![]() 広島県呉市、および倉橋島、江田島方面を中心としたキス釣りのページです。 瀬戸内という特質を活かしたキス釣りをメインに周年キスを追います。 俗に言う「数釣り」ではなく「キスとの駆け引き」がテーマです。 自身の思うところを貫き、決して一般論には迎合いたしません。 お気に召しましたなら、末永くお付き合いのほど、よろしくお願いします。 釣行記はコチラ・ 釣り場の様子
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![]() キスも7月末日にさしかかると、とりあえず一段落した感の強い釣りになります。7月20日あたりにピークを想定して動いてきましたが、ちょっと仕事のタイミングで機を逸してしまった。ワタクシが目をつけていた海域では、海の中はすでに小型のキスだらけとなり、正真正銘の夏のキスへとステージは切り替わったようである。 ただ、それはそれでキス釣り自体は楽しめるし、個人的にはキス釣りへのモチベーションが下がってしまうことはない。小型のキスも完璧な状態でリリースできないものは積極的に持って帰って食べる。だって、キス釣りの目的は何?・・・食べたいからじゃないの?少なくともワタクシの場合は、釣った後の「食」が美味しいと思えなければ釣りの意味はない。ゆえに、尺ギスとか26cmオーバーとか、そりゃ釣れれば嬉しいけど、私の中ではそれが目的ではない。「私は食べませんから」という釣り人もたまにおられますが、それはワタクシには全然理解できない世界です。食べないのに殺してどうすん?・・・みたいな。 ![]() さて、この日はチンタメバル8号の威力を試すことをテーマにやってみました。最近再びワタクシの中では「やはりこのハリがキス釣りにはベスト」・・・再ブームが訪れております。理由はいくつかございますが、最大の理由は、「小型が飲み込めない」ということに尽きるのでございまして、特に今のような小型が湧く時期には、なるべくリリースできる個体を多くすることにおいて、絶大な効果を発揮いたします。上の画像は18cmと12cmのダブルヒットですが、おわかりです?小型の方はハリを飲み込んでいませんが、18cmの方は2つハリを飲み込んでおります(ちょっとわかりにくいですが)。ベストなリリースって、本気で魚の研究してみないことにはわかりませんけど、個人的には水中で片手でハリが簡単に外せる個体ならば、リリース可能と決めています。画像の12cmは撮影のため陸揚げして手で触ったので持ち帰りましたけど。 チンタメバル8号の特性を簡単に話させていただきますと、17cmくらいから上のサイズなら普通に吸い込みますし、このハリ、吸い込んでキスが反転した瞬間に喉の奥の部分に完璧にフッキングいたします。竿を送り込んだり止めたりといった古典的なロッドワークは一切必要なく、完全な向こう合わせで問題なく掛かります。で、何よりいいのは、掛かったら回収の最中に外されることはまずないという点で、完璧なキープ力を誇ります。繰り返しになりますが、小型も掛かりますが飲み込んでいない状態で上がってきますから、片手でハリをもって水中でゆすってやるだけでリリースができます。もちろん、キープしたければ持ち帰るのも自由ですけど。 ![]() 釣果は10時くらいまでやってこんな感じです。10時以降は暑くて釣りになりません。早朝の釣りか夜釣りにシフトするのがよさそうですね。最大寸は23cm。小型も積極的に持ち帰りました。 ![]() これからの時期、キスの持ち帰りには特に気を使います。ベストな持ち帰り方を模索中ですが、ここ10年くらいは最低限、えらと内臓は〆た直後に必ず外し、そしてとくに胃液は完全に処理してクーラーボックスに入れるようにしております。こうしておけば、お腹が破れることはありませんので、1日おいて捌いたとしてもお腹周りがぜんぜんきれいです。最近はスーパーなどでキスを売っているのを見かけますけど、腹まわりが破れかかっているものがほとんどです。なぜそういう魚を売り物にするのか、ちょっとイラつきます。「キスは痛みやすい魚」というのは常識中の常識。 小型も全力できれいに背開きいたします。細かい骨も、サイズに関係なくすべてピンセットで抜き取ります。手間をかければ美味しくいただけるとわかっているから、手は抜きません。 ![]() 魚はどのくらい冷やすのがいいのか議論の余地はありそうですが、キスの場合、ワタクシは冷凍保存を原則としていますから、キンキンに冷やしてもいいように思いますので、海水氷につけ込む方法も今検討中→次回やってみたいと思っております。クーラーボックスめっちゃ重くなりそうですけど・・・ ![]() キス釣りのすべてのプロセスを全力で楽しもう!! |
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