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カテゴリ:伝統こけし
『こけしを食う虫』平井敏雄氏は2017年に逝去されていた まだ入手していなかった『こけしの真実』もAmazonで注文した。
平井敏雄先生ご逝去 青葉こけし会会員である前に、セラミック研究では世界的権威でいらした平井敏雄先生、ご自宅療養中でしたが9月8日にご逝去されました。すでにご家族ご親戚で、お葬儀は終わっております。長期にわたって平井先生を支えたご家族のお邪魔にならぬよう、静かに心で手を合わせましょう。 こけしを心から愛し、著作の中には『こけしを喰う虫』2000(書肆ひやね)、『こけし」の真実―「子消し→こけし」は真っ赤な嘘』2009(金港堂出版部)などがありました。 語呂合わせで根拠もなく、こけしを忌み扱いする人たちにペンで立ち向かう勇敢な平井先生でした。白石の全日本こけしコンクールでは長年審査員をお勤めになりました。 例会に出ていらっしゃらなくなり、寂しく感じていました。 はっきりとした大きな声で、こけしの話をなさっているお姿は会員の心に刻まれています。 ご冥福をこころよりお祈りいたします。2017-09-14
【平井敏雄】(ひらいとしお) 1937年10月大阪市港区石田呉服町生まれ。1960年3月大阪府立大学工学部卒。1962年3月同大学院修士課程修了。同年4月東北大学金属材料研究所(文部教官•助手に任官)。工学博士 (大阪大学)。講師、助教授、ぺンシルバニア州立大学留学(1969〜1971年の2年間—文部省在外研究員) を経て、1978年4月東北大学金属材料研究所特殊耐熱材料学研究部門教授。現在、金属材料研究所附属新素材設計開発施設長、東北大学評議員。 専門は特殊耐熱材料およびファィンセラミックス。所属する8学協会において、理事、部会長、支部長、副会長などを歴任。文部省、通産省、科学技術庁、日本学術振興会などの各種委員会の委員および委員長。日本工学アカデミー会員、国際セラミックスアカデミー会員。 中国材料複合技術国家重点実験室顧問、中国武漢工業大学名誉教授、中国上海硅酸塩研究所客座教授を歴任。平成2年から全日本こけしコンクール審査委員。(『こけしを食う虫』著者紹介1991年11月現在) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月26日 02時04分09秒
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