辺て殺風景だよね。駅から遠いしあの学校。その点はよかったぁ。うちの学校周辺かなりきれいだしミスドあるし無印あるし三越あるし」 と悪意に満ち溢れたせりふをはきながらへろへろ歩いていた。燃え滾る憤りはすでに私の中にはない。ただひねくれてみるのが好きなのだ。そんな趣味につき合わされている姉上がかわいそうだが、賢い姉上を持ったもっともっとかわいそうな私のために犠牲になってもらった。 学校への道程で級友に会う。「きゃー!!やっほー!」テンション上がり気味。 そして校舎。「アー正面から入るのは願書以来だわ(名古屋弁風にお読みください)」としつこい私。姉、別に気にせず。 それからヒタスラ美術科の展示を見て回る。素敵過ぎる。もうやだ。だってさあ、パンフレットから違うんだよ!?絵が素敵杉だってばぁあぁあぁ。。。 部活の友達に会う。「きゃー!」 そ し て107にむかった。著備讃(第一変換マヽ)を捜して。彼のクラスの担任の先生の名前は知っていたので(母経由)捜していたら担任の先生のあだ名の書かれたミニ黒板みたいな飾りのついた教室を見つける。そこの教室にあったパソコンにスタッフの名前が並んで、そこに著備讃(第一変換マヽ)の名を発見。 早速姉と並ぶ。 著備讃(第一変換マヽ)はいた。噂どおり髪の毛がふわふわと立っていた。 その後、著備讃(第一変換マヽ)に少し挨拶をしていこうかと著備讃(第一変換マヽ)を捜していたら著備讃(第一変換マヽ)は教室でポケモンをやっていた。著備讃(第一変換マヽ)はおたくじゃないといっていたが本当なのだろうか。戸惑いつつ声をかけてみた。 わたくし「著備讃(第一変換マヽ)ですよねこんにちわ」 著備讃(第一変換マヽ)「ああはい、どうも」 終 了 。(たぶん) ・・・実はオフラインでは、私は著備讃(第一変換マヽ)とほとんどしゃべったことがないのである。実は、最後に喋ったのはなんと、あの学校の合格発表の日。ああなつかしきかな。なつかしきひとはぽけもんをやりにけり。 帰り道、後輩や先輩に会うと姉が言うので私は先に帰ることに。そうしたら門に行く途中でK中学校の男子6人ぐらいを見てしまったけど、たぶん気づかれなかったはずだ。いや、わたしは気づかれてもああいう人々に声かけられるような人じゃないので。 地味に生きてきたの。これまでも、これからもね・・・。 こうして、久しぶりのあの学校での文化祭も終わった。わたしは、わたしはもうすぐテスト二週間前だ・・・。 おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.02 01:01:59
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