知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎
浅井建爾著を読了しました。
Amazonでたまたま見つけて気になっていた本でしたが、
今日本屋に寄ったら目に留まったので、
思わず買ってしまいました。
いわゆる雑学の類ですね。
古の日本書記の時代からの行政区分だった五幾七道から、
江戸幕府時代の藩、
明治維新での廃藩置県の経緯など、
さまざまな境界線の歴史を教えてくれます。
21世紀の現代において、
県境がハッキリ決まっていないところが沢山ある
という宣伝文句にひかれてしまいました。
北方四島や竹島、尖閣諸島などの国同士の領土問題があるのだから、
まあ、自治体同士の境界線に問題があっても不思議ではないですね。
確かに。
しかし、様々な県境の成り立ちを読むと、
国内の自治体同士の問題ではありますが、
深刻な地域間の対立を抱えているという事実に驚きました。
富士山の山頂も未確定地域の一つだそうです。
つい数年前に平成の大合併ということで
沢山の自治体同士の合併がありましたが、
長い歴史からみれば珍しい話ではないんですね。
意外でした。
東京都や大阪府がなぜあんなに小さいのか、
初めて知りました。
おすすめです