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釣りキチsankonの釣り日誌

釣りキチsankonの釣り日誌

2007,5/23キス1
  

   広島県呉市、および倉橋島、江田島方面を中心としたキス釣りのページです。

      瀬戸内という特質を活かしたキス釣りをメインに周年キスを追います。

     俗に言う「数釣り」ではなく「キスとの駆け引き」がテーマです。
     自身の思うところを貫き、決して一般論には迎合いたしません。

  お気に召しましたなら、末永くお付き合いのほど、よろしくお願いします。

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  釣り場の様子
2024.07.25
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 画像はワタクシが昔初心者の頃購入した全遊動L型天秤です。当時は何の違和感もなく購入したのですが、今じっくりと細部を見てみると、実に粗末な作り。針金をグルグル巻きにしてL型を作ってあるだけ。これくらいなら自分でも出来るよなっ。



ということで、同じやり方で自作したのがこれ。L型ではなく直線型ですが、製作の原理は同じ。ワタクシが好んで使っているキス釣りの天秤がこの直線タイプ。理由はシンプル。キスのアタリがダイレクトなおかつ掛かりがすこぶる良好だから。このタイプの天秤…そのアタリの強烈さからミスフッキングが多いという意見も見受けられますが、ワタクシの場合は釣り方との相性が抜群で、ほぼ最初のアタリで一発フッキングいたしますし、バレもほとんどございません(かなり練習と試行錯誤しましたけど…)。昔は一時的ではありますが、強烈なアタリを確実にフッキングさせるため、クッション材を仕掛けに仕込んだりしていた時代もありましたが、アタリがスポイルされるのがいやなので、ワタクシの中ではクッション材という選択は廃れていきました。ひたすらノークッションでアタリを掛けることに特化した試行錯誤の結果、ハリの大きさを可能な限り大きくすることで、アタリと掛かりの両立が可能になりました。要は慣れること、つまり練習であろうかと思われます。ある一つの手法がうまくいかない時、考え方は大きく分けて2通りあるでしょう。ひとつは、「手法を(道具を)変えてみる」、もう一つは「そのやり方で上手くいくまでやり込む」。ワタクシが選択したのは後者だったにすぎません。前者という道も当然あったはずですが。これは完全に好みの問題。どっちにしたって、問題が解決しさえすればいいわけであります。



 長さはまちまちで見た目は悪いですが、きちんと機能してくれます。これとフロートシンカーとの組み合わせで先日釣行してきたのですが、通常のシンカーとの組み合わせとはちょっと勝手が違うという印象でした。うまく表現できないのですが、浮力が大きい分、仕掛けを咥えたキスに対して抵抗力が小さいのでは?という印象です。抵抗力が小さければ違和感なく食い込むのでは?と思われるかもしれませんが、これがかえって逆効果のように思います。抵抗が少ない分ハリ掛かりが悪いわけでありまして、ことフロートシンカーを使う場合、確実な「合わせ」が必要ではないか?といった印象です。よって、フロートシンカーを使う際には、キスが反転したと同時にスイープな合わせを積極的に入れるような釣りを心がけています。正しいかどうかまだわかりかねている段階ではありますけど。



 話しは微妙に変わりますが、「キスの前アタリ」についてちょっとだけ私見を。「違和感なく食い込ませる」という表現はよく耳にいたしますが、個人的には最初のアタリでもう食い込んでいるか、少なくともハリは咥えている、と思ってますから、最初のアタリで基本的にはいつも即合わせを心がけておりますし、それでほぼ確実にキスは獲れています。よく言う「前アタリ」という概念は持っていません。手に「コツン」と来たらそれはもう食っているということ。そうでないと「コツン」という魚信にはならないと常日ごろから思っております。それで獲れない個体もありますが、それは合わせのタイミングが遅かっただけ、と言い聞かせてるようにしております。つまり、自分の中でキスとの対峙の仕方に一貫性をもって、それに合わない個体は相手にしない、というスタンス。コレをやりだしてから、大きなキスのアタリを掛け損なうことがほとんどなくなりました。小さいのはハリが大きいために獲り逃しますけど、一応想定内です。その昔、PEラインが出始めた頃は、キスのアタリが強く出すぎて、よく「はじかれる」という表現を使っていましたが、最近ではその言葉も自分の中では死語になり、積極的に最初からどんどん掛けにいく釣りを展開し、恐る恐る釣りをしていた昔がうそのようにストレスフリーとなりました。パーフェクトとは言いません。自分が「こう!」決めたやり方を通すので、後悔がないという意味です。



 キス釣りとの向き合い方は、当然のことながら人それぞれ。どれが正解というものでもございません。自分が納得してやっていることですから、自分がそれで満足ならばよれでよし。釣りはレジャーですから、自分が楽しければそれでいい。釣りという遊びに自分なりの考え方を取り入れて楽しむだけ。これだけ無数にハリがあり、天秤があり、シンカーがあり、ラインがあり…という恵まれた?世の中ですから、一つの枠にとらわれず思い切って冒険をしてみるのも面白いと思うわけであります。

 さて、ここ数年ワタクシはキスの前半戦をほとんどここ広島県江田島市の深江というエリアに入り浸っております。その名の示すとおり、深い入り江を形成するこの場所には、キスのポイントが十数箇所点在しており、とても一年ではすべてを釣りつくすことが出来ないくらい、興味深い釣り場であります。基本的には2箇所くらい移動すれば、だいたい30~40匹程度、重量にして1.5kg~2kgのキスが上がります。がんばってもう1~2箇所足を延ばせば、3kgほど獲れることもありましょう。まあ、外海に面した広大なサーフに比べると足元にも及ばない釣果ではありますが、キスの漁獲量が激減しているという話をあちこちで聞く中、安定した釣果を常に恵んでくれるワタクシのホームグラウンドです。自宅から1時間以内で行けて、磯歩きが楽しめて、年中飽きない遊び場がそこにあります。しかも歩かなければ釣りにならないという難易度の高さが人を寄せ付けない。健脚向きなので、年齢を考えると、ここで遊べるのもあと数年でありましょう…名残惜しいですが。

 自作の直線型天秤とフロートシンカーと大バリの組み合わせを実験するべく、7月某日ここ深江に行ってきました。そのときの動画をYouTubeの方にアップしてございますので、ご興味のある方はご覧になってくださいませ。この日はとてもイージーな釣りになりましたが、これは例外的釣行です。

​釣りキチsankonの釣り日誌13​​





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最終更新日  2024.07.25 10:24:22
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